はじめから読む

門倉歩惟 (7月25日(日)10時02分13秒)
■アニト様へ
え〜アニト様も弾けていらっしゃるんだぁ
あそこがってわけじゃないですよね(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 ご主人様 】(9)
建築物の設計や構造計算に携わってる私の勤め先は服装もかなり自由だし、
就業時間もノルマだけこなせば自分で調整できるんです。
在宅の社員も何人もいるので事務所にいる社員もまばら。
携帯のメルアドをお伝えしてからは一人暮らしの家だけでなく、
仕事場にもご主人様のメールでの指示が届くようになりました。
”今身に付けてるショーツとブラの写真を送れ”
ご主人様の指示で仕事先でもセクシーな下着を身につけてます。
ただ通勤時の混雑した電車で不意に勃起して痴漢騒ぎになっても困るしと、
最近流行りのスタイルアップ用のガードルを重ねています。
パンツは前からはいてるレディース用のスキニーフィット、
お尻にピタリとしたものなので気持ちいいんです。
シャツはさすがにブラがうつらないよう大きめなサイズで、
だいたい無地かシンプルなデザインのものをダボっとはおる感じで着てます。
女性でも通用するショートヘアに、
近眼用でしてるゴツめのフレームの眼鏡がアンバランス。
パッと見たら、男、女、どっちに見られるかな。
人気の少ないフロアのめったに使われないトイレ入り
個室でパンツとガードルを下ろして写真を撮ります。
今日の下着は気に入って頂けるかな。
”今日もエロい下着で気分だしておっ立ててるじゃないか”
(ご主人様からのメールが届くだけで感じちゃうのに)
”淫乱汁まみれのちんぼがショーツがはみ出してる写真と、
ブラを上げて乳首を弄ってる写真を撮れ”
そうして、指示はエスカレートしていきます。
私の返事が遅すぎるとこんな淫らな指示が届いたこともあります。
”ショーツのままセンズリしてイって、
自分のザーメンでショーツをドロドロにしろ。
写真を送ったら自分のザーメンをすくって味わえ。
味わってる写真も送れ ”
’あぁ、そんなこと無理です、ご主人様お許し下さい’
”俺のちんぼ女奴隷になったんじゃないのか
なりたいって懇願したの忘れたのか”
’わかりました、
アイこれからお慕いしてるご主人様のことを想いながら、
オナニー、、いえ、
アイの厭らしくも硬く大きく勃起したおちんぼをセンズリします’
後の写真のことを考えてアイラインとルージュだけの最低限のメイクをすると、
トイレの個室の中で下着だけになってオナニーを始めるのです。
あぁ、ご主人様、会って直接ご指示をください。
ご主人様のお好きなように淫らなアイを苛めてください。
左手の指をご主人様のちんぼだとしてフェラチオしながら、
ショーツからはみ出るおちんぼを弄ります。
溢れ出てる先走り汁がローションとして、
亀頭に塗りたくり右手で先をくるんでるしごきます。
あぁぁ、ご主人様のおちんぼ美味しいぃ、
あっ、あぁぁぁ、あ〜 いっ、
はぁぁぅんっ、だめぇ
ご主人様、いっちゃうぅ あぁぁ
あぅっ!
びくっ、びくっと脈打ちながらザーメンを手の中に放ちました。
手からこぼれたものが、おちんぼとショーツを汚します。
左手の携帯電話で汚れた股間を撮影すると、
自分のザーメンまみれの右手からザーメンを舐めとる写真、
かき集めたザーメンを口の中に溜めた証拠写真を撮りました。
定期的に届くご主人様のメール着信に気づくだけで濡れだし、
綴られた命令にしたがうことで激しくイク日々をあたりまえとなって、
気付くと始めてのメッセージから3ヶ月ほど経っていました。
ご主人様と呼ばせて頂くようになってすぐ、
私のそんな環境を伝えると、あるクリニックを紹介されました。
そこでご主人様からの紹介だと告げるとすぐに定期的なホルモンと
プラセンタ注射、それと数種類の内服薬を摂るようになりました。
もともと錠剤でも摂取してたこともあって、
バストはAカップくらい、お尻も少し張りと丸みがでてきたみたい。
肌も見違えるように滑らかになってきたけど、
ご主人様好みの淫らな体質に変わるための処方のせいで、
ちょっとした刺激ですぐに勃起してしまうになり、
射精したときのザーメンの量も回復力も前とは比べられないほどです。
そして、やっとご主人様にお会いできることになったんです。

《つづく》




アニト (7月27日(火)00時09分42秒)
門倉歩惟さん、こん○○は。
性癖を超えて人柄で関係が深まると
《弾け》たお付き合いができるのです。
《あそこ》も含めてなのは言うまでもありませんけどね。わははは。




門倉歩惟 (8月1日(日)23時34分41秒)
■アニトさまへ
ブログの紹介もダメだったんですね。すみません。
■太田智子さまへ
通い妻って魅惑的な響きですね。
でも難しいところもおおそうです。
これから2人はどうなるのでしょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 ご主人様 】(10)
目隠しでどれだけの時間が経ったもか分からず、
靴音が近づくたびにご主人様じゃないのかって期待したり、
違う人に間違って開けられたらって怖がったりと、
周りの物音による羞恥と興奮とを何回も繰り返していると、
ブーン、ブーンと響く携帯の音でメールが来たのに気付きました。
アイマスクを外して確認すると、
《これからそちらの席に行くので、
私が喜ぶポーズをしてアイマスクをして待つこと。
戸をあけても黙って静かにしていなさい。
指示があるまで決して喋らないこと 》
やっと会えるんだ、でも”ご主人様の喜ぶポーズ”なんて...
今までメールで指示されて撮ったポーズのどれかだと思うけど、
どれがいいんだろぉ
気に入らなかったらそのまま帰られちゃうのかな。
どうしよぉ・・・
いろいろ迷い悩んで、シートの上で大きく脚をひらいてのM字開脚をして、
ご主人様がいらっしゃるのを待つことにしました。
通路と個室を不完全にしか仕切っていない戸に向かって、
股間を突き出すように膝を手で持って大きく開く。
下着になっただけの時と違って、ものすごい恥ずかしさ、恐さにさいなまれる。
はぁ、はぁ、早くぅご主人様。
こんな格好、辛すぎです。
自分の意思でしてるってことがなおさら羞恥心を掻き立てるの。
嫌なら足を閉じたらいい、嫌なら服を着たらいいのに、
でも・・・・
指示の通りにして待っていると、足音が近づいてきて、
その足音は個室の前で止まりました。
あぁ、やっと、やっと、、、
戸が静かに開きます。
違う人だったら、大声を出されて大変なことになる。
入るとすぐに戸を閉め、、、
あれ? 戸が閉まった音がしたのに、そのあと静かになってしまった。
気配が近づく感じがしない。
不安に襲われて脚を閉じたくなる。
あぁ、動いてください、
声をかけてください ”がんばったね”って、、
沈黙の間がしばらく続いて、不安でいっぱいになり体が震えだしそうになる。
やっと気配が動いた。
耳元に気配が近づくと
囁きが声で、
『だめ、俺の好きなポーズになってない』
「あぁ、ごめんなさい、帰らないで・・・」
『だったらそのまま脚を開いてじっとしてろ』
「は、、い」
あっ、ショーツにご主人様の手が!
小さな声で会話をかわした後すぐにショーツに手がかかって、
初めて触って頂ける嬉しさや羞恥心を感じる暇もなく、
下向きに納めていたおちんちんを引っ張りだされました。
M字開脚で突き出した股間の赤いショーツから、
おちんちんの先が飛び出し空気に触れてる。
見られている。
私のおちんちんをご主人様にじかに見て頂いてる。
窮屈だったショーツの中から自由になって、
先走り汁が溢れて伝い流れるのも見られちゃう〜。
唇に塗れてる指が差し込まれました。
『アイの淫乱汁で濡れたよ』
私はしゃにむにご主人様の指を舐め吸った。
大好きなものをおしゃぶりするかのように。
『あはは、厭らしくていいよ
飲み物取ってくるからそのまま待ってろ』
そういうと唇から指を引き抜き個室から出ていきました。
また、、いえ、さっきよりも恥ずかしい姿で、
暗闇の中でご主人様を待つことになりました。
飲み物って言われたのになかなか戻ってきません。。
恥ずかしい、、でも、感じちゃってる。
感じすぎちゃってる。
膝を持って脚を開く姿勢が辛くなり始めたころ、
ご主人様が個室に戻ってきました。
そして、やっとアイマスクを外してもらえました。
目の前にメールで見たのと同じ、優しい目がある。
がっちりした大きな体が覆いかぶさるように近づいて、
そっとキスしてくれました。
唇が少しだけはなれて、
『素敵だよ、写真以上だ』って囁かれると、
M字開脚でオチンチンを勃起させてる自分の姿が、
とんでもなく恥ずかしくなって、急にのぼせてきちゃいます。
脚が勝手に閉じようとすると、
ご主人様は膝に当てた私の手に大きな手を重ね、
膝を顔近くまでよせて左右に大きく割り開くんです。
そして軽く睨みながらゆっくりした唇の動きで
゛う、ご、く、な゛と。
頷いて答えると、笑顔を見せてから膝から手が離れました。
私が股間をせいいっぱい広げているのを眺めながらシートの横にしゃがむと、
太ももを揉みしだきながら、
取ってきたアイスコーヒーに手を伸ばします。
アイスコーヒーを片手に露になってる太ももの裏側を指の腹で撫でます。
あぅ、あうぅ〜ん、気持ちぃ〜い
触れるか触れないかの、もどかしくなりそうなくらいの愛撫が、
太ももの上へ、下へ、内側へと巡ります。
あ、あっ、あぁ、、声を出せないのがつらいの。
指先が太もものつけね、ショーツとの境を指で辿りだしました。
つ〜〜、つつつっ、と、
大きくなったおちんちや、ショーツの股布が食い込むお尻の穴のそば、
そうやって焦らすことで私をさらに燃え上がらせるんです。
あ、あぁ〜ん、そこぉ〜、そこも触って欲しい〜

《つづく》




アニト (8月2日(月)00時26分20秒)
門倉歩惟さん、こん○○は。
《ブログの紹介もダメだったんですね。》
ん?、もしかしたらメールをいただいていましたか?。
実のところメールは平日でだいたい3〜400通ほどが届き、
その9割はスパムなのです。
受信ルールで対策を講じているものの、
ときに必要なメールまでがスパムフォルダに紛れ込んでしまうこともあり、
チェックは完全ではありません。
いただいたメールには必ず返事を出すようにしていますから
4〜5日たって音沙汰がない場合にはお手数ですが再送をお願いしますね。
ご心配をおかけして申し訳ありません。




門倉歩惟 (8月4日(水)23時01分05秒)
■アニトさまへ
前に「ご主人様とのデート」を書いていたときみたいに、
ご主人様と主人公のスタンスがぶれまくりで、
かなり苦労しちゃっています。
エッチなものではあるんだけど、
心情の気持ちの移り変わりが表現できたらなぁって思っています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 ご主人様 】(11)
ご主人様は耳元に顔を寄せて、
「脚を開いたまま手を頭の後ろで組め」と囁きました。
言われたまま手を頭の後ろで組むと私の脚を肘掛の外に出します。
まるでエッチビデオで見た妊婦の診察台に乗ってるAV女優ように。
自分がそんな厭らしい姿をさせられてるんだって思うだけで、
被虐的な快感が高まってきて息が荒くなってくる。
ご主人様の指先が触れる感覚が鎖骨、そのくぼみと流れていく。
(あぁ〜、あん、あ、ぁ)
後ろ手に組んだせいか快感の響きがおおきい。
せっかくアイマスクを外してもらったのに、
目をつぶって顎をあげて仰け反っちゃう。
鎖骨を這うご主人様の指が反りかえった頸へとうつる。
一本だった指が2本、3本、、と増えていき、
大きな手で頸を覆うように軽くつかまれた。
そのまま指に力を入れるだけで私の命は消えてしまう。
そんな無防備な状態を晒して身をゆだねることで、
さらなら陶酔へとかけのぼっていく。
ご主人様はもう一方の手でブラをずりあげて、
大きな黒ずんだ乳首が目立つ小さな胸をさらけ出しました。
片手で頸を軽くつかみながらもう一方の手で、
女性化が目立ってきた私のおっぱいを優しく揉んでくれました。
はぁ、はぁぁ、はぁうぅぅん
嬉しい、とっても嬉しぃ、
ご主人様に育てて頂いた胸をやっと直接触れてもらえた。
優しく揉んでもらえるなんて
穏やかな安らぎにもにた官能に満ちていきます。
あぅっ、
小さな胸をがっしりと鷲掴みになりました。
指が食い込む肉に食い込んで激しい痛み、でも苦痛ではなく、
自分ではできない、ご主人様の手であるこその痛みに陶酔して、
私を絶頂へと導いていくんです。
あ、、うぅぅぅ、、、
声を出せれないのがもどかしい
大声で喘ぎたい、叫びたい、
そんな欲求を我慢し続けると苦しさで血が上って、
頭がクラクラしてくる。
少しで空気を吸えるように口と鼻からとで
ふっぅぅ、すううっふぅふぅ、ふぅぅ、、すぅぅ
頸に触れてるご主人様の指先に少しだけ力がこもりました。
ほんの少しの変化に、一瞬だけ恐さを感じました。
でもすぐに恐さ以上の陶酔感が覆いつくしていきます。
生まれて一度も感じたことのない快楽の中で死ねるなんて、、、
ご主人様に直接そうしてもらえるなら、、
そんな想いがさらに頸をそらさせて、
無防備な頸を捧げるように突き出させます。
頸にかかる指にさらに力が加わります。
あぁ、ご主人様、ぁぁ
頸にかかっていた手がさっと後頭部へとまわると激しく唇を塞がれました。
そして激しく口腔を舌で掻き回され、なすがままの私の舌を吸われます。
あぁぁ、あんん、あぁぁぁ
快感が体中を駆け巡り、頭の奥が痺れてきます。
大きく開いた太腿が、腰のあたりが痙攣してくる
背骨が痛いほど反り返ってしまう。
うぅぅ、あぁぁ、も、もぅ、、、
胸を痛いほどに揉んでいた手が離れ、
充血し肥大しきった乳首つねりあげられると、
ひぃっ、、、ぃぃ、、っ、 
くぅぅぅ、いくぅ〜〜、いちゃぅ、ご主人様
頭の中で何かがはじけたのを感じたと同時に、
自分の胸元へと熱いしぶきがほとばしりました。
じかにおちんぼに触れることもなく射精してしまうと、
断続的に体を震わせてぐったりとシートに身を預けました。
ご主人様は私のそんな痴態を満足そうに見やると、
お腹から胸元へと大量に放った私の匂い達つ精を、
指ですくって大好物を味見するように舐め、
お腹の上にたまる白濁の水たまりに口を寄せて、
ずずずっと音をたてるのも構わず吸い取りました。
そして満面の笑みを浮かべてキスをして頂けました。
(嬉しい、私の精に喜んで頂けたなんて、、あぁ)

《つづく》




アニト (8月11日(水)11時11分02秒)
レスがたいへん遅くなりました。
一足先に夏休みをいただいていました。

門倉歩惟さん、こん○○は。
《スタンス》や《心情》は《ぶれ》るからおもしろいとも思うのです。
物語や小説の多くは《ぶれ》る主人公について書かれていて、
ぶれない人物は偉人伝か御伽噺の中で活躍しています。
(むむむ、本当でしょうか?。蒸し暑さのせいで思考が暴走しがちです。)
とはいえ、女装での活動は御伽噺のようであり
『空想デート』にある物語は作者それぞれの異装伝でもあるようです。
これからも歩惟さんの活躍を楽しみにしています。




門倉歩惟 (8月12日(木)22時16分15秒)
■アニト様へ
今回は2話連続でーす
ラストのイメージはなんとなく決まってるけど、
なんかかなり長くなりそうな予感がしてきました。
■櫻匡子さんへ
え〜私の空想をリアルで経験されてるんですか。
しかもさらにスゴイ経験されてるみたいで(@_@)
私のブログです「 歩惟(あい)の妄想と現実 」で、ググってね
よかったら見にきて下さいね(#^.^#)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 ご主人様 】(12)
お昼をまわった初夏の眩しい日差しのもと、
大きなビルが建ち並ぶ並木通りをご主人様と並んで歩いてる。
明るくて人通りの多いこんなとこを二人で歩いてると、
ついさっきまで真っ暗なとこであんなことしてたのウソみたいに思えちゃうの。
大きな声で楽しそうに話しかけてくるご主人様。
「・・・そこに行くまでがしんどかったけど、めっちゃ綺麗で・・・」
山登りして写真を撮ってきたってお話しみたいなんだけど、
そうなんですかぁ、すごいなぁって応えてはいるけど、私は上の空。
だって、ず〜っと想像してただけのご主人様の姿や顔を
やっとはっきりと見れるんだもん。
リネンの半袖シャツから伸びてる日焼けした太い腕。
ヒールを履いてる私より10センチも高いところで、
日焼けした顔から白い歯を覗かせてる笑顔。
短髪でちょっとコワモテっぽいけど、かえって笑顔が可愛い。
ご主人様に可愛いなんて言ったら怒られちゃうかな
カチカチな腕に甘えてつかまっちゃっても、フラっともしないの。
こんな太い腕なら私みたいに重くても簡単にお姫様抱っこしてもらえるかな。
白さが眩しい半袖シャツの大きくあいた襟から、
シルバーのネックレスを付けてる逞しい胸板がチラリと覗けた。
そこに頬をぎゅっと押し付けられて抱きすくめられたい、そして…。
そんな妄想をしながら腕につかまって歩いていると、
サラリーマンが行列つくってるとこ、ラーメン屋さんかな、が近づいてくる。
私が腕につかまってるのをほどかれた。
こんなに人がいっぱいなとこじゃ目立っちゃうから駄目よねって思ったら、
そっと腰に手が添えられてぐいっと引き寄せられた。
えっ? そんなことしたら目立っちゃいますよ。
私のとまどいが伝わったのか、
それを打ち消すように引き寄せる手に力がこもった。
あぁ、、、いいんですか、私みたいなのと一緒のとこ注目されても、、
オカマと仲良く歩いてるって思われても・・・
ご主人様の毅然と歩いていく様子が嬉しくなってくる。
あぁん嬉しい。 みんなに二人の仲を見て欲しい、見せつけたい。。
あんっ
腰にまわってた手が滑るように動いて、
お尻をさっと撫で上げてまた元の腰に戻った。
ご主人様を見上げると、悪戯っぽい笑顔見せてる。
『もしかして、緊張してる?』
「・・・そんなこと、、」
『こんなとこぐらい、全然平気かと思ってたよ
あんな大胆なことできるんだからさぁ』
あん、さっきのこと思い出して恥ずかしさが込み上げてきた。
「だって、、、、あっ、」
行列を通り過ぎようとするとこで、いきなり唇をふさがれました。
ほんの少しの時間だけど立ち止まってキスされたんです。
見えてなかったけど、背後からたくさんの視線で射抜かれた気がしました。
唇がはなれると慌てるでもなく歩き出すご主人様。
腰に添えられた手で導かれて私も歩を進めてるけど、
心臓の鼓動がものすごくて、息苦しくって、どうかなっちゃいそう。
『落ち着いた? アイ』
「はぁ、はぁ、い。 びっくりしちゃいましたよぉ」
『誰もいないとこでならなんでもできるのに、
あんなのはダメなんだ。慣れてないだけかな』
「だって、普段はなるべく目立たないようにして、
オカマって気づかれないようにしてるし・・・」
羞恥プレイは好きだけど、やっぱりそれは目の前の人とのプレイだけで、
エッチの延長みたいなものだったし。
知らない人の中で目立って嬉しいなんて思ったことないしなぁ
「へ〜、アイって大胆なことするけど大人しいとこも多いんだ。
でも、そんなんで楽しい?」
楽しい?って・・・
だって目立たないようにするのが普通でしょ。。。
でも、普通って・・・
そんな考えを巡らせながら背中を押されるように歩いていた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




【 ご主人様 】(13)
『そのスーツさぁ、どこで買った?
格好いいけど真っ黒だし今日の陽射しだと暑くない?』
せっかくご主人様と一緒だっていうのにちょっと別のこと考えてたら、
急にそんなこと尋ねられました。
そういえば背中が陽射しで暑いなぁ、日傘も持ってないし。
「通販サイトで今日の為にって買ったんです。
好きなお水っぽいスーツでいいかなぁって選んだけど暑かったですね。
脱ぎたいけど、キャミだけじゃ外あるけないし。。」
『じゃぁ、そこ。 そこのお店に寄って行こう
デートの為にって買ってくれたの嬉しいからプレゼントするよ』
ご主人様と向かったのは私でも知ってるブラウス専門の有名ブランド。
芸能人も着てるって雑誌で知って憧れてはいたけど、
こんな高そうなお店には入ったことはありませんでした。
ゆったりした店内の奥の壁には
上半身だけのマネキンがズラリと並んでていて、
たくさんのブラウスがディスプレイされてます。
どれも、大企業の社長秘書さんとか、お金持ちの奥様が着てそうな感じで、
ゴージャスさと可愛らしさ、そして品の良さがうまくミックスされてるんです。
眺めてるだけでワクワクしてきちゃう。
わぁっ! これ、、ドラマであの女優さんが着てたのにすっごく似てる。
大きめのフリルが胸から衿までたっぷりあって、
フレンチ袖になってるのも可愛い。
『よろしければ、合わせてみませんか?』
その白いブラウスに見入ってると、店員さんに声をかけられました。
(え、どうしよぉ。。)
ご主人様を見やると笑顔で頷かれました。
店員さんに連れられて奥のフィッティングルームに入ります。
ジャケットとキャミを脱いでブラウスに袖を通します。
サラサラした肌触りがとても心地いいし、
ストレッチが効いているのとデザインとが相まってくびれてるように見える。
違う、、なにか、
鏡に写ってる私がいつもと違うの
なんだろ、
『いかがですか〜?』
鏡の中の自分に見入っていると外から声がかけられた
「あ、はい。いいみたいです」
慌ててそう応えて、フィッティングルームをでました。
『よくお似合いですよ、こちらえどうぞ』
店員さんにもっと大きな鏡をすすめられて前に立ちました。
(やっぱり、このブラウスいいなぁ)
『いい、素敵だよ。
 アイにとっても合って、華やかな魅力を引き立てる』
ご主人様は横に並んで立つと鏡を見ながらそう褒めてくれます。
『いいよ、着替える前より背筋が伸びて、
腰の位置も高くなったみたいに見えるよ』
(あ、そっかぁ、背筋が伸びてるんだ、、、)
猫背ってわけじゃないけど、ブラウスのおかげで自然にしゃんとしてるんです。
(そのせいで、いつもと違って見えるのかな)
『憧れてる服を着ると精神が高揚して、表情筋にハリが出てるんだよ
 それで、より綺麗に、より可愛くなるんだ
 エッチしてる時が綺麗なのと同じさ。あはは』
「え、、もぉ〜〜、からかわないで下さ〜い」
『冗談なんかじゃないよ あ、すみません、このまま着てくのでお願いします』
フィッティングルームに戻ってすぐに着れるようにと値札を外してもらい、
着てたものは紙袋に入れてもらいました。
戻ると支払いをしてるとこで、、、
(え〜ブラウス一枚で今着てるスーツが2着も買えちゃう)
そんな金額にびっくりしてる私をよそに現金で支払いをすませ
ブティックを後にしました。
こんなにも高価なものを買って貰って恐縮してると、
『そんなの気にしなくていいさ。
それよりもさっきの鏡の前に立った用に背筋を伸ばして歩いてみな。
モデルになったような気持ちで周りの視線を意識して歩いてごらん』
荷物を全部ご主人様に渡して手ぶらになって少し前を歩きます。
半袖のジャケットが肩口だけのフレンチ袖になったのもあるんだろうけど、
かるい、なんか身体が、足がかるいの。くるくる踊りたいくらいに。
くるっと振り返ると、ご主人様は
『ほらほら、前向いてもっと颯爽と歩きなよ。あのホテルでランチにしよ』
(わぁ、ホテルでランチなんて嬉しいなぁ
でも、もっとご主人様に買って貰った憧れのブランドの服を
みんなに自慢した〜い)
見て、見てみて、すっごく素敵なんだよぉ
このブラウスも、ご主人様も!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
つづく




アニト (8月16日(月)00時30分15秒)
門倉歩惟さん、こん○○は。
こういうお付き合いがしたいと憧れる女装娘さんは多いのではないでしょうか。
清清しく可愛らしいデートと夢見て読むか、
これらもプレイの一環として空想するかは個人の楽しみ方として。
楽しみは先にあるほうがドキドキします。
《長く》なるもは大歓迎ですよ。


【 ご主人様 】 14へ

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