鬼束権太 (2005年6月28日(火)20時45分25秒)
◆Xアニト様へX◆
ども、お久しぶりでございます。
この連日のクソ暑い日々をどのようにお過ごしでしょうか。
この季節は世の女装娘さんたちにとって薄着を披露できるよい季節なのか、
それともメイク・グショグショの悪夢のような季節なのでしょうか。
素の男一匹、鬼束権太としても、やはりこの暑さはつらいです。
ということで、今回は待望(?)の新作です。
ネタ元はクレ○ン○ンちゃん。
あの番組って時々、女装があるのです。
男はやはり黙って女装なのでしょうか。
◆もっとエロを書け!さんへ◆
>もっと、エロでハードでコアなストーリーをお願いいたします。
>TSでなく、憑依でなく、入れ替わりでなく、・・・ビバ、女装っ子!!
すみません。権太としては何一つ応えることが出来ません。
ところで気になるのですが
「もっとエロを書け!」さんは男の立場で女装娘さんを見ているのでしょうか、
それとも女装娘さんの立場で女装娘さんのHを読みたいのでしょうか。
世の中には女装娘さんを愛する男性がいることは確実なのですが、
長年ここにいても、その心情というのがアニト様を含めて今一つわかりません。
もし「もっとエロを書け!」さんがその立場ならば(でなくても)
是非ともエロ物語に挑戦してみてください。
◆紀香さんへ◆
初めまして、質実剛健無骨一点張りの鬼束権太といいます。
ふむ、イケ面好きですか。
ごん太少年(権太の書く作中人物)の面食いと通じるものがあります。
誰がなんと言おうと男は顔ですよね。
次に優しさで、まあそれにたくましさがあれば申し分ありません。
と、ごん太少年が申しておりました。
◆マユさんへ◆
初めまして鬼束権太といいます。
ここでは数少ない純男でありますので以後、よろしくお願いします。
マユさんの物語にはタイトルの逆説や男と女の狭間など
興味の尽きないものがあります。
権太としても大いに続きを期待しております。
◆雅子さんへ◆
どうもお久しぶりです。
ふむ、体重53kgですか。
しかしこの手の話題はリアクション次第で秘密の数字がわかりそうで
少しドキドキします。
一番わかりやすいのが聡美さん。
ご本人で書いておられるので、たぶん、それより少し下くらいでしょうか?
体重には触れなかった美希子さんといえどもスルーしたことが決め手で、
この数字に近いのではないかと想像できます。
さて、権太としても体重の蘊蓄については大いに語りたいところなのですが、
このような事情故に遠慮させていただきます。
しいて言うと成長期が終わってからの体重の増減幅は最高15kg程あり、
現在はちょっとダイエット中で最高値−5kg位でしょうか。
◆吉田聡美さんへ◆
どうもお久しぶりです。
それにしてもすごい作品量ですね。
かつ哲学的であり宗教的でもあるとなると
空想デートにおける大菩薩峠というところでしょうか。
もっとも権太としては大菩薩峠は読んだことも読む予定もありません。
したがってここは聡美さんの鉄腕サトミを読みこなすことで
大菩薩峠を読んだ気になっておきます。
◆中出真樹さんへ◆
おじいさんになでなでされたということは、
やはり自ずと通じ合うものがあるということでしょうか。
権太にはホモの友達が何人かおります。
しかし、どの方もわきまえているとの感じで、そういう関係にはなりえません。
以前にジャッキーチェン似の友達の家に遊びに行ったことがあるのですが、
その弟が何故かイヤらしいニタニタ笑いで権太のことをみるのですよ。
後日、その友達がホモであったことに気づきニタニタ笑いの意味を知るのですが、
ああいう失礼さは「一般人」特有なものですね。
◆桃原美希子さんへ◆
せっかく亜里砂ちゃんを使っていただいたのに
長らくご挨拶も出来なくて失礼いたしました。
真樹さんの時もそうでしたが人の作品に亜里砂ちゃんが出演すると、
改めて亜里砂ってこういう娘だったんだと気づくことがあります。
これからも遠慮せずにごん太少年やお姉ちゃんをどんどん使ってやってください。
ところで53kgで正解でしょうか?
いや、女性にそのようなことを聞くのは失礼の極みですね。
ちなみに、権太の現在の体重は10kg以上です。
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魔法少女hako(1)

「コーンコーン、釘をさす、ワラの人形、血を流す・・」
ダメだ何度やっても呪文は解けない。
うらみ〜ます〜、は試したし、もう打つ手はない。
空が白みはじめてきた。
まさか、この体で学校に行くわけにもいいかない。
今日は学校を休もう。
ベットにもぐりこみ布団を頭まで被ってみたが
眠れるはずもない。
階下では両親が起きる物音がする。
共稼ぎの親は通勤時間の関係から
僕たち姉弟が寝ているあいだに家を出てしまうのだ。
とりあえずだが、こんな体を親にさらさないで済む事だけが救いである。

言い忘れたが僕の名はハコ。
親は山崎ハコという歌手の熱烈なファンだった。
今でも時々、二人してコンサートに出かけている。
本来ならばお姉ちゃんがハコになるはずだったのだが、
学校で「暗い」(注*)とイジメられてしまうのではないかと心配になった親が
役所に届ける寸前で取りやめにしたのだ。
その後に僕が生まれ、男の子ならば大丈夫だろうと僕がハコにされてしまったのだ。
実際のところ、変な名前だとはよく言われるが、
歌手の山崎ハコに由来した名だと気づく人は殆どいない。
ましてや僕と同じ歳の連中が山崎ハコを知っていた事はかって殆どなかった。

「ハコ、いつまで寝てるのよ」
お姉ちゃんが僕を起こしにきた。
大学生になって時間的ゆとりの出来たお姉ちゃんは
仕事の忙しいお母さんに代わり家事一切をこなすようになっていた。
そんな事もあって、お姉ちゃんには頭が上がらないのだ。
「なんだか風邪ひいたみたい、今日、学校休む」
「ホント?大丈夫」
お姉ちゃんは頭からかぶっていた布団をめくると僕の額に手を当てた。
その手がヒンヤリとして気持ち良い。
「熱なんか全然ないじゃない、顔色だって良いしズル休みは駄目よ」
あっさりとバレてしまった。
どうせならば外からは分かりにくい腹痛にでもすべきだった。
「風邪はアレだけど、体の具合が本当におかしいの」
「どこがおかしいのよ、今さら腹痛なんていっても駄目だからね」
先手をとられてしまった。
こうなれば、もう本当の事を言うしかない。
「お腹じゃなくて体がおかしいの」
「だから、どうおかしいのよ」
「夢の中で妖精さんが現われて魔法の呪文を教えてくれたの。
それで、その呪文を唱えたら女の子になちゃったの」
「なにそれ!??」

(つづく)
(注*)山崎ハコさんについては、こちらを参照のこと
http://plaza.rakuten.co.jp/ekatocato/2003
う〜・可愛いいよ〜!!




アニト (6月28日(火)23時48分21秒)
鬼束権太さん、こん○○は。
昔の夏はこれほど暑かっただろうか?というと歳がバレそうですが、
歳を重ねるごとに暑さが辛いものになってきました。
本当に《クソ暑い》!!!と叫びたくなります。
わたしも《素の男一匹》なので
デートの際は季節に合わせた普段着で出かけられるのですが
女装娘さんの場合はかなりたいへんなようです。
もっともおかげで「涼しいところへ行きましょうか」
と誘いの言葉も出せるわけで好都合でもあります。むはは。
「ハコ」とはおもしろいところから名前を持ってきましたね。
またまたみんなのアイドルになるような予感が・・。




鬼束権太 (7月5日(火)01時18分39秒)
◆Xアニト様へX◆
アニト様は「お姉ちゃん笑い」というのをおわかりになるでしょうか?
以前に真樹さんへのレスでなにげに書いた言葉ですが、
気になって検索を掛けたところ殆どヒットしませんでした。
どのようなものかと申しますと、
年頃の女性が憎からずと思っているものの自分より格下と感じる男性に見せる、
わずかに距離感と(従って彼氏、家族、子供に見せる笑顔とは違います)
恥じらいを伴った笑いなのです。
苦笑の要素も含まれるのですが、もっと率直な笑いで、
「もー、何言っているのよ」というような言葉とともに見せる表情ですね。
このような説明では判りづらいでしょうが
割と日常的に見ることができる笑いでもあります。
権太としては、このお姉ちゃん笑いが大好きなのです。
アニト様は如何でしょうか?
というか、この説明でお判りになったでしょうか???
アニト様がお判りになったようならば次回につづきます。
◆吉田聡美さんへ◆
権太の場合、「大菩薩峠」というと片岡千恵蔵です。
市川雷蔵というと「ある殺し屋」のイメージが強く、
むしろ時代劇の方がピンときません。
いや、でも、昔に視た「眠狂四郎」は市川雷蔵かな?
円月殺法で剣が弧を描くとブルースリーの腕みたいに何本にも見えてしまうやつ。
他は全然覚えてないんですけど、あのイメージだけは強烈でした。
セシールの件は美希子さんへお任せするとして、
セーラー服というと名古屋襟がいいと思いませんか?
最初に「中学生日記」を視たときの衝撃は円月殺法以上でした。
冬服なのに白い襟で、かつ全体とのバランスが崩れるほどにデカイ!!
てっきり番組用制服かと思っていたら
名古屋は全部あれということを後に知って更にビックリでした。
いつかはあれを・・・・・。
◆紀香さんへ◆
ハードな内容の2連投、すごいです!
女装という範疇で考えるとお風呂場では脱いでいるのですから違うはずなんですけど、
メンタルな部分はちゃんと女になっている。
女装というのはそれ自体が目的でなくスターターキットみたいなものなのでしょうか。
恥ずかしい下着姿を女子高生に見られてしまう紀香さんは
これからどうなってしまうのでしょう?
◆中出真樹さんへ◆
若い頃の山崎ハコさんをリアルに目視しているとは羨ましい限りです。
まあ権太の場合は物語冒頭を暗いもので飾りたいというお約束があるので、
無理矢理引っ張ってきたわけでして付け焼き刃の感もありです。
ちなみに文中冒頭の「うらみ〜ます〜」は中島みゆきさんでしたし(爆)
で、中島違いになりますが中島美嘉に「呪い」を唄たわせてみたい。
けっこう似合ってる、てか、絶対にはまり過ぎで怖いですよ。
公開質問コーナーでは、これがとても気になりました。
>現在、その男性との関係は?
聞くばかりでなく多少は自分のことも書くと、
権太が本当にごん太少年だった頃に痴漢には何回か遭ったことがあります。
もちろん男権太に不埒な行為をする輩はしっかりと撃退いたしました。
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魔法少女hako(2)
「夢の中で妖精さんが現われて魔法の呪文を教えてくれたの。
それで、その呪文を唱えたら女の子になちゃったの」
「なにそれ!? もー、幼稚園児じゃないんだし、夢の話なんかしないでよ。」
お姉ちゃんは布団を剥ぎ取ると実力で僕を起こしにかかる。
僕の胸にお姉ちゃんの腕が当たる。
でも、お姉ちゃんはふくらみには気がつかない。
「夢じゃないんだって」
僕は覚悟を決め、パジャマのすそを胸の上までまくり上げた。
「・・・・・・・・・」
お姉ちゃんの目が満丸になった。
「それ、本物なの?」
「うん」
「触っていい?」
「痛くしなければいい」
お姉ちゃんは指先で壊れものでも扱うよう、胸、
特に付け根部分を念入りに調べている。
何か変な感じ。
胸なんて体の他の部分と変わりないんだと思っていたのに
今は特別な場所になってしまった。
小学生の頃、お姉ちゃんの胸にタッチしては怒られていたが、
お姉ちゃんの方から触らせてくれることもあった。
あの気まぐれが長年不思議でならなかったが今ならばなんとなく分かる。
「ほんとだ、これちゃんとついてる。乳首もプックリしてるし・・・。
ねえ、下はどうなってるの?」
「なくなっちゃった」
「見せて」
「えっ?」
「胸だけならホルモンの関係って事もあるし見なきゃ判らないでしょ」
「うん」
僕はパジャマのズボンとトランクスを脱ぐ。
「わぁー、ほんとに無いんだ。じゃあ、お股、広げてねー」
「そっそんなの嫌だよ」
「だから見なきゃ判らないじゃない。
オチンチン、体の中に入ちゃっただけなのかもしれないし」
しかたないので、ベットのふちに腰掛け太腿を開げた。
お姉ちゃんは僕の両股の間にいて股間を覗き込む。
お互いにものすごい格好なのだ。
「わ〜、こうなってるんだぁ」
「やっぱ、おかしい?」
「よくわかんない、こんなの見るの初めてだし多分こんなもんじゃないかなぁ」
「初めてって、見たことないの?」
「あたりまえじゃない。こんなとこ、どうやって見るのよ」
どうやら見せても無駄だったようだ。
「ねえ、触ってみていい」
「いやだよ、そんなの」
「だって、これじゃあ、奥の方とかわかんないし」
「もー、やめてよ」
僕は泣き出す寸前であった。
「わかった、もうパンツ履いていいよ」
お姉ちゃんも半ベソ状態の僕をようやく察してくれた。
「いつからこうなってるの?」
「だから寝ている間に妖精さんが現われて魔法の呪文を教えてくれたの。
それで、こうなっちゃったの」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
お姉ちゃんは黙ってしまった。

(つづく)




アニト (7月6日(水)00時08分56秒)
鬼束権太さん、こん○○は。
魅力を感じますねー《お姉ちゃん笑い》。
わたしの周りでもきっと《日常的に見ることができる》のでしょうが
意識していなかったため見逃しているのでしょう。
ただ、映画の中ではそのような笑いを見るような気がするのですよ。
案外作り手の多くがそういう笑いに魅せられているのかもしれませんね。
などと男同士でゴチョゴチョ話し合っていること自体を
《「もー、何言っているのよ」》と
お姉ちゃん笑いしている女装娘さんも多くいるかもしれません。
だはははと照れ笑いしながら、わたしも嫌いじゃないですよ。
「お姉さん笑い」でなく「お姉ちゃん」なのが権太さんらしい。
次回につづけてください。




鬼束権太 (7月12日(火)22時53分14秒)
◆Xアニト様へX◆
>わたしの周りでもきっと《日常的に見ることができる》のでしょうが
>意識していなかったため見逃しているのでしょう。
ん〜、世の中って難しいものです。
権太には当たり前のように見えるものが
他の人には気のつかない事だったりするのですね。
管野美穂さんなどは営業笑いでも「お姉ちゃん」笑いになってしまう
稀有な例なのですが、
その彼女ですら写真集等では平板な笑いしか見せてくれません。
笑いとしては少し歪んだ感じがするので一般的には好まれないのかもしれません。
そうすね、こういう例えならばもっと判りやすいかもしれません。
事を成した直後の男女。
女性ならば心地よい愛の言葉の一つも聞きたいところです。
ところが男の口からは無神経にもヒワイな言葉が・・・。
その時の
「もー、何言っているのよ」
というような照れと軽い拒絶を含んだ笑いです。
多少意味合いは違いますがビジュアル的には判りやすいと思いますがどうでしょうか。
(つづく)
◆桃原美希子さんへ◆
人物設定の方はおいおいということにして、
>権太さま情報によれば「名古屋襟」というものもあるそうですし迷ってしまいます。
の方ですが、
初心者には夏服名古屋襟はお勧めできません。
冬服より差異が際立ってないために、
こういうものだと思い込み名古屋襟の良さが判らなくなってしまう恐れがあるからです。
最低でも夏東京襟→夏名古屋襟か、
出来る事ならば夏&冬東京襟→冬名古屋襟→夏名古屋襟
というステップを踏むのがベストです。
あと関東と名古屋ではスカートのヒダ数も違い、関東が24に対し名古屋は28です。
中間服か夏服かは好みの問題なものの、
私立の特定制服以外に中間服というのは実際にはあまり着られていません。
もう一つアドバイスをいたしますと、スカートには夏用と冬用がありますが、
夏セーラー+冬スカートの組み合わせは可ですが、
冬セーラー+夏スカートですと布地の風合いが違うので不可です。
夏冬両方をそろえるのでなければ冬用で通した方がリーズナブルでしょう。
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魔法少女hako(3)
「だから寝ている時に妖精さんが現われて魔法の呪文を教えてくれたの。
それで、こうなっちゃったの」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
お姉ちゃんは黙ってしまった。
これさえ判ってくれれば、
あとは変身解除の呪文を二人して考えればいいのだ。
「ねえ、ハコ。
これだけの事なんだもの、悪い夢もみるし混乱もするかもしれない。
でもね、本当に体を直そうと思うなら冷静にならなきゃ駄目よ。」
「でも、・・・」
と、言いかけてはみたものの正しいのはお姉ちゃんかもしれない。
夢の中の妖精さんに原因があるのではなく、
体がこうなってしまったから妖精さんの夢をみてしまったと考える方が合理的だ。
「これから病院に行く?」
「・・・・・・」
僕には答えられなかった。
このままでは困るが病院に行って体をいじくり廻されるのも嫌だ。
「そうね、病院に行っても産婦人科じゃ駄目っぽいし・・・。
ねえ、きょうはこのまま学校に行って保健の倉崎先生に相談するってのはどうかな。」
お姉ちゃんは僕の高校の卒業生で保健委員をしていたから倉崎先生とは親しい。
知らない病院にいっても説明が大変だろうし、
体を散々いじられたあげくに他の病院にたらい回しになんてこともありえる。
その点、倉崎先生ならば親身になって相談にのってくれるだろう。
きっと一番良い病院か先生を紹介してくれるに違いない。
「うん、そうする」
「じゃあ早く着替えて学校に行こ」
「えっ? 今だと誰かに会うし・・・」
僕は放課後とか授業中の誰にも見つからない時間帯に行くつもりだったのだ。
「普通に学校に行きなよ。
これって直ぐには治りそうもないよ。ずっと学校を休むわけにもいかないでしょ」
「でも・・・」
こんな体を皆に晒すのは死んでも嫌なのだ。
「顔が変わっているわけでもないし、お尻も目立つほどでないし、
オッパイさえ胡麻化せば大丈夫よ」
「・・・・」
その胸をどう胡麻化すかが大問題なのだ。
「上着を着ていれば絶対にバレないって。
ハコって普通の男の子に比べても胸が平らだったでしょ、
何か言われたら筋トレして大胸筋が付いた事にしときな」
「・・・・・・・」
筋肉とオッパイでは形が全然違う。
「それとも、やっぱ、あたしの制服を着て行く?」
話がどんどん変な方向に進んで行くのだ。

(つづく)




アニト (7月12日(火)23時35分35秒)
鬼束権太さん、こん○○は。
わたしも昔は《事を成した直後》にもかかわらず
「もう一回しよ」と言って
《「もー、何言っているのよ」
というような照れと軽い拒絶を含んだ笑い》をされたものですが、
今はなかなかそうもいきません。
しかぁーしっ!、その分二度目は大人のテクニックでカバーしています。
ここだけの話ですが、わたしは一度イカせた相手に
指一本触れず言葉だけで絶頂へ導くことができるのですよ。
波長の合う人の方がイカせやすいのですがね。
ここでまたまた読者さんの《「もー、何言っているのよ」》が
聞こえてきそうです。
体験者さんが証言書き込みをしてくれればいいのですが、
どなたか試してみますか?。
なんとなく《お姉ちゃん笑い》が見えてきました。




鬼束権太 (7月19日(火)23時58分07秒)
◆Xアニト様へX◆
お姉ちゃん笑いの意味については大体判っていただけたと思います。
でも、お姉ちゃん笑いの形態という点では、
まだ説明されつくされてはおりません。
もちろん、お姉ちゃん笑いといっても千差万別で
決定版というのがあるわけではありません。
しかし敢えて言うならば歪んだモナリザの微笑みといったところでしょうか。
というと不気味なものを想像されてしまいそうなので、
前回、引き合いに出した管野美穂笑いのようなものだと思っていただければ
大きな間違いはないと思います。
ただし管野美穂笑いといってもグラビア写真等では矯正され
いまいち判り辛いと思われます。(以下、判りにくい写真群)
http://yanyan.at.infoseek.co.jp/miho/miho-colle.html
イラストになりますが、
http://www1.odn.ne.jp/manganigaoekobo/geinoujinn/kannomiho.jpg
このようにちょっと癖のある口元で笑うと
権太のようなお姉ちゃん笑い愛好家はメロメロになってしまうのです。

さて、この話題もすでに三回目。
如何にサービス精神旺盛なアニト様といえども、
いい加減に痺れを切らす頃ではないかと思われます。
しかし未だ本題の片鱗にすら入っておらないのです。
果たしてこのまま続けるべきか否か・・・。
◆小鶴さんへ◆
どうもお久しぶり、権太あらため鬼束権太です。
とても貴重な体験をなされ良かったですね。
アニト様の小鶴さんへのレスもとても素敵でした。
>「百曲がりの道は百曲がりして歩くのが真直ぐに行くことなのだ」
権太も、この言葉を肝に銘じることにいたします。
これからも、ちょくちょくいらしてください。
それと奥様を大事になさってください。
愛情があればこそ小鶴さんを理解してくださるのですから。
◆紀香さんへ◆
紀香さんの物語というのは余計な注釈抜きで淡々と事が進み、
メンタルなものから肉体的なものへ、さらに、メンタルなものへと進んでいく。
女装なしエロなしの権太としては反省しきりです。
◆桃原美希子さんへ◆
>って権太さま、なんでそんなにセーラー服のことお詳しいんですかぁ?
むふふふ、それはですね、
男というものは本質的にセーラー服が好きなのですよ。
中学の頃に、どこそこの学校のスカートは何枚ヒダだとか講釈する教師がおりまして、
その頃は馬鹿な先生もいるものだと冷ややかに見ていたのですが、
現役を過ぎると何故か権太も気になってしょうがありません。
ま、いまだ、この先生の域には達しておりませんが
なんとか基本的なことくらいならばわかるようになりました。
>どれが初心者向きだとか上下の組み合わせはなにがいいのかということは
>いまひとつピンときませんでした。
取り敢えずお手軽にということでしたら、
セシールにある紺襟タイプ上下で十分だと思います。
ただし今後の事を考えると、
もう少し本格的なものを選んだ方が結果的に安上がりになります。
基本は前回書いたように夏関東襟+24枚ヒダ冬スカートが宜しいでしょう。
リボンスカーフは三角スカーフが基本です。
少し邪道にはなりますが蝶タイも可愛いですね。
ブレザー型にも使い回しができますので便利かもしれません。
ソックスは紺ワンポイントのハイソックスが基本でしょう。
スカート丈は40センチくらいで注文して、
ウエストのところで巻くし上げると超ミニになりますので試してみてください。
>「魔法少女hako」ちゃんのお姉ちゃんの制服はセーラー服なんですかぁ?
残念ながら本文にあるようにブレザータイプなのですよ。
でも亜里砂ちゃんは夏グレー東京襟→夏水色名古屋襟という設定です。
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魔法少女hako(4)
結局、いつものように登校する事になってしまった。
お姉ちゃんの言う通りに制服のブレザーが胸の膨らみを隠してくれている。
入学時にまだ育ち盛りだからと親が少し大きめの制服を注文したのが
今になって幸いした。
通学路を生徒達の群れが学校へと向かう。
僕は流れにのれずに皆に追い越されながら歩く。
一夜にして体の構造が変わってしまったせいなのか
女子の歩調にさえ、ついて行けないのだ。
体の違いというのは考えている以上に大きなものなのだろうか。
ひょっとすると女になってしまったからには生理というものがあるのかもしれない。
あるとしたら一月くらい先か・・・。
いや違う!
生理日の起点なんて全く未知なのだ。
今この瞬間に始まったとしてもおかしくはない。
だとすると大変だ。
トランクス一枚では押し止めようがない。
ズボンの汚れは誰からも判ってしまうだろう。
保健室にも代えのズボンまでは置いてないはずだ。
僕は人々の好奇な視線に耐えながら帰宅せねばならないのだ。
そう思うと、ますます気が滅入る。
家に帰ったら、このこともお姉ちゃんと相談し対処方法を講じなければならない。
締め付け感がイヤなのでトランクス一筋で通してきたが、
これからは、そうもいかないだろう。
といってショーツは嫌だから、
ボクサータイプがあったならお姉ちゃんに買ってもらおう。

JRと私鉄、それぞれを利用する生徒達が合流する逆Y字路、
いつもならば鈴木の姿を探し求めているのだが、そんなゆとりはない。
いや、むしろ居ないでほしいというのが切実な気持ちだ。
鈴木というのは僕の一番の親友である。
入学したての頃、お互いの席は離れていたものの、
ひょっとしたことから二言三言、言葉を交わしたのがきっかけで、
どこに行くのも一緒という仲になっていた。
その頃の鈴木は今と違い普通の少年という感じであったが、
第二次成長期の洗礼で甘い顔立ちに精悍さが加わると、
俄然、女子の注目を浴びるようになった。
本人もそれを自覚して自信を深め、生来の調子の良さとあいまって、
あっという間に学校一のモテ男君の地位を確立したのだ。

「おい、どうしたんだよ、ショボショボ歩いて、元気ないぞ」
突然に鈴木が右後ろから肩を組んできた。
「いや、ちょっと・・・」
「体の調子でも悪いのか?」
「いや、そういうわけでも・・・」
鈴木は僕の歩調に合わせ、道の端をゆっくりと歩いてくれる。
「なんか顔色悪いな、一時限目、休んで保健室行った方がイイんじゃねえか」
「ま、まっ、そのつもりなんだ」
勝手ばかりのやつだと思っていたが案外気の利く優しいところもあったのだ。
さすが僕の見込んだ男だけのことはある。
「ん?」
鈴木が歩くのを止めてしまった。
当然僕も肩をガッチリと組まれているので身動きがつかない。
脇を通り過ぎる鈴木狙いの女子達が僕達を振り返り、中には指差すヤツもいる。
鈴木は僕を不思議そうに見ている。
「ど、ど、ど、ど、どうしたんだよ」
「今日のハコ、女の匂いがするな」
「そ、そ、そ、それはだな、お姉ちゃんの匂いが移ったんだろ。
僕達姉弟って、すごい仲良くて、毎日プロレスごっこして、
今でも二人して手を繋いで歩いているからな、ハハハ」
もう恥じも外聞もない、ともかくごまかさねばならない。
「なんだよ、これ?」
「ヒッ!!」
鈴木がブレザーの胸元から手を差込みYシャツ越しに胸をわし掴みにしたのだ。
「や、や、や、やめろよ」
そう言うのが精一杯であった。

(つづく)




アニト (7月20日(水)23時50分36秒)
鬼束権太さん、こん○○は。
権太さんの書き込みを読んでいると
みなさんに愛されるアイドル的美少年でありながら
《お姉ちゃん笑い》や《セーラー服》など
妙に深い部分を持っていることに感心します。
なぜわたしが女装娘さんに興味を持つのかといえば
セクシーなパンティを見せてくれたり
男の自尊心を持ち上げてくれるからというだけでなく、
日常生活では表に出すことのない別の一面を見せてくれるからです。
心に引き出しの多い人がわたしは好きなのですよ。
権太さん、まだまだ隠し玉を持っていそうですねー。
《未だ本題の片鱗にすら入っておらない》とあらば
《このまま続けるべき》です。
《お姉ちゃん笑い》をテーマに物語を書いていただきたいくらいです。


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