桃原美希子 (10月5日(水)21時22分27秒)
■アニトさま■
>「完全女装娘です。おチンチンしゃぶらせてください」…1
>「完全女装娘です。おチンチンしゃぶってください」 …2
>「男です。おチンチンしゃぶらせてください」     …3
>美希子さんはどの人よくてどの人がだめですか?。
便宜上番号をつけさせていただきました。
1はアニトさまの前で言ってみたい(言わされてみたい?)セリフです。
「完全女装娘の美希子です。アニトさまのおチンチンしゃぶらせてください」
でももしも女装レズをして相手の方にこんなふうに求められたら、
ワタシ女の子の格好しているからおチンチンはないんだけどなあ
と思うかもしれません。おしゃぶりされるんだからいいかな?
2はワタシが自身のモノを「おチンチン」と言いにくいです。
恥ずかしいですけれど、クリトリスとかペニクリとかに言い換えたいです。
「完全女装娘の美希子です。クリスリスしゃぶってください」
相手の方のセリフだった場合、その人は完全女装をしていながら
股間のモノを「おチンチン」とおっしゃっているわけで
う〜ん男性?と考えちゃいますけれどおしゃぶりしてみたい気もあります。
3は男性のことがお好きな男性のセリフですよね。
ワタシが女装している意味がありませんのでお付き合いは難しいです。
>わたしは最近「女装レズ」という行為に疑問を持っているのですよ。
>タチ役の人はどういう気持ちでそうするのだろうと。
「女装レズ」をするにしてもワタシは女の子側でいたいと思います。
でも相手の方にタチ役ばかりをしていただくのでは申し訳ありませんし、
だからといって立場を交代はできそうにないですし…。
女装レズってギブアンドテイク・ケースバイケースなのでしょうか?
ううっ、結局のところ経験のないワタシが答えを出すのは難しすぎますぅ。
そのあたりのことご経験豊富なアニトさまにお訊きしたいです。
■淫乱秘書隷嬢 吉田聡美さま■
ご出所おめでとさんにございます、姉御。
ささっ、まずはこちらにて記念写真をば。
…いけねっカメラ忘れた。しかたねえ携帯カメラで…。
姉御がお努めの間にカメラもこんなに小さくなりやした。
ただいま「携帯電話用三脚」にセットしたしやすから
その間スヌーピーを抱いておまちくだせぃ。
流行なんでございやすよ、これが。
それから御手を背中に回して、なーにちょっとのご辛抱でやす。
お股をおっぴろげていただきやして塩ビパイプを通しやすと
なおいっそう姉御の魅力が引き立ちやすから…。
こらそこのサンピン、なにぼやっと突っ立ってやがる!
姉御がご所望だ、チンチン引っ張り出して差し出しやがれ!
あいにくとペーマゴンポを切らしておりやして
こんな粗末なモノですがお口の寂しさ紛らわしにどうぞ。
おっぱいの周りにも縄をめぐらして欲しいですって?
さすが姉御、いつでも淫乱さはお変わりあやせんね。
ささっ、こちらの準備が整いましたので撮りやすよ。
いい表情でイッちゃってくださいやし。
わけわからないご挨拶になっちゃいましたけれど
心からご出所おめでとさんにございます。
■田神真緒さま■
>と、言う分けで、鬼束権太さまのところで述べたように、
>素直になりつつあるか、あきらめてきたか…。
>とにかく、受け入れつつある真緒だと思って下さい。
>素直に、もうどうでもよくなり、
>僕は素直にうなずいたと、書けばよかったですね。
ワタシがここで書いちゃってもいいのかなぁって思いますけれど…、
権太さまへのご挨拶も合わせて読ませていただき、
肝心な部分の筋道がズレちゃっているような気がします。
真緒さまの奴隷宣言と「空想奴隷宣言書」に対して
アニトさまは
>真緒さんは「わたしが期待していること」の答えを見つけねばなりません。
と書かれました。
これ以上書くのは控えますけれど……。
がんばってくださいませ、真緒さま!
■男!鬼束権太さま■
>この五年間で世の中の方も随分と変わりました。
>出会い系掲示板から
>トランスベスタイトとかトランスセクシャルという言葉が減ったというのも
>その反動のような気がします。
>出会いを期待しているのに社会問題として語り始める権太のような存在は
>迷惑でしかありませんからね。
難しいことは抜きにして出会いなり快感だけを求めちゃうのって
性風俗店でやっていることと同じみたいに思えちゃって
ワタシにはちょっと馴染めない世界だなぁって気がします。
出会ってお話をしてお互いを理解できたなら
より深くお付き合いをしたいと思うでしょうし、
自分とは価値観世界観が違うと思ったらお別れもある、
そういう出会いがしたいと思っています。
空想デートに長く居ついているのは理解有りゆえなんです。
社会問題として語り始めることのできる権太さまとなら
親しく深くお付き合いしてもいいなーって思うくらいです。
>白を基調としていて各部屋には出窓が設置された
>如何にも女性向けというような小振りなマンションだった。
>案内された美希子さんの部屋は一階の119号室だ。
>表札には整ったきれいな字で【桃原】とだけ書いてある。
>まさかトウゲンではないだろうからモモハラ美希子さんなのだろう。
あっ、我が家って119号室でこういうマンションだったのですね。
メモしとかなくっちゃ。
モモハラミキコでございました。
■中出真樹お姉さま&先生さま■
>ナイアルラトホテップか?ナイアールラトテップか?ニャルラトホテプか?
>ヨグ=ソトトか?ヨグ=ソトースか?ヨグ=ソトホートか?
>それに乱歩といえば御本家はE・A・ポーですが、
>ラヴクラフトに強く影響を与えたのはダンセイニとポーだと言われています。
ひぃいいい〜〜、さすが真樹先生さま。
神話の名称ひとつでこれほどまでに深いご造詣がぁ〜。
何度も読み返しているうちに
ナイのかアルのかわからないニャンタラホイップ(クリーム)と
ヨーグルトソースに思えてきました。
食べてみたいです。
それとやっぱり「ラブのマラが太い」人に深く影響を与えたのは
「男性二人」だったのですね。
思わず、ええどぉ・イヤ〜ン・頬がポーッです。
なんておバカなことばかり考えてしまう無知な生徒に、
真樹先生さまの愛の鞭をいただきながら
これからも暖かくお見守りくださいませぇ〜。
「思念のかけら」はこれまたひぃいいい〜〜です。
ワタシの頭の中が「原初の地球」「混沌」になってしまったのでした。
でも何度も読んでいるうちにちょっとずつですけれど意味がつかめてきて
ああっそうかってわかったときに快感があったのです。
空想力を刺激する物語ってこういうのもありなんだって思いました。
−−− 息子に抱かれたい −−−

午後4時、スポーツジムから帰宅すると
リビングのソファで息子が横になっていた。
テーブルには口の開いた缶ビールが2本立っている。
手にしてみるとどちらも空で冷たさは残っていなかった。
玄関のカギが掛かっていたから妻も外出しているのだろう。
もし妻が外出する前に眠りこけたのなら
タオルケットでも掛けてあってよさそうなものだ。
2人の家政婦は日曜はやってこない。
タンクトップのシャツに短パン姿を晒したままの息子は
午後の明るい陽射しを受けながら軽い寝息を立てて熟睡している。
大学時代アメリカンフットボールで鍛えたたくましい腕、
張りのある脚には適度に脛毛が生え、
一人前の男になったことを証明しているかのように思える。
見るともなしに目がいった股間が大きく膨らんでいた。
短パンを突き破らんばかりに左に反っているのがわかるほどに。
ぴくりと男性器が跳ね上がった。
入社して8年になるだろうか、
将来私の跡を継がせるために本社勤務だけでなく
各支店グループ会社にも出向させている。
一週間のサンフランシスコ支社の視察から今朝戻ったばかりだから
疲れや時差ぼけも残っているのだろう。
2日もあれば終わる挨拶回りには現地支社の通訳がつくが、
その者以外にプライベートな雑用をこなしてくれる臨時秘書を
私は出発前に手配してやっていた。
馴染みのクラブのママから紹介されたホステスで、
金でなにもかもを面倒みてくれ、英語に堪能な頭のいい女性だった。
彼女との甘く激しい夜が夢の中に再現されているのかもしれない。
吸い寄せられるように私はソファの前にひざまづいた。
下半身側から短パンの隙間を望む。
息子がブリーフ派であることは知っている。
ゆえになおさら左に反った膨らみが強調され、
しかしそこは完全に閉ざされていた。
黒い陰りは影なのかブリーフの色なのか陰毛なのか判断もできない。
ああ、どんなに成長しているだろう……確かめてみたい。
私は床に手をつきそっと顔を近づけてみた。
腿に生える男毛が頬に触れるまで。
舌を伸ばす。
けして届かぬ、いや届いてはならぬことを知りながら。
柔らかな体臭が鼻腔を刺激する。
いつからだろう、こんな淫らな想いにとらわれるようになったのは。
息子と一緒に風呂に入った思い出は数少ない。
一緒に写った写真も同様だ。
むしろその頃の私は社長学を学ぶために父親と過ごす時間のほうが多かった。
中学生になると息子は私から離れていった。
同じ家に住みながら姿を見ることは月に数度の生活だった。
父子としての絆は希薄だったが、家系としてのつながりは残っていた。
二代続く会社を受け継ごうと私が奮闘している姿を
息子はそれなりに見ていたようだ。
大学卒業間近になって息子は私の元に戻ってきた。
たくましく成長した男として、新入社員として。
再び息子の男根が跳ね上がり形を露にする
数ヶ月前のある日、夜更けに目覚めた私はのどの渇きを癒すため
ダイニングキッチンへ向かった。
その日もリビングのソファで息子が眠りこけていた。
シャツをはだけズボンを脱ぎ捨てお酒の匂いが漂わせていた。
度重なる各支店グループ会社への出向に疲れていたに違いない。
私も同様に経てきた道だからそれがよくわかった。
慰めてやりたいと思った。
しかし今ここで甘やかしては将来のためにならない。
そんなことが何回か続いたある夜
言葉にして情を伝えられないもどかしさが私を誤らせたのだ。
息子への愛しさが性と結びついてしまった。
息子を褒めてあげたい……認めてあげたい……もっと近くで……。
空想の中で私はたくましく成長した男性器を咥えている。
四つん這いになり犬のように。
ソファに寝そべった息子の身体にまたがり、腰を振っておねだりをする。
よしと言われて肉棒をやさしく掴み、自らのアナルに導く。
先端が入り、後は体重で深く深く押し入れる。
身体を上下させるたびに私の口からは歓喜の声が。
満足げな息子の笑顔……父子の結びつき……男の性……。
ああっ、けしてあってはならぬこと、空想すらタブーだというのに。
我慢がならず私は自身を愛撫してしまう。
息子の膨らんだ股間を見つめながら。

 ▽ ▽ つづく ▽ ▽
別棟に収めていただいたとき
どういうタイトルだとみなさまに読んでいただく可能性が高いか
ということを考えたことがありまして、
「息子に抱かれたい」はインパクトがあるのではないかと思いついたのです。
かなりタブーな関係なので現実的ではないかもしれませんけれど
願望としてそう思っている女装娘がいるかも?と思い
とりあえず書き出してみました。
またまた結末をどうするか決まっておらず見切り発車でございますぅ〜。




アニト (10月6日(木)23時57分43秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
>「完全女装娘の美希子です。アニトさまのおチンチンしゃぶらせてください」
どうぞどうぞ、いつでもどうぞ。
権太さんへの挨拶文から拝借しますが
>空想デートに長く居ついているのは理解有りゆえなんです。
長くお付き合いをさせていただいている女装娘さんが何人かいます。
彼女たちの男性としての生活部分はほとんど知りませんが
多くを話し合ったゆえ今日までのお付き合いがあります。
最初から「抱いてください」と希望される方とは案外長くは続かないのです。
大きな文字では書けませんが、女性はわがままな生き物で、
女装娘さんはそういう存在になろうとしているともいえます。
《女装レズ》でいつもいつも100%の満足感を得ようとするのは
なかなか叶わぬことなのかもしれませんね。
しかし、女性はわがままだから可愛いのです。




桃原美希子 (11月3日(木)00時33分41秒)
■アニトさま■
夜が肌寒い季節になってまいりました。
薄着での外出がつらくなってきました。
でも今年の冬もスカート履いてがんばっちゃいます。
ええと…2作品同時連載してしまうとレスがちぐはぐになってしまう
ということを考えたのですけれど、
今回の書き込みは「息子に抱かれたい」なので
同じ物語で前回いただいたお言葉を引き継げばいいと思いつきました。
>《女装レズ》でいつもいつも100%の満足感を得ようとするのは
>なかなか叶わぬことなのかもしれませんね。
このお言葉で少し前から暖めていたテーマに火がつき
「初めてのデート、初めての女装レズ」を書き出したのでした。
ヒントをありがとうございます。
あっ、やっぱりもう一方の物語の話になってしまいましたぁ。
もうひとつ考えたのは…今心理学の本を読んでいるのですけれど
アニマ(男性の無意識の中にある女性のイメージ)と
アニムス(女性の無意識の中にある男性のイメージ)という言葉って
アニトさまのお名前と関係があるのでしょうか?
■男!鬼束権太さま■
さすが博識権太さま、時代時代の男色・衆道・陰間にご精通なのですね。
男性だけに「ご精通」…なんちゃって。(失礼いたしました)
ええっ!土方歳三*沖田総司がそういう関係だったのですかぁ〜。
「御法度」という映画ではキタノタケシさん演じる近藤さんと
沖田さんがそういう関係に描かれていたように記憶しています。
いつの時代でも男性ばかりの集団にはいろいろなことがあったんでしょうねぇ。
現代でそういう閉鎖的社会はというと…。
やっぱり男子校とか遠洋漁業船とか戦場とか…。
>うーん、絶対に男の子のままの方が萌えなのに・・・、
>にしても、この子の名は?
男の子のほうが萌えなんですかぁ〜。
まぁ権太さまったらショタ系だったのですねぇ。
それならそうと早く言っていただけば…、いつか挑戦してみたいと思います。
「初めてのデート、初めての女装レズ」の男の子の名前、
まだ決まっていないんですぅ。
「権太さま」って名付けようにも他で多くご登場ですし…。
■田神真緒さま■
前回のご挨拶で余計なことを書いてしまったかもと
後になって反省していました。
またご挨拶いただるとうれしいです。
女装した同士でお互いのアナルを双頭バイブで犯しあった仲の人と
今度は男女の立場でエッチなことをするというのは
お互いにどういう心理なのかとても気になります。
続きをとっても楽しみにしております。
■淫乱秘書隷嬢 吉田聡美さま■
>アニト様とチャットしたらはまっちゃってぇ!
いいないいなー、はめていただいてー! 
ワタシはチャットをしたことがなくって
リアルタイムでおしゃべりができるってどんな感じだろうと思うのです。
聡美さまが「空想デート専用チャットパーティー会場を設立」ですってぇ!
きゃ〜、なんだか秘書みたいでかっこいい…って秘書でした。
アニトさまからチャット参加が可能かどうかってお知らせいただきました。
正直なところかなり難しいかもしれませんけれど
応援していますのでがんばってくださいませね。
>映画化されたら聡美の役は誰がやるかですって?
>聡美の役は聡美にしか出来ませんことよ!
やっぱりそうでございますよねぇ。
その度胸と貫禄、なにより何度も登場する大食いシーンは
人間離れした聡美さまの胃袋がなければ演じきれるものではありません。
でもでもスタントが必要なときにはいつでもおっしゃってください。
虐められるシーンや虎ちゃんとまぐわったりする場面は
ギャラなしで代役引き受けさせていただきますから。
ワタシの方こそ聡美さまの冒険活劇として描かれながら
深い深い哲学を含んだ物語にとっても憧れていて、
いつか挑戦してみたいと思っています。
■中出真樹お姉さま&先生■
>こりゃもう美希子ちゃん絶好調よね。
でへへ、ありがとうございます。
…っていうか知らない言葉に対応するにはヨーグルトソースみたいな
ギャグで逃げちゃうしかないって思っちゃったのでした。
でもけっこう頭ひねって生み出した語呂合わせだったのです
そんなことならネットで調べて
ちゃんとしたお返事をしたほうがいいのかなとも思いましたけれど
きっと真樹お姉さまなら許していただけると期待して
おふざけに走っちゃったのでした。
寛大なお姉さまに感謝です。
それにしても「七つの世界」は強烈です。
読む側がきちんとイメージを作りながら読んでいかないと先へ進めない
っていう物語はあんまり読んだことがないんです。
ワタシの場合、できる限りみなさまが持っている共通のイメージ
たとえば「公園」だったらこんな感じとか、いかにもありそうな「ラブホテル」とか、
そういうのを念頭において書いているつもりなんですけれど
それすらいつも後になってこう書けばよかったと反省ばかりしていますのにぃ〜。
真樹お姉さまは鮮明な「七つの世界」のイメージをお持ちになって
物語化されたと思ったりすると、
ワタシの「七つの世界」イメージがどれほど近づいているのかかなり不安です。
物語って書くほうだけでなく読む側もたいへんなんでございますね。
でもだからおもしろいです。
−−− 息子に抱かれたい 2 −−−
初めて女性モノの下着を身に着けたのはいつだったろうかとふと思う。
忘れかけていた記憶としては大学生時代にさかのぼる。
しかし当時は数枚の女性を隠し持っていた程度で女装というには程遠く、
オナニーイメージを膨らませるための道具でしかなかった。
しばらくして父のそばにつき会社経営のノウハウを学びぶようになると
女装のことなどすっかり忘れ
40歳で会社を受け継ぐまで家庭を顧みずがむしゃらに働いた。
その後数年して今度は息子が私のそばにつき、
家族の絆も復活しようとしている矢先だった。
妻が逝ってしまった。
大量の衣服がクローゼットに残された。
面影を追い求めるかのように
思い出の宿るワンピースの袖に手を通してしまったのだった。
自分が妻になったような気がした。
しかしそれも長くは続かなかった。
新しい事業の一環で中国に工場を設立し忙しくなったためであるが、
妻はスリムな体型でサイズの合う洋服が少なかったことも理由である。
そして5年前、不動産関係でグループ会社を持つ人物の次女を妻にした。
彼女は38歳のバツイチで、いわば政略結婚でもあった。
したがって性生活はそれほど活発ではなかった。
新しい妻はいつの頃からかカルチャースクールに通いだし、
仲の良くなった有閑マダムたちと、やれ学習会だの異文化研修だのと
出かけることが多くなっている。
まぁ本当の理由がどうであれ私には興味はない。
ホストクラブ通いや浮気でもしているならば
私や会社の目の届かないところでやってほしいと願うばかりである。
ふくよかな体型の彼女自身には興味はなかったが
日に日に増えていく洋服には目が留まった。
もともとがお嬢さま育ちだからどれもこれも消耗品である。
パーティで一度着ただけのドレスや旅行用と称したスーツ、
流行りものと化して威厳の落ちたブランド品。
それらをふと手にしたとき再び私の中に欲望が広がった。
好奇心に駆られて着てみると肩幅や胸囲(彼女にとってはバスト)
それにウエストサイズがほぼ同じだった。
こっそり女装用の衣装を買い集めるというのであれば
社会的な立場から不安や面倒さもある。
しかしすでに自宅にありこっそり持ち出しても誰も気づかず、
自室で自由に着られるという環境では欲望は抑えようがない。
恥ずかしながら50歳を半ばにして私は女装にのめりこんだ。
いや単に女装をするだけではない。
残りの人生を考えたとき悔いなく終わりを迎えるためには
やり残したことのないようにすごしたい。
死ぬ間際になってあれをすればよかったと思うことのないように。
女遊びは限りを尽くし思い残したことはない。
しかし自分が女になる快感は今始まった。
となれば女性の絶頂感とはどんなものなのだろうか?と行きつく。
出張の折に恥ずかしさをこらえてアダルトショップでいくつかのグッズを買い、
毎夜女装姿でアナルを犯した。
だがどんなに激しく突いたところでバイブの太さを増したところで
一人でするそれには限界がある。
かえって憧れを強めていくようなものだった。
男性の生モノを受け入れれば心に巣食う無情感は消え去るのだろうか?
世間には女装娘が集まるスナックや公園があるという。
しかし事業の関係で多方面に顔が知れ渡り、
個人として地域活動にも積極的に参加しているため、
迂闊なことはできない。
なによりこの歳になって女装姿を人前で晒すにはためらいがある。
愛人は今いる女1人で足りており、
男性を囲い万が一にも揉め事にでもなったらそら恐ろしく思う。
いずれにしてもよほど信頼できる者以外には
女装趣味は隠し通さねばならないだろう。
たどり着いたのが息子だった。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
会議が終わり社長室に戻ると待っていたかのように電話が鳴った。
ホットラインコールだった。
受話器を取ると聞きなれた声がした。
「マダムがお呼びです」

 ▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (11月4日(金)23時45分14秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
>ヒントをありがとうございます。
むはは、美希子さんはなんでもヒントにしてしまうから驚きです。
あのときの書き込み、いつかのメールから
こういう物語を生み出しましたかと感心することがよくあります。
>《アニマ》と《アニムス》《という言葉って》
>アニトさまのお名前と関係があるのでしょうか?
アニトはフィリピンの妖精だったり字体だったりしますが
今度はユングを持ち出してきましたか!。
実はずっと以前にほんの少しだけ意識していたことがあります。
もしかしたら「普遍的無意識」がそう名付けさせたのかもしれないと。
女装娘さんたちはどういうイメージや理由で名前をつけるのでしょうね?。
このことも物語のヒントにしちゃいますか?。

息子に抱かれたい 3へ

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