| 桃原美希子 (7月19日（火）18時51分58秒) ■アニトさま■ 地域的に梅雨が明けたようでございます。 お洗濯をしても女性モノはベランダに干せないものですから 部屋の中がますます湿っぽくなってたいへんでした。 最近家の中ではタンクトップとルームパンツでいることが多くなっています。 鏡の前でポーズをとってパンティラインを見ると もうちょっとピッチピチのホットパンツもいいかもなんて…。 レーザーラモン○谷さんってご存知ですか？ ハードゲイにはあんまり興味はないんですけれど あのエナメル？ホットパンツには惹かれるものが…フゥー！ それにしてもテレビはああいう格好もＯＫになっちゃったんですねぇ。 もうじき「女装です、あふ〜ん」っていうのをウリにした人が 登場するかもなんて思います。 女装もファッションのひとつと認められたらどうしましょ？です。 ■小鶴さま■ お帰りなさいませ、小鶴さま。 ３年前といえばワタシもちょうど「空想デート」に 物語を書き出した頃でございまして、 小鶴さまにもご挨拶をさせていただきましたけれど 憶えていてくださいましたでしょうか？ 小鶴さまの物語を読んでいると、 たくさんのことを経験された人生の大先輩なのに 一番初々しい感性を持っていらっしゃるかもという感じを受けます。 それを思えばワタシの物語は背伸びしすぎの気もします。 小鶴さまのように体験に裏打ちされた女心の機微を書けるようになりたいです。 未完？なんていやでございますよぉ。 ■紀香さま■ また違う彼とおデートですかぁ。 うらやましいですぅ。 ■男！鬼束権太さま■ ＞初心者には夏服名古屋襟はお勧めできません。 なるほどなるほどメモメモっと。 って権太さま、なんでそんなにセーラー服のことお詳しいんですかぁ？ あれから検索して調べてみました。 と「関東襟」とか「関西襟」とか「名古屋襟」にもたどり着き、 基本的な違いはわかったのですけれど どれが初心者向きだとか上下の組み合わせはなにがいいのかということは いまひとつピンときませんでした。 それはそうですよね、実際触ってみたり着てみたりしたわけじゃありませんから。 もしかしたら男！権太さまはセーラー服の着用経験が豊富だったりしてぇ。 「魔法少女hako」ちゃんのお姉ちゃんの制服はセーラー服なんですかぁ？ ハコちゃんに着せて着せて着せちゃってー。 −−− いつか見た光景 −−− 口にはしないだけでインターネット体験のある男性のほとんどが 一回や二回や三百回や四千回はヌード画像を見たり 見るために検索したりしたことがあるだろうと思う。 恥ずかしながら僕もそのうちの１人だ。 パソコンを買ったばかりの高校二年当時、 健全な男子として徹夜もいとわずアダルトネットを見て廻り、 保存した画像も１０や２０や１００枚の数ではない。 しかしあまりの氾濫ぶりと似たり寄ったりさにそのうち熱が冷める。 飽きたからとて有り余ったエネルギー発散の手助けとして 日々ヌード画像を見ずにいられないのが男の性なのだが…。 そうこうしながら大学に入り、サークル活動に夢中になり、新しい友人ができ、 彼女だけはできないまま２年が過ぎた。 健全な大学生活の一方、ネット世界では暗黒面に惹かれていく。 最近のお気に入りは「まぞ美展覧会」というＨＰ。 できてから数ヶ月しかたっていないようで 写真数はまだそれほど多くないのだが、質がいい。 「恥辱」「拘束」「野外」などいくつかの部屋に分けられて展示された写真は モデルでマゾの「まぞみ」という女性が被写体だ。 亀甲・Ｍ字開脚やその他はなんと名前がついているのか知らないけれど ロープだけでなく電気コードや食品用ラップに 包帯なんかを使って緊縛されていたり、 ノーブラの透け透けワンピース姿でコンビニに入ったり 電車の中で超ミニスカートをめくり上げてオナニーしたり、 住宅街を首輪をして四つん這いで歩いたりと趣向を凝らしている。 プロフィールページによると撮影者はご主人さまの「Ｓ」氏で ２人の関係は「うふふ」なんだそうだ。 「重要なのはライディング」と書いているＳ氏は もしかしたらプロのカメラマンなのかもしれない。 野外での写真は総天然色だが、 室内ではポーズやテーマに沿って色彩は統一され光と影のコントラストが強い。 写真に添えられた文章は撮影状況や技術に関してＳ氏が、 そしてまぞみさんも心情告白という形で共同執筆している。 掲示板では投稿者の意見や質問やリクエストに丁寧に応えていて ２人のコンビネーションの良さがＨＰ全体を盛り上げているようだ。 さらに見所は「投稿下着画廊」というコーナーで、 下着姿なら女性・男性を問わないばかりか女装というカテゴリもある。 僕としてはもちろん見るのはほとんど女性投稿のページなわけなのだが ある日気まぐれに下着女装のページを開いたところ、ありりゃびっくり。 オーナーの撮影技術の高さを反映してか、どの写真もとても見応えがあるのだ。 下着女装、つまりは男性と知らされていてもポコチンが立っちゃうほどだ。 知らなかったー、こんな世界があったのかぁ、なのだった。 問題はそこなのだ。 投稿常連とまではいかないけれど週に一回くらいのペースで 写真を載せている下着女装娘さんがいる。 ブラジャーとパンティ・パンティストッキング、 ときにストッキングにガーターベルトの姿で ベッドの上で前で、座っていたり立っていたり寝ていたり。 もちろん顔にはぼかしが入っていて、 あるにふさわしくない股間の膨らみは 思わずさぶとん１枚あげたくなるようなポーズの巧みさで隠している 正直言えば中身は男性と知りながら毎回ヌイちゃってる。 問題はそこではないのだ。 毎回変わらず同じアングルの背景として写る どこででも買えそうな何の変哲もない木枠のシングルベッドに これまたありふれた白いシーツ。 大きなサッシ窓には薄い黄無地のブラインドカーテンが下ろされ、 白い壁の隅っこにエアコンだと思われる一部が写っていて、フローリングの床。 日本中のどこにでもあるような部屋の一部と、 全国どこの店でもカタログショッピングでも買えるような家具と 世界中の誰でも考えつくような平凡な家具の配置。 しかし何の特徴がないにも部屋にもかかわらず、いや特徴がないからこそ、 どこかで見たことがある部屋のような気がしてならなかった。 もしかしたらテレビドラマの中の部屋だったのかもしない。 もしかしたら何かの雑誌に載っていた写真だったかもしれない。 もしかしたらネットで見たのかも？ もしかしたら…もしかしたら…もしかしたら… でももしかしたら僕はこの部屋に行ったことがあるかも…。 ともかく今、その特徴のない部屋に住む、 投稿名は特徴のある「虹乃リボン」ちゃんに注目しているのだ。 ▽ ▽ つづく ▽ ▽ アニト (7月19日（火）23時43分30秒) 桃原美希子さん、こん○○は。 ＞女装もファッションのひとつと認められたらどうしましょ？です。 先日古着屋さんで夏向きなシャツを試着したところ どうも袖と裾が少しばかり短いような気がして ボタンをはめようとしてハタと気づきました。 メンズのコーナーにあったにもかかわらず女性モノだったのです。 なるほど、ボタンの位置が左右逆というだけでなく、 袖と裾の長さの違いを着てみて実感できました。 デザインや柄の好みは自分のモノであるため 買ってしまおうかと思ったくらいです。 周りがとやかく言わなければ・・・。 桃原美希子 (7月27日（水）19時29分03秒) ■アニトさま■ アアアアニトさまが女性用シャツを？？？ ワタシも外出用の普段着を女性モノにできればと思っているのですけれど やっぱ見る人が見れば一目瞭然でわかってしまうでしょうから アウターはしかたなく男性モノを身に着けています。 でもＴシャツはウエストがキュッとなっているものだったり ピンクのかわいいベルトをしていたり 見えないところでファッションを楽しんでいます。 そういえば先日古着屋さんで 女性モノのＴシャツを物色している男性を見かけました。 その人、ローライズっぽいジーンズを履いていて バッグを肩に斜めがけしていたのです。 お肌なんかつるつるの真っ白。 それでも男性だとわかったのはお胸がペッチャンコで シャツの背中にブラの線がなかったことと 数本ですけれどお髭が伸びていたんです。 誰のために選んでいるのかなーってすごく気になりました。 もしかしたら同じ趣味の方で、 お友達になるチャンスなのかもしれないとも思いましたが 万が一違っても失礼なので声をかける勇気はありませんでした。 こういうときアニトさまならお声をかけたりしますか？ ■男！鬼束権太さま■ ＞男というものは本質的にセーラー服が好きなのですよ。 やっぱりそうなんですねー。 規制の中に生まれるエロチシズムみたいなのを感じていまして ブレサー型ってボタンをはずしたりリボンを緩めたり裾を出したりって 着崩した格好の子をよく見かけるんですけれど ぜんぜん色っぽいと思わないのです。 それよりも着崩せないセーラー服には処女性が存在するその裏に 大人になる寸前の性衝動が隠されているような気がして うううったまんないと空想しちゃうわけです。 物語中の「鈴木」くんってもしかしてごん太くんとお友達の鈴木くんですよね？ 実をいうと隠れファンなんです。 ■スカコンさま■ はじめまして、ＨＰを拝見しました。 お一人でたくさんの物語を書かれているのですねー。 ワタシもＨＰを作ってみようかなって思った時期があったのですけれど １人じゃ寂しくてきっと続かないだろうなって思って 「空想デート」でお世話になっています。 応援していますからがんばってくださいね。 ■田神真緒さま■ 真緒さま、おひさしぶりでございます。 ご復帰おめでとうございます。 しばらく書き込みをされない作者さまは 今どうしていらっしゃるんだろうなと思うことがあります。 ワタシなんか変化のない生活なものですから 勝手な空想をしてうらやましく感じちゃうんです。 きっといつかは戻られて続きを、新しい物語を書いていただける、 そう信じてお待ちしています。 そうすると本当に戻ってきていただけますから うれしくって飛び上がって喜んじゃいます。 それだけの魅力があるんですよねー「空想デート」って。 ■中出真樹お姉さま＆先生■ あーん、お姉さまが遠くに行っちゃうようで寂しいですぅ… えっ、これからもお姉さまでいてくださるのですか？ えへへへ、だったら今晩あたりお姉さまのベッドに忍び込んじゃおうっかな。 美希子のこと忘れられなくして差し上げますです。 ワタシが結婚することになる日なんか来るんでしょうか？ 女の人を愛したいっていうよりも、女装をするようになってから 女の人でも男の人でもいいですから理解されたい愛されたい って気持ちが強くなっているような気がします。 同棲っていうのに憧れています。 ブラジャーが干せなくなってしまいますけれどどうされるのですか？ −−− いつか見た光景 ２ −−− 女装という秘密の趣味を持つ人が写真投稿をするとき 素性を知られたくないために 顔にモザイクをかけたりするのはよく見かけるけど 自宅での撮影で背景とかは意識しているのかなと考える。 不特定多数の人が閲覧できるわけだし、 自宅へ来たことのあるリアルな世界の知り合いが見る可能性だって ぜったいないとは言い切れない。 たとえばデザイン性に富んだベッドだったり、 特徴のある柄のシーツやカーテンだったり、 めずらしい壁掛け時計や絵が掛かっていたり さらには男性の部屋とは思えないようなメルヘンチックな 枕やカーペットやコタツカバーだったり、 逆にきれいとは言いがたい部屋で、 普段着ている男性モノの洋服が脱ぎ散らかしてあったり、 読みかけの本や雑誌のタイトルが読めるまま無造作に置いてあったり、 女装以外の趣味であるサッカーボールとかギターとかが写っていたり、 憧れのアイドルのポスターや旅行へ行った時の写真が壁に貼ってあったり。 そういう部屋のあちらこちらで撮影した写真を投稿していたら 背景を総合して見る人が見れば 「この部屋の主を知ってる」になってしまうだろうと思うのだ。 まさかわざわざ部屋の模様替えまでしている人は少ないだろう。 普段は男くさい部屋だけど女装をして撮影するときには ドアやふすまやタバコの焦げ跡がついた畳まで取り替えちゃうとか…。 いややもしかしたらそこまでしている人もいるかもしれない。 たとえばの話、僕が女装をする人だったとして 撮影場所が自宅以外にはないとしたら部屋の個性はとことん隠すだろう。 まずは背景の選択。 階下には両親がいるから落ち着いて撮影時間が確保できず論外。 階段はいくつのかの絵を取り外せば可能だけど やはり両親の外出中にしかできないからかなり危うい。 残されたのは８畳の自室のみ。 壁の四面すべてに何かしら家具のある状態だから何かしらの細工が必要だ。 だとしたらやはり背景用セットを用意するか、 壁全体をシーツか何か大きな布で隠してしまう方法を 僕なら選ぶだろうと思うのだ。 どちらにしてもなかなか大掛かりで大変な作業になる。 背景用セットなどそれをどこに置くかがまた問題でもある。 うーん、みなさんはどうしているのだろう？ と考えながら時を過ごしていると 一週間ぶりに虹乃リボンちゃんが画像投稿をしていた。 これまでに添えられた文章を総合すれば 僕と同じ都市に住んでいることは間違いない。 たぶん年齢も同じくらい、だからなおさら気になるのだ。 ベッドにうつぶせに寝て片足だけ９０度に跳ね上げている。 お揃いのピンクのブラとパンティが悩ましい。 背景はやはり特徴のない部屋の一角。 この部屋見たことがあるようなないような…。 でも見たとしたらどこで見たんだろう？ 最近ツルんでる奴らっていうと…… 紀道ン家？…奴ん家はゴミ箱だ。 （『彼氏が彼女に着替えたわ』をご参照ください。 紀道くん家の描写はありませんけれど） アキラんとこのアパート？…ありゃマニアの異次元ワールド。 （『だって女の子なんだもん』をご参照ください） 他の奴らの部屋はあまり印象にない。 いや印象にないからもしかしてということも…。 それとも高校時代の友達の家だったか？ へんな奴らが多かったからなー、 そもそも学校自体が一風かわっていた、アニト学園。 そういえばリボンちゃんの写真は誰がシャッターを押しているのだろう？ カメラ用のリモコンを手に持っている様子はない。 ベッドを見下ろすちょうど人の背丈くらいからの角度。 三脚を使ってのタイマー撮影か他に誰かがいるのか？ そんなーぁ、リボンちゃんの生肌を見ている奴がいるかもしれないなんてーー！ いやまてよ、毎回同じアングルということはきっとタイマー撮影に違いない。 うんそうだそうに決まっている。 僕がカメラマンだったら絶対角度を変えて撮ったり接写したりする、 うんにゃ、せずにはおれない。 そしてお互い悶悶としちゃって、こうしてああしてこうなって…。 って、リボンちゃんは男だったー！！ ぐおーーっ！ しかしますます気になる虹乃リボンちゃんなのだった。 ▽ ▽ つづく ▽ ▽ アニト (7月28日（木）00時11分26秒) 桃原美希子さん、こん○○は。 ＞こういうときアニトさまならお声をかけたりしますか？ 予期せぬ不安またはあらぬ誤解を感じさせては申し訳ないですから たぶん声をかけることはしないでしょう。 そもそもわたしはナンパはしないのですよ。 「求愛中」のバッチでもつけていれば話は別ですがね。むはは。 また、知り合いの女装娘さんが男モードでいるときに出会っても 声をかけることはしないと決めています。 たとえば美希子さんが《見えないところでファッションを楽しんで》いるときに 男性または下着女装娘さん（見た目は男性）に声をかけられたら どういう印象を持ちどんなリアクションをするでしょう？。 桃原美希子 (8月9日（火）17時36分54秒) ■アニトさま■ ええと…前々から思っていたことなんですけれど 同時に２つの物語を連載していると せっかくのアニトさまとのご挨拶文に連続性がなくなって 「別棟」に転記していただいたとき意味不明になっちゃいます。 そうは悩みつつ書きたい気持ちが抑えきれず どんどん物語を書いてたりしていました。 けど今回から１本完結させてから 次の物語を発表するということを試みてみます。 といっても書けるときに次作をどんどん書き溜めておき、 途切れないようにしますからご安心くださいませ。 ＞どういう印象を持ちどんなリアクションをするでしょう？。 このご質問をいただいて上のように考えたわけなんです。 だってすごく重要なことに思えましたから。 相手の方の声の掛けかたにもよるんですけれど いきなり「女装娘さんですか？」って言われたら えっ？えっ？えっ？なに？なに？なに？どうして？どうして？ ってそのときの自分の格好とか仕草にバレる要素があるのかなど とにかく自分のことしか考えられないパニックを起こすと思うんです。 それで急いでその場を逃げだしちゃいます。 そして後になってあの人は誰だろう？どうして知ってるの？ どこでわかったの？と考えるような気がします。 「よかったらお茶でもしませんか？」なんて誘われても やっぱりお断りするだろうと思います。 だってワタシもナンパはしたこともされたこもとないですから そういうことをする人の心理や行動がわかりませんもの。 知らない人についてっちゃだめだよってパパとの約束なんです。 ■小鶴さま■ 女装娘は正直さと不正直さを持っているんじゃないかと思います。 女装の願望を自分に隠さないこと。 女装の願望を世間に隠すこと。 小鶴さまの文章を読んですごいなぁって感じることは 正直であろうとするがゆえに生まれる悩みや葛藤を 正直に告白されていることです。 そういうのが私小説っていうんじゃないかって思うんです。 だからこそ書き続けていただきたいです。 ■田神真緒さま■ お帰りなさいませ、真緒さま。 ＞本当に空想デートへの書き込みをしたかった半年間でした。 わかりますわかりますとも。 ワタシなんか一週間でムズムズしてきちゃいますもの。 物語を書いてると他のことを忘れ夢中になれるんです。 言葉が浮かんでこなくてときどき自分はなんておバカなんだろうって 思うときもありますけれど 書いてるときはもちろん書き終わったときの開放感といったら 今のワタシには他にオナニーくらいしか見当たりません。 もしかしたら緊縛に似ているかもしれないと思うほどです。 ちょっと大げさな表現ですので本気にしないでくださいませね。 真緒さまは自縛なんかもしちゃうのでしょうか？。 ■淫乱秘書隷嬢 吉田聡美さま■ 山奥か地下牢に監禁されてお風呂でおっぱいを触られたり ホストクラブ通いをされたり虎ちゃんとまぐわったり 精液まみれの乱交をしていらっしゃったんですかぁ。ひゃ〜。 あれ？事実と空想が入り混じってます？ 聡美さまは淫乱なんかじゃありません。 超―――っ淫乱でございますうー。 でも聡美さまがいらっしゃると掲示板がぱっと華やぎます。 あらためまして、お帰りなさいませ聡美さま。 ■男！鬼束権太さま■ ＞女子高生に不可能はないのですよ。 さっすがぁ、セーラー服フェチっ子の権太さまぁ、 いろいろな技をご存知でいらっしゃるのですね。メモメモっ。 どっちにしてもワタシは田舎の中学生か ケバケバの不良女子高生になってしまいそうなので 参考にさせていただければと思って 「空想デート」にある権太さまのお写真を探してみました。 あら〜？ ないないないセーラー服写真がぁ。 一度でいいから女子高生ごん子ちゃんを拝見したいですぅ。 そうだ！ 鈴木君に相談してみよっと。 −−− いつか見た光景 ３ −−− 夏だ！水着だ！！虹乃リボンちゃんだ！！！ ピンクの地に白い水玉模様の水着を着た虹乃リボンちゃんが 浮き輪を抱えて恥ずかしげにたたずんでいる。 背景が海ではないのが…うーん残念なところ。 ダウンロードしたリボンちゃんの投稿写真はこれまでに９枚。 添えられた文章から僕と同じ都市に住んでいるらしいこと、 自称２０歳があながち嘘ではなさそうだということがわかっている。 となると僕の知っている人物であるかもしれない可能性が無きにしも非ず。 特徴のない部屋の背景から推測できることはあいかわらず何もないため、 写真に写る虹乃リボンちゃんの姿を下心なしに見つめてみる。 見つめれば見つめるほど可愛いがそこはぐっと我慢だ。 身長は…わからない。 カーテンの高さから判断すると１７０センチはないかもしれない。 とするとかなりスリムな体型だから体重は５５ｋｇ前後か。 そんな奴なら街中にうじゃうじゃいるぞぅ。 部屋の造りはアパートの一室のようであることから １人暮らしの大学生か社会人になったばかりと推測していいだろう。 親と同居していたり結婚していたら そうそう自室で自由に女装なんてできないだろうしね。 それにしてもやけに肌が白く、腋毛とか脛毛もない。 だからよけいに女の子に見えて悶悶しちゃうのだけれど はじめから薄い体毛なのかそれとも剃っちゃったんだろうか？ 運動とかはしていないじゃないかと思う。 体育会系ならばみんなで銭湯に行ったり合宿があったり、 社会人ならば温泉地への社員旅行とか 裸のつきあいをしなければならないときもある。 きっとそういうことのない、またはそういうことをしない日常なのだ。 むむむむ、ますます秘密めいてきたなぁ。 毎日女性下着を身に着けて過ごしているのだろうか？ 家にいるときはもちろん、たとえば大学なり会社へ行くときも…？ そういえばレディスのジーンズを履いていたり 裾が短くピッタリチックなＴシャツを着ている男を 学校でも街でも見かけることがある。 それは個性を演出するファッションなのだろうか？ はたまた女性モノを着たいという心の欲求なのだろうか？ まさか本人に確かめるわけにもいかないが気になってしかたがない。 虹乃リボンちゃんは上着はどうしているだろう？ 顔を隠して投稿しているのは自分を知られたくないために違いない。 ならば外では少なくとも人から見られる上着は 男性モノを着ているような気がする。 投稿しているサイトの画像掲示板が「投稿下着画廊」だから 律儀に下着写真のみなのかもしれない。 だとしたらまじめな子なんだなってあらためて感心しちゃおう。 けどもこれだけ上手に女の子に変身できるリボンちゃんなのだ、 下着だけで満足できるはずがない。 他の女装系サイトにはフル女装姿を投稿しているのかも…。 となれば写真に写る特徴のない部屋の一角以外は 女の子の洋服や持ち物で溢れている可能性がおおいある。 少なくとも変身時に必要だろう三面鏡のついた化粧台とか 大きな姿見くらいあってもおかしくはない。 いっちょ、他のサイトも探さねば。 もしかしたら別名を使っているかもしれないけれど 背景で見つけることができるもんね。 ……でもネット世界は範囲が広すぎて いったいどういう検索をすればいいのか見当がつかないし。 ん？待てよ、ベッドが置いてある窓側の一角だけ特徴はないにせよ、 その他は女の子のモノで溢れている部屋に行ったことがあるなら いかに僕でもそのアンバランスさに気づかないはずはない。 もちろんそこの主に理由を訊かずにおれないはずだ。 なのに答えを得た記憶もないということは…。 そのときだけは女の子用品を押入れやタンスに隠してあったか？ それともやっぱりテレビや雑誌で見た残像なんだろうか？ うんにゃ、そうであればこんなに気になるだろうか？ 僕はたしかに虹乃リボンちゃんの部屋に入ったことがあるのだ。 うーん、いつだったか、どこでだったか？ ？？？？？ 画像投稿をする人たちは自分を特定されないように いろいろな工夫をしているはずだと僕なりに考えてみたけれど、 それでもやっぱり不特定多数の人が見るわけだから いつかどこかで「写っている背景の場所を知っている」とか 「この人物を知っている」ということも無きにしも非ず。 それは発見者の生活圏にある建物だったり公園だったり 行ったことのあるホテルの一室だったり友達の家だったり、 また、家具の特徴や配置だったり体型や首筋のほくろだったり…。 いかにインターネットが匿名性の高い世界だからといって 発覚すればどれほどのリスクがあるかもしれないのにもかかわらず 本来は誰にも言わず秘密にしておきたい女装する自分を 投稿写真という形で自己ＰＲする心理はどういったものだろうと思う。 ！！！！！ 僕は虹乃リボンちゃんが誰だか知ってどうするつもりだろうとも自問するのだ。 もしも知り合いの誰かだったとしたとき、 何を話しどう対応すればいいんだろう？ いいや知ってしまったことを相手に伝えるかどうかも重要な問題だ。 きっと今までの関係が違うものになってしまう。 たとえば昨日までの親友が…兄弟が…、今日からは女装娘！ そのときどうするかという答えを持っていない僕が いったいなんのためにリボンちゃんのことを探索しているんだろう？ ある人が言っていた。 「人は独りでは幸せになれない」って。 だからなのかな？ ▽ ▽ おわり ▽ ▽ って「僕」が誰なのか、 そしてほとんど僕の堂々巡りのモノローグで ストーリー展開も明確なオチもないまま唐突に終わっちゃいましたけれど この物語は第二部『虹乃リボンちゃん編』に続きます。 ちなみにワタシはずうーっと以前 ある画像掲示板に２回写真の投稿をしたことがあるんです。 そのときの背景にはまったく気を使いませんでしたけれど 『空想デート』で掲載させていただいている写真は ほとんどが白い壁をバックに撮影しています。 みなさまは投稿画像をどういう思いでご覧になっているんでしょう？ ■桃原美希子のお部屋■ http://www.muvc.net/fantasydate/kuso2002/tokomikiko.html アニト (8月10日（水）23時26分22秒) 桃原美希子さん、こん○○は。 『いつか見た光景』完結おめでとうございます。 画像投稿をする女装娘さんは 「自分を知られたくない」という不安を持ちながら 「見せたい」願望（「存在証明」を含みます）もあるのでしょう。 そこに個々の考え方や想いが詰まっていて、 投稿画像を見る側としては理解できる面があったりできない部分もあったり。 ですから共感したり誤解が生じたりもします。 見える部分だけでなく心の内を見てあげられる見る側の心が大切でしょう。 画像投稿をする人たちのその勇気には感心しているのですよ。 ＞知らない人についてっちゃだめだよってパパとの約束なんです。 パパの言うとおりで、美希子さんの思考と行動は当然のことでしょう。 この物語が《第二部》にどうつながるのか、おおいに期待しています。 メニューへ戻る |