桃原美希子 (2009年11月19日(木)21時18分42秒)
■アニトさま■
久々に2本同時の書き込みです。
というか「男になってみませんか?」がなかなか進まないので
エッチ系の物語も書きたくなったのでございます。
本格的に寒くなってまいりました。
今年はニーハイブーツが流行るとかでさっそく穿いている女性を見かけました。
かっこいいって思っちゃったのでした。
なので、どうやって買おうとかいつ履こうとか空想するのですけれど
具体的なイメージが浮かびません。
購入管理がたいへんだし似合わないから止めておきなさい
という天からのありがたい忠告でしょうか。
インナーをいろいろ楽しむことができるので冬は冬で楽しい季節なのです。
■蒼井優子さま■
オナニーのときに声を出すと感じると教えてくださってのはアニトさまで
絶叫系マゾヒストとまではいきませんけれど
ワタシも「独り言系オナニスト」なのでございます。
■櫻匡子さま■
お久しぶりでございます。
匡子さまが書かれる物語のように
「雰囲気」を書きたいといつも思っているのです。
でもなかなか上手くいきません。
あらためて3つの物語を読ませていただくと
こういう時代も体験したかったなあと感じます。
あっ生まれてはおりました、まだ女装娘じゃなかっただけで。
「新しい土地の出会い」も楽しみにしております。
=== オカシな関係 ===

その日僕らはベロンベロンに酔っ払っていた。
世界は自分を中心に回っていると思っていて、体力は有り余っていた。
にもかかわらず酒の力を借りなくてはできないことが多すぎた。
バイト先での人間関係と安い給料、実家の親の大きなお世話と
アパートの大家の小言と学業の問題にも若干の問題はあった。
だけれど一番の問題は女子との関係だった。
なぜなら僕小倉亜月も九里霧圭希も彼女をいない歴20年なのだ。
慰めでいうわけではないけれどお互いにモテないタイプではないと思う。
事実中学高校時代の僕は仲のいい女子が何人もいたし、
部活中に慕ってくる下級生女子もけっこういた。
彼女ができなかったのはモテ期を謳歌しすぎてしまったせいかもしれない。
1人に絞りきれなかった、と言ってもいい。
同じ大学に通う圭希はというと
仲が良すぎる親子関係が原因ではないかとうすうす思う。
僕と違って地元育ちで母親との二人暮らし。
とはいっても母子家庭というわけでなく
海外単身赴任中の父親と半年ほど前に結婚して家を離れた姉がいる。
広い家に2人だけなのが理由なのか僕はよく夕食に誘われる。
一説には圭希の母親が僕に惚れているという話だ。
なんてことを当の母親が笑って言うのだから上がりこみやすい。
僕にしても酔って帰って何にもない部屋よりも
食事とお風呂と会話のすべてが暖かい方がありがたい。
ともかくそのとき僕らはムラムラと欲情もしていた。
べつだんアダルトDVDなど見なくても
いつでもどこでも勃起できるほどのスペルマグマを溜めながら
酔った勢いで買った中古アダルトDVDを2人で見ていた。
圭希の部屋は2階にあって広く余計な音は階下には届かない。
だから安心して僕はソファベッドに横になり、
斜め前でソファベッドに背を押し付けるようにして圭希は床に座り、
お互いに目を合わせないようにテレビ画面に見入っていた。
酔いとエロ。
男はいつも両方を、少なくとも一方は手に入れたがっている。
たしか圭希が先に言ったのだと思う。
「手こきしあわない?」
モニター画面の中では駅前のコンビニでときどき見かける女性に似た女優が
男優の股間に頭をうずめて上下に振っていた。
ジュボジュボジュボジュボと卑猥な音が響いている。
テコキ?!!
僕のチンポコはジーンズの下で勃起し行き場をなくしていた。
早く位置を変えるか解放しなければ引きつって痛いほどだった。
「バババババカ言うなよ、男同士じゃん」
むせ返りながらどんな顔でそんなことを言うのかと覗き込むと
部屋着のジャージに着替えた圭希の股間は見事に膨らんでいた。
「ぼぼぼぼくだってどうかと思うけど
このまま見続けてたら我慢できなくなっちゃわない?」
「だからって一線越えちゃいますか?」
「一線っていえば一線なんだけど触るくらいいいんじゃない。
だってアソコも皮膚の一部なんだし、さっきシャワー浴びたでしょ。
それに自分のチンチンはきれいで他人のは汚いってへんでしょ。
みんな自分のチンチンは汚くないって思ってるわけだから」
「彼女いない歴20年でついにそこまで悟ったか」
「亜月は気持ちいいことに興味ないの?」
「ないことはないどころか……ある、ありすぎるほどある」
「だったら自分以外の手でしてもらったらどうなるか知りたくない?」
「それが男の手でもか?」
「目を閉じて女子にしてもらっていると思えばいいんだよ」
なにを簡単なことのように言っているのだ、コイツは。
と口に出す間もなく圭希は座ったままジャージをベロリンと膝まで下げた。
パンツまで一緒に下げたものだから
勃起したポコチンがピコーンと勢いよく飛びはねる。
「待て待て待て、僕はソレを触るつもりはないぞ」
「わかってるよ、だって亜月だけ脱ぐんじゃ恥ずかしいでしょ。お付き合い」
そう言って圭希は初めて振り返って僕を見た。
顔の高さと位置にちょうど僕の下半身がある。
さらに圭希は身体をよじり、ジーンズの上から触ってきた。
「ほらやっぱり亜月だってパンパンじゃない」
その手がファスナーに沿って上下に動く。
「そ、そりやそうさぁこんなの見てちゃあ」
僕は何事も起こっていないかの振りをしてテレビ画面に集中した。
今度は男が女の股間に顔を密着させていた。
たとえば凸は全体像が一目瞭然だけれども
洞窟ともいえる凹はその中になにを潜ませているかわからない。
得体がしれないという意味では男性器より女性器のほうが不気味だ。
分泌液もあるというそんなところをよく舐められるなあと思う。
ってなことを僕が気にしてどうなる、しかも今!
などと考えている間に……。
こらこらこらっ、おぬしは本気で触ろうとしているのだな。
ヂヂヂヂヂヂヂヂとファスナーが移動する音がした。
もぞもぞと開いた窓から手が入り込む。
薄い布地一枚を隔てて圭希の指が感じられた。
他人のパンツの状態がどうなっているかを知っている奴なんていないと思う。
自分のものではない指が不器用に動きまわる。
まったく新鮮な快感だった。
だから……
「あっ!」
それだけで僕はパンツの中にスペルマグマを放出してしまった。

▽ ▽ つづきますぅ ▽ ▽




アニト (11月21日(土)00時54分59秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
《2本》でも何本でもみなさんの空想力を刺激してあげてください。
《エッチ系》とならばなおさらです。むはは。
女性はどうしてああも「不自由」をいろいろ身につけたがるのでしょう。
「男を喜ばせるため」と言った友達の言葉を信じることにしているのです。
ですからどうしても理由が必要であれば
わたしを思って《ニーハイブーツ》を手に入れ履いてください。
そうしたらお気に入りの写真を送ってください。
ほら目標ができたでしょ。




桃原美希子 (12月8日(火)17時19分33秒)
■アニトさま■
サンダルとかパンプスくらいでしたら足裏のサイズを確かめて
誰も見ていない隙にサササッて履いてみることができるんですけれど
ブーツとなると、ましてニーハイブーツでは
失敗した場合の大きなリスクを考えると購入の決断ができません。
しばらくは憧れだけにとどまりそうでございます。
代わりの写真をお送りしますのでもうしばらくお許しくださいませ。
アニトさまに喜んでいただけるならと
ちょっと身動きが不自由になるアクセサリーをつける予定です。
まだ計画段階なのですけれど
久しぶりの一人撮影会にワクワクしています。
■櫻匡子さま■
「新しい土地の出会い」にあかやって、
知らない土地の出会いなんてしてみようかと
女装セットを持って旅行しちゃおうかしらんとも考えるのですけれど
映画館とか発展場はとても恐くていけそうにありませんし、
下着女装で女性が接してくれるお店なら可能?と計画しております。
もしかしたらリアル体験談が書けるかもしれません。
って、だんだんと空想ネタがなくなっています。
体験のある匡子さまをうらやましく思っているのでございます。
=== オカシな関係2 ===
その後2週間ほど圭希と会うことはなかった。
ちょうどレポートの提出期限が迫っていたためで
別に気まずいからという理由ではない……と思う……ようにしている。
『亜月が来ないとおふくろが寂しいって言ってるんだよね。
今夜はすき焼きだって。来ない?』
メールも久しぶりだった。
『バイト終わったら行く。食い尽くしてやる〜』
そう返事をした通りにお腹をはちきれんほどに満たし、
それまでのように圭希の部屋で休んでいくことにした。
つけっぱなしのテレビはつまらないドラマをやっていた。
「他になんかおもしろいものはないかなあ」
僕としては退屈まぎれにあまり意味もなく言ったつもりだった。
が圭希はすこし恐縮したように肩をすくめてチャンネルを変えて
どれもおもしろそうでないことを見るとスイッチを切った。
「エロいのは雑誌くらいしかないよ」
そう言ってベットの下から雑誌を取り出す。
エロくなくてもよかったのだがまぁあって困るものではない。
あくまで退屈しのぎといった感じでパラパラとページを開く。
エロいじゃないか、エロいエロすぎる!!
可愛い娘やら大人の女性やら制服やら半裸やら
飛び散るしぶきは汗かマン汁か!!
ペロペロチャバチュバズルズルバコバコと音さえ聞こえそうなエロさだ。
「あいかわらず元気だねー亜月は」
いつもと同じ位置の陣取りで、僕はベッドに寝そべり
ベッドに背をつけて床に座っている圭希が覗き込むように言った。
恥ずかしながらすでに股間は膨らんでいた。
「してあげようか」
「えっ、なにを?」
「また亜月をイカせてあげるって言ってるんだよ。
そのかわりイクときはちゃんとイクって言ってね」
「おおすまん、突然だったからなあ〜、あはは……
ってそうじゃないだろ。この前のことは忘れて……」
「あっ忘れちゃうんだ」
「だって男同士だぞ。圭希はなんとも思わないのか?」
「思わないこともないけどやってみたらそれほどすごいことでもないと思った。
罪悪感があるとか悩んだり落ち込んだりするとか想像するじゃない、
でもそんなことぜーんぜんなかったし」
「そ、そうなの?」
「うん。……でもこれ相手が亜月だからだよ、きっと。
それに家に来てお風呂に入ったし、その後トレイには行ってないし」
「おいおい、そういうところを見てたのか」
などという会話の間に圭希の手が伸び僕の股間をまさぐる。
チチチとファスナーが下がる音がする。
「僕のナニを触って何がうれしいのだ?」
「亜月が悩ましげな顔をするのがおもしろいの。気持ちいいんでしょ?」
「ううう、だったらしない、感じない」
「そうかなぁ」
指先がパンツの中にまで侵入してきた。
ベッドに仰向けに転がった僕の下半身に
ベッドの下から身を乗り出すようにして圭希が覆いかぶさる。
その姿はどう見ても男だ。
「うーん」
「どうしたの?」
「やっぱり男同士だなあと思って」
「いやかな……そうだ待ってて」
そう言うと圭希は立ち上がって部屋を出て行った。
数分後、部屋に入ってきたときには金髪のショートボブで
長袖のセーラー服姿になっていた。
「どどどどうしたのそれ!」
「姉貴の」
そう言って短いスカートを揺らしながら
ドアの横にあるキャスターつきの姿見をベッドのそばに移動させる。
「はい、ここに座って」
ポンポンと叩くそこは鏡の真正面だった。
自分の姿が写っていて、その前の床に正座する圭希。
「これでどう?」
鏡の中にはベッドの端に座る僕と女子高生の後姿があった。
なんていう設定だぁ、すごすぎるぅ〜!!
「どうなのさぁ?」
言いながら女子高生、じゃなくて圭希は僕の股間を激しくすりすりした。
「ま、なんか変な感じ」
「変って?」
「ほんとに女の子にしてもらってるみたい」
「してもらったことないくせに。こんなに張っちゃって痛いでしょ」
ベルトを外されファスナーを開けられズボンとパンツも下ろされる。
もしかしてもしかしてもしかしてもしかしてもしかしたら…なんて考えて
昨日2回オナ放出したからそう簡単にはイカないぞ。
って僕はまたまたなにを考えているんだ!?
高まる刺激を押え込むために理性を振り絞って質問を繰り出した。
「セーラー服、前にも着たことあるの?」
「うん」と金髪ショートボブがうなづく。
あるって! セーラー服を?
僕の最大限に膨らんだちんちんを
圭希の手が包み込むように上下運動している。
うううっ、すごく気持ちがいいっ!!
「何回も?」
今度は声はなくうなづいた。
セーラー服なんか着て何をしているんだと訊こうとしたとき……
あっ、うそっ!!!
すっと股間に近づいた圭希の口が僕のちんちんを咥えた。
「わっ、いいの?」
何度も何度もうなづいて……いるわけではなく
それがフェラチオってやつだと気がつくのに数秒かかった。
自分の身におきていることが信じられず身動きできない。
だからよけいに快感はますます強まって全身を駆け巡る。
「圭希、なんかすごいいいいよ」
思わず声が出てしまった。
と圭希がやけに張り切って頭だけでなく腰を振り出す。
はふはふはぐはぐふぐふぐはぐはぐあぐうぐっ。
僕のチンチンを咥えこみながらも圭希の息が荒くなっていた。
見れば右手はスカートの中に入っているようだ。
「イッちゃいそうだよ、圭希、離さないとヤバイよ」
なぜか圭希は首を横に振る。
「無理だって、我慢できそうにない、出ちゃうよ」
それでも圭希は僕を離そうとしなかった。
自分でするのとは違う自制のきかない快感の高まり。
ぐちゅぐちゅじゅくじゅくじゅるじゅるるるるという卑猥な音と共に
ずんずんずんと何かが身体の中心から沸き上げてきた。
「あっ、イ、イクっ。イクよ、出しちゃうよ、イクイクっ」
なにがなんだかわからなくなって僕は圭希の口の中で果てた。

▽ ▽ つづきます ▽ ▽




アニト (12月9日(水)23時56分09秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
首尾よくお気に入りのアイテムを手に入れても
翌年も世間に残っているかどうかわからない流行の早さは
エコエコと叫ばれている今(エロエロじゃありませんよ)
ムダが多すぎると気になりますね。
《憧れ》にとどめておくのも
いつまでも《ワクワク》できる方法の1つでしょう。
どうにかして美希子さんの《1人撮影会》に参加できればと願うのですが
よかったらこちらの「複数撮影会」でモデルはいかがですか。




桃原美希子 (12月28日(月)17時08分10秒)
■アニトさま■
今年も残りわずかになってしまいました。
今年の一字は政権交代などもあって「新」とのことですけれど
ワタシ的には実生活ではそれほど新しいことはなく
かといってそんなに悪いこともなかった普段と変わらぬ一年でした。
女装生活の方でも大きな変化はありませんでしたけれど
今もコンスタントに書き込みができまていますので
そのことが良かった年だったんじゃないかという気がしています。
物語を書くことと女装は趣味です!とはけして大きな声ではいえませんけれど
小さな声でもそう言えることがうれしかったりするのです。
もっとも趣味は他にもいくつくかあるのですけれど。
物語の方は2本同時書き込みと欲張ったせいで
両方共に今年中に完結できそうにありません。
これから年末にかけて忙しい日が続きますので最後の書き込みになります。
来年もよろしくお願いいたします。
■蒼井優子さま■
実はワタシも今年の初め頃に困りごとがあったのですけれど
時が解決してくれたところがありまして乗り切ることができました。
やっぱり困りごとがあれば物語を考えることもままならず、
でもそうなると余計に書きたい書かなくちゃなんて焦ってしまいました。
来年もよろしくお願いしたします。
■櫻匡子さま■
もしもワタシにも初体験の機会が訪れたなら
できれば経験豊富な人にお願いしたいと思っちゃいます。
素敵な出会いと体験がうらやましく感じるほどの
「新しい土地の出会い」なのでございます。
ますます妖しくエロチックになってドキドキしながら読んでいます。
来年もよろしくお願いしたします。
=== オカシな関係3 ===
前回はあまりに予想外で、突然で、初めてのことだったから
どうしていいのかわからず挨拶もせずに圭希の家を飛び出した。
だから圭希ママが心配して夕食に誘ってくれたんだという気がする。
とはいえこれまでにもしょっちゅう誘いはあることだから
何も知らない可能性だってのかもしれない。
人が何を考えているのか知る方法があったらいいなと思う。
でもそんなことができるなら圭希ママより先に圭希の気持ちが知りたい。
なんてことを興奮が収まった頭で考えていたら
「今日は泊まっていけるよね」
気まずい雰囲気が忍び寄らないようにか圭希ははにかんだような顔で言った。
そのつもりだった。
「無理しなくてよかったのに」
圭希は僕の精液をゴクリと飲み込んだのだった。
「ううん、無理なんかしてないよ」
「そうなの?」
セーラー服を着ているからか圭希はしゃべり方まで女の子のような感じがする。
「こういうこと、よくしているわけ?」
「誰にするのさぁ、はじめてに決まってるじゃない」
「なんか慣れているように見えるからさ」
「うっそぉ、どこがなのよぉ?」
「着こなしっていうか、仕草っていうか」
「あ、このことね」
圭希はセーラー服のリボンをつまんで笑った。
「なんだと思ったのさ、へへへっ」
いつもの男同士の友達関係に戻りつつあると思いながら
一方で女装した圭希に萌えている自分を感じた。
「もうこうなったら白状しちゃうけど
ときどき姉貴の服を着て1人エッチすることがあるんだ」
「どんなふうにするわけ?」
「そんなこと言わせるわけ?」
「当たり前だ、言わなきゃもう夕飯食べに来てやらないぞ。
さあさ、女装してどんなエッチをしているのだ」
「あれ〜、おやめになってぇ〜」
圭希は両手を胸の前で合わせて身をすくめた。
僕が何にもしてないというのにだ。
こういうノリの良さが僕たちの関係ともいえる。
「うりうり、言わぬか」
いつの間にか僕は好色悪代官だ。
「女装はいたしますがオナニーはいたって普通にアソコをシコシコと……」
「なんだそうであったか」
「そうであったかっていかがなことをご想像してたわけ?」
「そのぉ…なんだ、女の子みたいに受身で……」
「僕、お尻じゃ無理だからね。
……他のところなら亜月がしたくなったときいつでもしてあげる…」
「だったらさそのときだけでも洋服は女の子になってもらっていい?」
「そのかわりもっと家に遊びに来てくれる」
「ああいいよ。で、も1回確認するけど、……することに抵抗はないの?
口でしたり飲んだりとか。へんな味しない?
「だって亜月だもん。ピクピク元気だしそれにイクとき目を閉じて可愛いいし」
「なんじゃそりゃ。へんなこと見てるなよ。女装もいいわけ?」
「女の子の服着てた方が亜月は萌えるんでしょ。
他にもスーツとかワンピとか水着なんかもあるからいろいろ着てあげるね」
「わぁお! いいんだろうかそんなの」
「いいんじゃない、しちゃいけないっていう法律はないし、
誰かに迷惑がかかるわけじゃないんだから。
それに僕たち付き合うっていうんじゃないよ。
亜月は同性愛者じゃないでしょ?
もうこうなったら遊びの延長っていっちゃうと変だけど
1人より2人の方がいろいろなことができて知恵も出るじゃない。
将来彼女ができたときのために練習しておくなんてどう?」
「すごい考え方してるな圭希は」
「亜月は女装したことある? 男同士でしたことある?」
どちらも経験がないからここはきっぱりと否定しておかねばならない。
「女装をしたことはないし男同士もないよ」
でも実は僕にも秘密はあるのだ。

▽ ▽ つづきます ▽ ▽




アニト (2010年1月5日(火)00時08分42秒)
桃原美希子さん、あけましておめでとうございます。
美希子さんには昨年中もまたたくさんの書き込みをしていただきました。
どの物語も素晴らしく、笑い、欲情し、考えさせられたりで
そうした発想や思考をどこから得ているのだろうと感心します。
《趣味》とは小さいことの積み重ねだと考えます。
《大きな変化》はなくとも、長く続けていくことで
昨日よりもすこしずつでも進化していくこと変化していること、
そしてそれを確認する楽しみが趣味ではないかと考えるのです。
《小さな声》も集まれば大きな声になります。
今年もよろしくお願いしますね。

皆さん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。




桃原美希子 (2010年1月14日(木)17時05分00秒)
■アニトさま■
映画「アバター」3D版を見てまいりました。
アニトさまのお言葉通りホントにすごい!すごすぎ!でございます。
始まってすぐに3Dの奥行きに驚いて、極彩色に見とれ、
アバターの動きの滑らかさに目を見張ってしまいました。
なんといっても映画全体が持つ世界観に感動でした。
でもストーリーは古典的なのでございますね。
ようは描き方なんだとなんだかすごくうれしくなりました。
これからもいろいろなパターンでボーイ・ミーツ・ガールならぬ
女装娘・ミーツ・男性や女装娘や女性を書いてみたいと思います。
■真理さま■
うっひゃ〜、ほんとうでございますかぁー、なのです。
もちろんハッテンバの映画館へ行かれる
女装娘さまがいらっしゃるのは知っておりますけれど
「成人映画館体験報告」のような形で行かれるなんて
すごいといいますかうらやましいと申しましょうか。
また体験記お願いいたしますぅ。
■櫻匡子さま■
「新しい土地の出会い」完結でございますね。
本当にドキドキしながら読ませていただいておりました。
考えてみるとワタシが何をしているにかかわらず
どこかでのデートをしている人がいたり女装サロンがにぎわっていたり
ラブホテルの一室が埋まっていたりするわけですよね。
そしていつなのかわかりませんけれどワタシがなにかをしていたときに
匡子さまは新しい土地でそういう出会いをされていたなんて
とっても不思議な気がいたします。
次の純女さまとのお話も楽しみにしております。
=== オカシな関係4 ===
あれは確か小学生の高学年の頃だと思う。
トイレで大用をしたあとウォシュレットの水圧が最大になっていて
お尻の穴に突き刺すような刺激を感じたことがあった。
そのときは驚いて終わっただけだったけれど
中学生になってインターネットで「洗腸」というものがあると知ってから
僕は便秘気味になると密かにそれをするようになった。
うーんと息を止めていきんで、開いたお尻に水流を突き入れる。
たいていは次のいきみで水と共に便も流れ出たのだけれど
それでも出ないときには何度も洗腸を繰り返して刺激を与えてみたりした。
排便後の緩くなったお尻の穴にはけっこうすんなりと指が入ることも知った。
はじめは興味半分で1本だけだった指はそのうち2本になり3本になる。
トイレの中で長く無理な体勢でいると指や腕が疲れるため
細めのドライバーを持ち込んだりもした。
自分以外にこんなことをしている人がいるのかなあ、
もしかしたら自分は変態なのかもしれないと悩む一方で
オナニーの一環としてアナ○○ンコ愛撫もやめられなかった。
お尻でムズムズとした気持ち良さを感じ始めたのは高校一年の頃だ。
それが何かを確かめたくて形状が似ていれば何でも差し入れ突き入れた。
でも当時はまだ最終最大絶頂は射精だった。
そうこうしているうちに受験のシーズンになり、
しばらくはちんちんをシゴくだけの普通のオナニーに戻った。
大学に受かって1人暮らしを始めて半年もすると生活にも学業にも慣れた。
家族の目がないアパートの部屋では自由にオナニーができた。
アルバイトをするようになって仕送り以外のお金が入り、
初めてアダルトショップに行ってみた。
『ピンクブレイン』というその店で吸盤付きのアナルディルドゥを買った。
床に立たせて馬乗りになったり冷蔵庫に貼りつけて
立ったまま背後から突き上げたりといろいろな体位でしてみた。
足先からなのか身体の内部からなのかわからなかったけれど
いつもと違う感覚がやってきたと感じたのは今から半年ほど前だった。
痒いところにもう少しで手が届きそうで正確にはどこだか判らない
そんな感覚に僕は椅子の上に立たせたティルドゥの上で激しく身体を振った。
違う違うそこじゃない、もう少し奥もうちょっと手前、あとすこし……
ムズムズムズとした痺れが身体全体に広がって……
あっ、そ、そこ! なに? と思った瞬間に何かがはじけた気がした。
射精したわけでもなかったのにそのあとしばらく動けなかった。
そんな感覚がオナニーの5回に1回あり3回に1回になり
やがて僕はアナ○○ンコでイケルようになった。
今ではチンチンに刺激を与えなくても射精することがある。
どちらかといえば射精の方がおまけ的になったくらいだ。
ディルドゥは細いものから始まって
最近では一般的な男性器よりも少し太いくらいのサイズを使っている。
物理的に考えれば生身の男性器でも受け入れられると思う。
だけれども…とときどき考える。
僕は同性愛者じゃない。
だから男の人が好きとか男同士で何かをするつもりはさらさらない。
アナ○○ンコオナニストとでも呼んでくれ、と言いたいところだけれど
誰かに宣言することは一生なくて完全に一人の世界のお楽しみのはずだった。
……さっきまでは。
考えてみればそういう人ってけっこうたくさんいるような気がする。
男同士というのではなくてもモノフェチだとかマゾっけがあるとか。
人には絶対言えない性癖。
圭希だってそうだったはずだ。
でもどうして打ち明けたのだろう、
少なくとも今日までは言わなかったか言えなかったのに。
ならば僕も……
「どうしたの?」
セーラー服姿の圭希が小首をかしげて下から覗き込んできた。
こうなったら圭希が言うように
遊びの延長としてエッチをするのもありなんじゃないだろうかと思える。
男の格好の僕とセーラー服姿の圭希が結合しているところを空想してみた。
でも入れているのは圭希で入れられているのは僕だ。
男同士で好きって感情が入っちゃうと同性愛になっちゃうけど
お互いのオナニーの手伝いだと割り切れば……割り切れるかな?
ともかく相手が誰あろう圭希なら許せる。
「女装をしたことはないし男同士もないよ。
でもさ、こうなりゃ正直に言っちゃうけど、
あれは確か小学生の高学年の頃だと思う。トイレで……」

△△ おわり △△
あとがき
性行為や性癖に関する秘密はどなたにもあるんじゃないかと思うのです。
たまたま小倉亜月くんと九里霧圭希くんは告白しあっちゃいましたけれど
夫が単身赴任中の圭希くんのママにもときどきは性欲が高まる日があって
そのときどうしているのかは誰にも言わないでしょうし、
ご主人はご主人でどこかの街の女装スナックに入り浸っているかもしれません。
半年前に結婚した圭希くんのお姉さん夫婦も
どんなセックスをしているかお互いの家族も話しません。
自分も含め多くの人がしているセックスやオナニーなのに、
みんなで秘密扱いしているのでございます。




アニト (1月16日(土)00時15分16秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
「オカシな関係」完結おめでとうございます。
むはは、たしかに名前もオカシな2人の関係ですね。
女装世界に足を踏み入れて10年と少しになるのですが
リアル世界の知り合いに「実は・・」と告白されたことはまだありません。
が、実はストレートではないのではないか?
と考えられる知り合いがいないでもないのです。
とはいえ確かめる方法はなく、仮に先方から告白されたとしても、
ならば「実はわたしは『空想デート』のアニトなのです」と
打ち明けることはたぶんしないだろうと思います。
結局《秘密》は保たれたまま過ごすのが安心なのですね。
一方で《オカシな関係》のような関係者ができたら
おもしろかろうともおおいに思いますよ。
『アバター』ねっ、すごかったでしょ。

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