「あふぅぅぅぅぅ… いい… いいわ、素敵よ、ああ、もっと… もっとぉぉ ぉ… 」 二人目の男の律動に合わせて、美咲は淫らに尻を振る。最初の男に火を付けら れた女体の暴走は止まる所を知らず、男根を迎え入れた蜜壷は妖しい蠢動を繰 り返して陵辱者の射精を誘う。美咲が意識してはいないのだが、潤んだ媚肉は 受け入れた肉棒に絡み付き、勝手に収縮を繰り返す。 「くぅぅ… こいつは… たいした絞まりだぜ」 思いもよらない峻烈な肉の輪の絞まりに耐えかねて、二人目の男は奥歯を食い しばり呻いている。不快な臭気の渦巻く場末のクラブの便所である事も忘れて 、男は美咲の腰をしっかり捕まえると猛然と突き上げを続けて行く。 「あぁぁぁぁ… そんなにされたら、また… あっ… あっ… あぁぁぁぁ… 」 「ふぅぅ… たまんねえよ、良い味だぜ。これが評判のミーの名器ってヤツだ な? 一度犯ったらやみつきに成りそうだぞ」 せっかくの男の賛美の言葉も、今の美咲の耳には届かない。クスリで増幅され た快美の奔流に巻き込まれた美女は、荒い呼吸を繰り返し、その合間に獣を思 わせるうなり声を噴き零す。もう、二人の性行為を覗く傍観者等の視線も一切 気に成らない。汗で汚れた伊達眼鏡の奥で見開かれた目は焦点を失い、溢れた 随喜の涙が頬を伝って滴り落ちている。 「凄いな、噂には聞いていたけれど… 」 最後の傍観者が、感に耐えないと言った様子で言葉を絞り出す。己の赤銅色の 肉棒が、深々と美女の秘裂を押し開く光景を見ていると、もう何も考える事が 出来ぬまま、陵辱者も一気にスパートを掛けて行く。 精液便所扱いされる女の哀れな境遇を、まったく無視した男は、牡の本能の趣 くままに、ひたすら情念をぶつける律動に満進する。だが、そんな自分勝手な 性交なのに、美咲は明らかに快美を貪り裸身は男の突き上げにあわせて淫らに うねくっている。 「いい… いいの… もっと、もっと犯ってぇぇぇ… 」 弁座の蓋の上に尻餅を付いた不自由な体勢にも関わらず、彼女は男におもねる 様に腰を振り、頂点を目指して快美の階段を駆け上がる。不意に美咲の中で男 の一物が膨れ上がった次の瞬間に、再び白濁汁が女陰の中に噴出して、それが 引き金と成り彼女は立て続けに絶頂に至った。 「おい! 終わったんだろう? ほら、さっさと代われよ」 「わかっているさ、そんなに急かすなよ。ガッつかなくても、可愛いミーちゃ んは逃げたりしないさ」 思う存分に美女の中に精を注ぎ込んだ二人目の男は、ようやくに余裕を取り戻 してゆっくりとズボンを引き上げる。その時、トイレの入り口のドアが開き、 新手の若者が数人闖入して来た。 「ひゅ〜! もうミーもキヨエも、ノリノリじゃんか? 」 「なあ、ミーは空家なのかい? それならば、オレが… 」 新手の勝手な言い種に、待たされていた3人目が血相を変える。 「馬鹿言うな! 次はオレの順番だ! 」 彼は着衣の乱れを整えている2人目を押し退けると、猛然と美咲に挑み掛かる 。もちろん、クスリのせいで理性が麻痺している美女は抗う様子も見せない。 先の二人に蹂躙された汚れも関係無く、3人目の男が後から来た連中に獲物を 横取りされない為に、濡れた蜜壷を一気に貫いて行く。 「ひっ… ひぃぃぃぃぃ… きつい、そんなに、ああ… ひどい… でも、あ っ… あっ… あぁぁぁぁぁぁ… 」 続けて3本もの肉棒を押し込まれて、さすがに美咲の悲鳴にも疲労の色が滲み 出る。だが、疲れ切っているはずの美女の女陰は貪婪で、割り入ってくる肉棒 にねっとりと絡み付き、男の芯を蕩かす様な締め付けを見せている。その甘美 な味わいに幻惑されて、3人目の男も、低い唸り声を漏らしながら荒々しく腰 を振り立てた。 「くぅぅぅ… たまらねえぜ、これが噂のミーの名器かよ! 」 「はぁぁ… 激しすぎるぅぅぅぅ… あひぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」 切な気な悲鳴を張り上げる美咲だが、与えられる峻烈な快美に翻弄されて、3 人目の男の成すがままに責められている。もう彼女には相手が誰なのか? ま ったく判別出来てはいない。 目の前の光景が歪み、白い靄の中で汚れた便所の個室の壁が揺れている。大火 と化した官能の炎に灼かれた美女は、だらしなく股を開いたままで桃源郷を彷 徨っていた。だが、そんな負けっぷりを見せる美咲の肉壷は、相変わらず鮮烈 な締め付けを繰り返して、3人目の男の射精を促している。 「くぅぅぅぅ… もう、たまらん! 糞! 」 先に二人の陵辱者による性行為を見せつけられていた事から、3人目の限界は 低かった。美咲の細い腰を両手で捕まえた男は、ひときわ深く突き上げ抉った 瞬間に、あっけなく崩壊の時を迎えてしまう。 「ひっ… ひぃぃぃぃぃ… 」 短時間に3匹の異なる獣の精液を注がれた美女は、汗の浮いた裸身を痙攣させ ながら、またもや絶頂に追い上げられていた。 「ほら、代われよ、後がつかえているんだぜ」 4人目の存在を示す声を、どこか遠いものと感じて聞きながら、美咲は今夜は 何人に射精を受け止める事に成るであろうか? と、漠然と考えていた。
「ほら、ミー、起きなよ。もうすぐ昼だよ」 人気の絶えた真っ昼間のクラブほど、見窄らしい場所も少ないだろう。朝方ま で繰り広げられた週末のドンチャン騒ぎが嘘の様に静まり返ったフロアは何と なく廃虚を思わせる有り様だ。店内の隅のソファに身を横たえていた美咲の裸 身には、申し訳のように大きめのバスタオルが掛けられていた。掃除を終えた バーテンに肩を揺さぶられて、彼女は物憂気に目を覚ます。
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