桃原美希子 (2004年12月30日(木)18時30分43秒)
■アニトさま■
>3年がすぎ4年目に入るのではありませんか?。
のえ〜ぇー、そうでございましたぁ。
あまりにも長いことお世話になっているため年月も定かではなくなっていますぅ。
それにしても恐るべきはアニトさま。
「長続き」っていう言葉を知らなかったワタシに
こんなにも長続きする楽しみを教えてくださったのですから。
苦しいときもありました、寂しいときもありました。
でもいつもアニトさまは身近にいてワタシを励ましてくださいました。
ですからワタシなんかでも続けてこられたんだと感謝しております。
来年の目標は……アニトさまにもう一度デートをお願いして
女にしていただくことです。きゃ、書いちゃった。
それと、年内に完結させようと思っていた
「わたしの下着はかないでったら!」の続き、
操作を誤って消してしまいましたぁーーーーーーーーーーーーー!!
もーショックショック大ショックですぅ。
ですので今回は書き始めていたもうひとつの物語を引っ張り出しました。
2本連載になっちゃいますけれどお許しください。
■田神真緒さま■
奴隷宣言を見て驚き、アニトさまがそれを保留されたのに驚き、
それでも真緒さまは物語を書き続ける真摯さに感動しました。
アニトさまは1歩も2歩も先を読んでいらっしゃる方ですから
きっと絶対間違いなく真緒さまのことを考えてのことだと思います。
「何か」がわかって、真緒さまが大きく成長する姿を楽しみにしていますね。
それにしても物語のほうは絶好調ですね。
エッチな描写は目に浮かぶほど詳細ですし、
真緒くんの心理が女装の方向に行ったり引き返したりでドキドキします。
今年最後の書き込みになりますのでご挨拶を。
来年も真緒くんの成長を読ませてくださいませね。
■淫乱秘書隷嬢 吉田聡美さま■
>結果からいいますと、乳首はいじくるほど大きくなる!
きゃー、………………でででも、やっぱりそうなんですね。
以前アニトさまにも同じようなことを教えていただいて、
それからはお風呂に入っているときいつも乳首いじってますぅ。
恥ずかしいんですけれどすぐに反応して大きくなるのはアソコばかりで。
もっと摘み上げたり締めつけたりグリグリしたりしたほうがいいんですよね?
がんばってみます、あんあんあんっ。
物語はいつもクスクス笑いながら読んでいます。
でも笑いの中にもエッチなシーンが盛り込まれていて
お得感いっぱいって感じです。
今年最後の書き込みになりますのでご挨拶を。
来年も「空想デート」を引っ張ってくださいませ。
■男!鬼束権太さま■
>兄としての自覚がふつふつと沸いてくるではないですか。
きゃー、かっこいいっ! 
男の人ってみんなお兄さんだと思うんです。
年齢は関係なく、誰かの言動を受けてそれを寛容できるかどうか。
ワタシが書くのもなんですけれど、
女装娘ってこだわりが強い人種じゃないかと思っているんです。
私はこう、自分ならこんなふうにする。
違って当たり前のことなんですからそれを否定することなく
権太さまみたいにオールマイティな心で認めていただくと
年下みたいな思えながら頼れるお兄ちゃんって感じがします。
今年最後の書き込みになりますのでご挨拶を。
来年も良きお兄ちゃんとして見守ってくださいね。
■中出真樹お姉さま&先生さま■
>ブチュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(熱烈なチュー)
ひゃ〜、熱烈なキスをいただいちゃいました。
ええい負けるもんかぁ、ワタシはお返しに舌を入れてブチュ〜〜〜〜っと。
キスや愛撫は相手がいて盛り上がると同じように
(1人でする愛撫も捨てがたいんですけれど)
4年もこの掲示板で物語を書いてこられたのは
真樹さまをはじめみなさまがいたからです。
1人じゃぜったい続きませんでした。
つたない物語を読んで励ましていただけるみなさまに感謝感謝です。
権太さまの『亜里砂の大冒険』を元に書かれた「感染」は
ワタシも素敵な物語だと思います。
同じ設定ながら権太さまはこう、真樹さまはこう、と
書く人の個性や考え方が見えるような気がしてます。
アニトさま率いる「空想デート」だからできるんですよね。
ワタシも書いちゃおっかなー。
今年最後の書き込みになりますのでご挨拶を。
来年もエッチに可愛がってくださいませーーー。
−−− 女装娘になった理由(わけ)−−−

気がついたとき私はベッドに仰向けに寝て
四隅から伸びる革ベルトで両手両足を固定されていた。
しかもいつの間に服を脱がされたのかTシャツとトランクス1枚の姿で。
見覚えのない天井に部屋のインテリア……。
ベッドの端でタマミが床に正座しているのが目の端に映る。
背を丸めうつろな表情で私を見ていた。
「なにをした? なにをするつもりだ!」
私の声に目に溜めた涙をぬぐい、申し訳なさそうに顔を伏せた。
「ごめんね、ごめんね。こうでもしないとあたしの話を聞いてもらえないと思って。
許して、麻生くん、ごめんねごめんね」
そう言ってタマミは立ち上がり、
ためらいがちにスカートのファスナーを引き下ろした。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
社全体で進めていたプロジェクトに目標達成のめどがつき、
現場責任の命を受けていた私はようやく一息つけるようになった。
週末には2年ぶりになる3日間の休みをとることができる。
そういえば中学校時代の同窓会の案内葉書が届いていたな。
地元を離れている私は中学時代のクラスメートに会うこともなく、
まして2年生のときのクラスとなっては
みんなの顔を憶えているかどうかも自信がない。
かといってせっかくの3連休だというのに、
独身1人暮らしで休日の過ごし方を忘れてしまっていた。
両親も違う都市に引っ越し住んでおり、帰る家はなかったが
久しぶりに子供時代を過ごした土地や旧友の顔を見るのも
気晴らしになっていいかもしれないという気になった。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
故郷は少しも変わっていなかった。
♪希望の山に若木は萌えゆ 我らの道は紺碧(あお)きなり♪
と中学校の校歌で歌った眼前にそびえる山はもちろん、
駅前のビル群もきっと内部の入れ替わりがあるだろうが
私が街を出たときよりさらにくすんで旧態依然と立ち並んでいる。
懐かしき生まれ故郷はここからさらにバスで40分揺られた先の小さな町だが、
同窓会の会場は駅から歩いて5分の繁華街にあった。
中学生時代、陽が落ちてからこのあたりをうろつく生徒は不良と呼ばれた。
開会の時刻より1時間遅れで小料理屋ののれんをくぐり目的を告げると
カウンターの向こう側から「奥でやってるよ」と主人の声が返ってくる。
狭い通路を進む途中で和服姿のたぶん私と同年代くらいの女性とすれ違う。
女将にしては若すぎるから店の者だろうと思うが
無愛想な親父と違って私の顔を見るなり笑顔で道を譲ってくれた。
「遅くなりました。麻生です」
引き戸を開けてそう言うと、
戸越しに聞こえていたぼそぼそとした会話が止まり、全員が私を見つめる。
ほんの一瞬間があって1人が言った。
「よーぉ、サエちゃんかぁ」
中学時代の私の呼び名だった。
冴人(さえと)の2文字からきているのだが
32歳にもなってそう呼ばれるのは妙な感じだ。
「おお、サエか」「麻生くん、お久しぶり」
「冴人、お前変わんないねー」「麻生、変わったなー」
最初に声をかけてくれた芳村(当時の呼び名はヨシくん)にうながされ、
彼の隣りに座ると目の前に次々とビール瓶が突き出された。
冷えたビールを一口飲むたびに私の記憶は一気に中学時代に戻り、
面々の名前と当時の顔が徐々に結びついてくる。
しかし出席者の全員が男で、8人とはあまりにも少なすぎる。
「なんだ、集まったのはこれだけか?
俺たちはまだ欠員が出る年齢じゃないし、地元に残った他の者は?」
疑問に思ってそう言うと、ヨシくんが顔を近づけ声をひそめた。
「いや、もう1人来ている。ただそれがだな……」
そのとき引き戸がすっと開き、
さきほど階段ですれ違った和服姿の女性が入ってきた。
なにも持たずに来たからてっきり空いた皿でも片付けるのかと思ったら
私のそばに座り三つ指をつく。
「本日はお越しいただいてありがとうございます」
「あっ、はい、どうも」
そのときヨシくんが含み笑いをしながらささやいた。
「玉美だよ。ほらいただろ、たしか一学期のときお前の後ろの席だった…」
そう言われても背後が壁ではなかったという気がするくらいで
中学2年の一学期に後ろが誰だったか思い出すにはまだ時間が足りない。
そもそもタマミという女子がいたかさえも…。
「変わっちゃったからなー、こいつ」
タマミ?タマミタマミたまみたまみ玉み玉み玉美玉美
玉美玉美かずかずかずかずゆかずゆかずゆきかずゆき和幸…玉美和幸!?
って、男だっただろう!!!!!!

 ▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (1月4日(火)00時23分36秒)
桃原美希子さん、あけましておめでとうございます。
実のところわたしも《「長続き」っていう言葉を知らな》い方でしてね。
我ながらなぜこれほど『空想デート』が続くのか不思議なくらいです。
リアル世界ではなかなか巡り会えない心の内を窺い知れない人たちと、
想いを伝え合えるのがネット世界の魅力だと感じているしだいです。
>アニトさまにもう1度デートをお願いして女にしていただくことです。
そういうお願いは何度でも聞き入れますよ。
初体験はどんなシチュエーションがいいでしょうか?。
新年早々デートの予約とは今年も楽しい1年になりそうです。
美希子さんの「8月の思い出 〜アニトさまに会いに〜」はこちらです。
http://www.muvc.net/fantasydate/kuso2003/mikiko24.html




桃原美希子 (2005年2月22日(火)18時49分33秒)
■アニトさま■
わーい、またまた新しい作者さまがお二人も。
危うい船のように思えて船長さまがしっかりしているから
静かなときも嵐の海も乗り越えて長い長い航海ができるのですね。
「別棟」の更新もありがとうございます。
ほんのちょっといろいろなところが変わっておりました。
「キャンペーンガールs」だったのがいつの間にか「KUSOエンジェルs」に。
キャンペーンガールとさせていただきながら
ちっともキャンペーンのお役になっていないのでは?と
ずっと思っていましたので肩の荷がおりました。
今度からはエンジェルとして……ええと、何をすればいいのでしょう?
ええと…忘れかけていたような物語の第2話です。
時間軸を交互しながらさらに過去をさかのぼるという構成にしちゃったものですから
整理がつかず一気に書かないと集中力が続きません。
■天堂春香さま■
はじめまして、桃原美希子ともうします。
携帯からの書き込みなのですか、すっごーい!
それにもうアニトさまにメールを差し上げているなんて
やる気満々な情熱みいたなのを感じちゃいます。
物語は意味深な始まりかたでそれからどうなる?どうなっていくのぉ?と
とっても先を読みたくなる文章だと思います。
アニトさまがちゃんとフォローしてくださるはずですから
これからもたくさん書き込みをしてくださいね。
■由子さま■
はじめまして、桃原美希子ともうします。
ひゃ〜、社長秘書をされていて今はNHホステスという人生は、
ワタシは空想でしか描けないのですけれど
そういう方もいらっしゃるのですね。
華やかにみえるホステス業の裏にはたいへんな過去や人間関係の複雑さがある
みたいなテレビ番組を見たことがあります。(それは女性でしたけれど)
遠い世界に思えていたことがこの掲示板で書かれると
急に現実感を帯びてお気楽なワタシの心に迫ってきます。
ワタシが知らない世界をもっともっと読ませてくださいませ。
■淫乱秘書隷嬢 吉田聡美さま■
お首が痛い状態で物語を書いたりオナニーしたり…。
あっ、オナニーはしておりませんですね。
リングのことは後になってもぜんぜんOKでございます。
えっ? 壁吊り用のフックを使われるのですか。
自在リングなんてなんだかすごそうなことになってきました。
>次回の書き込みで「博士と女装」というテーマの突撃レポート書きますね!
ホホホントにしちゃうんですかぁ。
でも博士ほど好奇心旺盛な方が女装をしたことがないはずがありません。
って先走っちゃいましたけど「博士、女装を語る」かもしれませんね。
楽しみにしておりますですぅ。
物語は、ひゃ〜迫力ぅ、です。さすが聡美さま。
■中出真樹お姉さま&先生さま■
>ところで小さな疑問。
>今回登場の中出先生は・・・こっそりとパンティをつけてたりして。
つけてたりして…どころかぜったいつけてると思いながら書きました。
っていうか、それは真樹お姉さまのほうがご存知じゃないですかぁ。
中出先生っていつごろから女装に興味を持つようになって、
学校にも着て来るようになったんでしょう?
飯野カズオ君から秘密の告白をされたとき、
山村亮太さまとは知り合っていたのかまだなのか?
そんな空想をしながら書いていたんです。
お姉さまの「危険な契約」
心理的な主従関係の描きかたってものすごーーーーくエッチですよぉ。
−−− 女装娘になった理由(わけ)2−−−
「あたしなんかのこと覚えてなかったでしょうね。
地味で友達もいなくてそれにいじめられっ子だったから」
たしかに化粧をしている顔から当時の玉美和幸を思い出すことはできなかった。
男のままであってももしかしたらわからなかったかもしれない。
「でもあたしは麻生くんのこと知っている、中学1年のときから。
下校途中に隣のクラスの男子にからまれてるとき助けてくれたの。
捨てられたカバンを拾って手が汚れるのもかまわず泥を払ってくれた。
2年になって一緒のクラスになったときすごくうれしかった」
憶えていない、というよりも当時のその程度の出来事は
私にとって記憶に留まるほどのものではない。
しかし玉美には美化された思い出になっていたのだ。
いったいこいつはどういう人生を歩んできたのだろう。
「ごめんね、痛くない?
さっきもみんなの前で言ったように同窓会を企画したのはあたしなんです。
親しいとはいえないけどみなさんいい思い出がある人たちばかり。
あたしね、今度このビル内にお店をだすんです。
こんな格好をしているから怪しげなお店と思われるかもしれないけど
普通の喫茶店よ、朝開店して夜9時には終わるの。
小料理屋のご主人いたでしょ、あの方が商店街の組合にかけあってくれて」
和服から洋装に着替えていた玉美和幸は肉体的にどこをどう変えたのかわからないが
もともと小柄でもあるせいか間近で見ても女性にしかみえない。
「だいたいの話はわかった、おめでとう。みんなも祝ってくれていたよな。
しかし私がなぜここにいて、いつまでもこんな姿でいなくちゃならないんだ?」
「麻生くん、酔っ払っちゃったのよ。
で、泊まるところを決めてないって言ったからあたしのお部屋に…」
そう言いながらスカートを脱ぎ落としシャツのボタンをはずしたタマミは
私の足元に寄りつき、そして身体を重ねてきた。
「ここここら、やめろ、なにをする!?」
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
「女になった玉美にかんぱーい!。喫茶店の開店を祝ってかんぱーい!」
ヨシくんの音頭に全員の杯が掲げられ、
タマミはうれしそうに何度も何度も頭を下げて
両手で持ったビールグラスを一気に飲み干した。
色気のある仕草だった。
同級生で男だったときの玉美和幸のことはあまりよく憶えていないが
女になった今のタマミは暗さの微塵もなく快活でよく笑った。
「タマタマは取っちゃったのか?」と誰かが訊いた。
「ううん、工事はいっさいしていないの。
でも一時期ホルモンをやってたから胸はBカップくらいあるのよ」
「おお、すげぇ」「見せてくれよぉ」「ホルモンって焼き肉かぁ?」
「もーみんなエッチなんだからぁ。
お店の常連さんになってくれた人にちょっとだけならいいかなぁ」
「ホントか、俺行く、毎日通っちゃう」「俺も俺も」「オレだってタマミのためなら」
「それでその…女になったからには男とやったこともあるのか?」
「ばかばかばか、そういうこと訊く?
こんな格好してるけど恥じらいまで捨てたわけじゃないんですからね」
「そうだぞ、失礼だ」「お前、タマミに惚れたな」「ホルモンってなんなんだよぉ」
タマミは座の中心になっていた。
それはそうだろう、誰の心にもほとんど記憶に残っていなかった玉美和幸が
こんなに魅力的な女性になって帰郷した。
しかも同窓会と称した今回の集まりは
タマミが新たに開く喫茶店のPRのためだったとはいえ、
案内状を配布したのはここにいる者だけだという。
選ばれた男たちの自尊心が黙っているわけはない。
何度も何度も全員で乾杯が繰り返される宴会となった。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
タマミは私の胸の上に頭をあずけ、昔話を語っていた。
ベッドにロープで四肢を縛られた私は払いのけることもできず耐えていた。
腹部に乗せられた手がときおり思い出したかのように動く。
はだけたシャツの間からピンク色のブラジャーが見え、
その中心部にはこんもりと柔らかそうな小山の裾野が見え隠れしていた。
胸があるというのは本当らしい。
高校の卒業を待たずしては弾き飛ばされるように都会へ出て、
レストランの厨房でアルバイトをしているときに
お客としてきていた「その人」と出会ったという。
「その人」という言い方に愛情が感じられるような気がした。
もしかしたら何らかの保護を受けていたのかもしれない。
ほどなくして給料のいいスナックの裏方の職に移り、「あの男」と知り合う。
本格的に男の味を教え込まれたのは「あの男」のようだった。
破棄されるように男が変わり、別の店でボーイとして働かされるようになる。
ときには客に弄ばれるような接客もあったらしい。
「女装させられてね、お客さんの前で犯されるの」
タマミの体がにじり寄ってきていた。
白い手が腹部から次第に胸のほうへと上がってくる。
腰にやわらかい塊のようなものが感じられる。
それは明らかに…タマミの男としての残骸だろう。
「やめろタマミ、話をするだけで十分だ」
「お薬で胸まで作らされて…。見て麻生くん」
そう言ってタマミははだけたシャツを脱ぎ捨てた。
「こんなあたしじゃイヤ?」
タマミが女装していようとなんだろうと普通に接してくれていたなら
人としてきちんと受け入れることはできるつもりだ。
しかしこちらはベッドに縛り付けられて身動きできないのだ。
たとえ相手が本物の女性であっても素直に喜べやしない。
頭の中では理性的な思考が状況を判断していた。
が、タマミの言葉が私の心を打ち砕いた。
「麻生くん、アソコが大きくなってる。うれしい」
私はタマミの人生を聞きながらいくつかのシーンを思い描いてしまっていた。
男と男のセックス、膨らんだ胸、女装したタマミの恍惚の表情……。
そんなことで…まさか勃起するなんて…。

 ▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (2月23日(水)23時48分56秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
むはははは、まったく《危うい船》ですよね。
それでもクルーが芸達者な人ばかりですから船長は安心できるわけです。
画像の少ない『空想デート』で
『キャンペーンガールs』は「いるだけで華」のつもりでした。
しかしある方から「KUSOエンジェル」という助言をいただき、
なるほどそれはふさわしいと名称変更をしてみました。
今まで通り誰に対しても優しい天使の心でいてくだされば充分です。
それでは物足りないというのであれば、例の写真公開しましょうか?。
しかしながら危なすぎる写真が多くて選択や加工がたいへんかも。




桃原美希子 (3月29日(火)00時13分20秒)
■アニトさま■
書き込みが遅くなっちゃいました。
だれも書き込みをしない日を狙って目立とうと思っていたら
最近の大盛況にただ読むばかりになってしまって……。
時期はずれな話題になってしまいますけれど、
聡美さまのレスのところで「アニトさま日記」発見!
いいなー、ホワイトディのお買い物をアニトさまとご一緒できるなんて。
ワタシも滑り込みセーフでおパンツをゲットしました。
イベント用ですから造りはそれほど丈夫じゃないみたいで
でも、あひゃ〜エッチィー、みたいなのがたくさんありました。
そんな中から刺激的なのを何品か。
だってせっかく堂々と下着を買える日なのにひとつじゃ物足りないです。
これもすてきこっちはかわいいと目移りしていたら
履いているおパンツの中からも
「見せて〜」とばかりに肉棒ちゃんが背伸びをし始めちゃって…。
アニトさまはどんなおパンツがお好みなのでしょう?
■理恵さま■
ええと、理恵さまとは「はじめまして」でよろしかったんでしょうか?
>顔や頭髪を剃り上げると青くなるのに、
>どうして脇の下や股間は青くならないのでしょうね?
もしかしたら密度が違うからというような気もしますけれど
ワタシは剃るよりも脱毛クリームを使用しています。
ツルツルになって手触りがいいんですぅ。
■水原ゆきさま■
はじめまして。桃原美希子ともうします。
次から次へとすてきな言葉でつづられた詩って感じですてきです。
まるで万華鏡の中に入っているような鮮やかさで、
万華鏡の中に入っている色とりどりのチップに人格があったら
チップは自分をどう見るんだろう?なんて考えちゃいました。
「淫竜」も読ませていただきました。
こちらは180度違う硬質な文体で
どちらもワタシは書けない分野なのでうらやましいです。
■淫乱秘書隷嬢 吉田聡美さま■
>美希子さんも、アニト様にリモコン握られてるんじゃないの?
ポコチン握っていただきたいとは思っているんですけどぉ。
不思議なのはそれほどたいした命令をいただいているわけじゃないのに
アニトさまのためだったらできちゃうみたいな感じがあるんです。
物語を書くことも女装外出しちゃうこともオナニーも
お傍にいらっしゃるわけでもないのにいつも後押しをしていただけるというか…。
経験も知識もぜんぜんみなさまには及ばないものですから
準空想奴隷・空想奴隷補欠くらいの位置でお許しくださいませー。
それにしても聡美さまの物語ってセリフがおもしろすぎます。
「屋外オナニー実況中継」も大胆すぎですぅ。
■中出真樹お姉さま&先生■
>一度頭の中をのぞいてみたいな。
乱雑極まりないものですからそれだけはごかんべんをぉー。
おパンツの中ならこっそりどうぞ。
それで気がついたのですけれど
どうしても長い物語を書けないというか続かないのは
発想が寄せ集めだからなのかもしれません。
何かで知った元ネタを自分なりにアレンジして
書きたいところだけ書いちゃいます。
それでネタが尽きたら前に自分で書いたりみなさまが書いた物語、
それでも足りなくなると恐れ多くも作者さまをにご登場願ったり。
笑って許してくださいませー。
「欲望の中で蠢くもの」きょえー、エロエロでしぃ〜。
−−− 女装娘になった理由(わけ)3−−−
女手ひとつで育ててくれた母親が入院していると知ったのは
三ヶ月もたってからだったという。
その間タマミは会社を経営する金持ち夫妻の家に軟禁され、
奴隷として飼育されていた。
毎朝毎夜エレクトしなくなった夫のペニスをしゃぶらされ、
毎日中サディストの妻に家事にこき使われ鞭打たれアナルを弄ばれ、
週に1度夫妻揃っていく会員制クラブでは大勢の前で惨めな姿を晒していた。
しかし突然の社長交代劇。
バイブドルという会社が株を買占めたとかなんとか…。
会社経営や株に詳しくないタマミは
自分の居場所がなくなったことを知らされただけだった。
夜の街に捨てられ行く当てもなく公園でうずくまっていたタマミ。
{半分あげる}
突然の声に顔を上げると湯気が立つきつねドン兵衛のカップがあった。
ちょっぴり大きめのセーラー服を着た少女がいた。
{食べて暖まると元気が出るよ}
その夜は少女の住処であるダンボールハウスで泣き寝た。
翌日タマミは高熱にうなされ立ち上がることもできずついに意識を失い、
目覚めたときには半年振りの柔らかなベッドの上にいたという。
{気がついた?}
端正な顔立ちの女性が3人掛けのソファーに座っていた。
従業員仮眠室のようだった。
{あ、あたし……}
{今はいいわ、何も言わなくて。
亜里砂ちゃんがね、覚えているでしょ、あのダンボールハウスの子、
あの子がここまでおぶって来てくれたのよ。
わたしはこのお店ではスモモって呼ばれているの}
路頭に迷ってからのことはよほどうれしかったのだろう。
タマミは哀しみとは違う涙を浮かべながら語った。
私の胸の上に頭を乗せて…。
私のペニスを優しく握りながら…。
それからはあれよあれよという展開だったらしい。
事情も素性も訊かれずに『フルーツ畑』というコスプレヘルス店の
従業員仮眠室に寝泊りさせてもらえることになった。
ひとつにはその店が女装コースをウリに営業していることもあったようだ。
タマミは開店から閉店まで身を粉にしてあらゆる雑用をこなした。
スタッフたちが心配してくれるほどだったが動いているほうが気が休まったという。
ただしお客と顔をあわせることもプレイルームに入ることもいっさいしなかった。
1ヶ月ほどたったある日女性店長にこれまでのすべてを打ち明けた。
その数日後、母親が入院していることを知らされたのだった。
タマミは故郷に帰りたくなった。
身も心もぼろぼろになりながらも母親のそばについていてあげたいと思った。
{お母さまのことはわたしたちが看ているからあと1ヶ月だけ辛抱しなさい}
約束の日が来たとき、女性店長と一緒に現れた男性の手から
分厚いピンク色の封筒を渡された。
故郷に戻って喫茶店を開業するのに必要なすべての書類と資金だった。
母親の入院や遠く離れた故郷の様子を
どうやって「わたしたち」が知ることができたのか?
それは今もってわからない部分が多いという。
「そんな夢みたいな話があるものか」
私はペニスをしゃぶられ迫りくる快感を一時忘れて呻いた。
「だってホントなんだもの。
あたしが麻生くんのおちんちんを愛撫しているのもホントゥ」
泣きはらした瞳が妖しく潤んでいた。
「大勢の人から信じられないほど親切にしてもらって
ホントはこんなことしちゃいけないってわかっているんだけど
でも…あたし…麻生くんのことが好きだったから…。
麻生くんはまた遠くに行っちゃうから…」
酔って不覚のうちに半裸にされ両手両足をベッドに括りつけられて
怒りを感じない人間はいないだろう。
しかし私は怒らなかった、いや怒れなくなっていた。
中学生時代の玉美和幸は人に傷つけられはしても
けっして人を傷つける人間ではないという安心感があったし、
その後の人生の波乱さに同情していたのかもしれないし、
タマミの運命に比べれば私の今の状態などほんの一時の悪夢でしかない。
今がタマミの人生の転機ならば、時を共有するのが私の運命なのかもしれない。
そして正直に言えばタマミの肉体とテクニックに溺れかけてもいた。
熊のような巨漢に暴力的に犯されるのはたまらないが、
タマミの白い柔肌はもはや男性のものではなく、
性奴隷として身につけた愛撫の巧みさは格別なものだったのだ。
私はタマミの過去をすべて聞いた。
今度は私が語る番であるかのような気もした。
「女の人と肌を合わせるのは10年ぶりなんだよ」
「えっうそ? だってあたしたち32歳よ。そんなにご無沙汰なんて…。
今はいい、それ以上言わなくて。
あたしでよかったら感じさせてあげる。こんな身体じゃいや?
ホント言うとね、嫌われてもいいから初めからそうするつもりだったの」
ぷっ、と思わず吹き出してしまった。
そりゃそうだろうね、誰が見ても。
「この状況じゃ抵抗ははできないしな」
そう言ってなぜだか一瞬救われた気になった。
つられてタマミも初めて笑顔を見せた。
しかしすぐにまた瞳に溢れんほどの涙を溜めた。
「ごめんね、ごめんね。ロープ解くね」
「いや、タマミがそうしたいんだったらこのままでいい。
自由に動けるようになったらやっぱり突き飛ばすかもしれないし、
自分から積極的に事に及ぶにはまだ抵抗がある」
「…うん、わかった。じゃこのままね」
そう言うとタマミはベッドに括りつけられたままの私の上に覆いかぶさってきた。

 ▽ ▽ つづく ▽ ▽
次回最終話です。
だんだん話が暗くなってきちゃいましたけどご辛抱くださいませ。




アニト (3月29日(火)23時50分50秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
>アニトさまはどんなおパンツがお好みなのでしょう?
わたし自身が履くものとしては今はボクサーパンツを愛用しています。
女装娘さんに履いていただきたい《おパンツ》は
光沢ツルツル系もいいですしレーススケスケ系もたまりませんし
プリント綿パンも捨てがたく、色・素材・形などなど目移りするばかりです。
デパートなどの女性下着や洋服の売り場を見れば
すっかり春爛漫になっています。
そこで花見ならぬ下着見の宴会をしたいくらいですよ。
と書きつつ、今週末は「春淫乱夜桜乱れ咲きオフ会(仮称)」を
行なう予定です。(アニト予定記)




桃原美希子 (4月5日(火)16時05分30秒)
■アニトさま■
「春淫乱夜桜乱れ咲きオフ会(仮称)」はどんなでしたでしょうか?
きっときれいな女装娘さまをはべらせて
わかめ酒でのどを潤されたり、肉棒を「あ〜ん」させてあげたりで
華やかなオフ会をされたんだと空想してしまいます。
ワタシもちょっとだけでもその気分を味わいたくて、
アニトさまがお好きなレース使いたっぷりで光沢ツルツルもある
おパンツを穿いてブラとキャミソールも着て
昼間の公園へ行ってきました。
桜はまだ咲いていないのにもかかわらずたくさんの人がいました。
暖かかったものですから思いきって上着を脱いでお散歩しました。
もう一枚シャツを着ていたのですけれど
胸元にスクエアカットのキャミを覗かせながら。
でももっとドキドキしたのは足元なのです。
だってローヒールのパンプスを履いていましたから。
物語は今回で最終話です。
たった4話なのにずいぶんかかっていまいました。
−−− 女装娘になった理由(わけ)4−−−
両手両足をロープでベッドに括りつけられた私の身体の上でタマミは躍った。
私のペニスはタマミのアナルに深々と突き刺さっていたのだろう。
しかしその様子は確認はできなかったし、
女性のホールとどう感じが違うのかはわからなかった。
恥ずかしい話だがなにせ挿入は10年ぶりだったからだ。
タマミの身体は軽かった。
私に負担をかけないよう足や腕で自分の体重を支える体位が
奴隷調教を受ける中で自然と身についたのかもしれなかった。
それでも手や口や上半身のいたるところを使って
私の顔や首筋や肩や腕や胸や腹を常に愛撫し続けていた。
特に乳首は念入りに。
キスもした。
男の唇とは信じられないほどタマミの唇は柔らかく、
強く吸うほどに柔軟に一体感を増して密着した。
舌を差し入れるとタマミの舌も恐ろしく敏感に反応する。
軟体動物同士のセックスがそこにも生まれたようだった。
私は呻いた、もがいた、悶えた。
声を上げた、腰を突き出した、天に駆け上がった。
△ △ △ △ △
出し入れされるたびに腰が弾み、身体が芯からはじけていきそうな気がする。
クチャクチャクチャと粘液のこすれる淫音がする。
呼吸は喘ぎ声となって自分の耳に届く。
その音と声が身体に入り込み、快感はさらに増幅されていく。
「いい、いい、気持ちいいっー」
頭の中がどんどんどんどん白くなっていき、
そのもやもやから新たな自分が生まれてくるような気がした。
「あっあっあっあっあっすごいすごいすごいあっあっいいっいいっいいっ」
「どこが気持ちいいの?なにがすごいの?言いなさい」
「サエミのアナルマンコが…アナンコが…ズンズンズンって…ビリビリって…
バイブが……奥まで…あああああっ、突っ込まれて……
ど、どうかなっちゃうぅーー、すごいすごい、いいっいいっあああああっー」
「イキなさい。大きな声を出して思い切りイキなさい」
「あっダメいやダメ、どうしてどうして…気持ちいい、こんなことって…。
あっあっあっああああああっ、イッちゃうイッちゃうホントにイッちゃう。
いくっいくっあぅあぅあぅあぅあっあっあっあっあああああっ
ああああああああああああーーーーいくいくいくいくいっちゃうぅぅぅーー。
んんああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
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ようやく全身から痙攣が離れていった。
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ようやく硬直が治まった。
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ようやく呼吸の仕方を思い出した。
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ようやく口に溜まった唾液を飲み込むことができ、
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ようやく目を開けた。
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「気分はどう?」
スモモさんが優しい微笑で私を見つめた。
(信じられない、こんなイキ方ができるなんて)
そう言おうとして言葉にならず私は小さくうなづいた。
「これが女の子の感じ方よ。自分ではここまでイケなかったんでしょ」
私は自分をゲイだと思っていた、いや思い込んでいたのかもしれない。
男性が好きというわけではなかったが
オナニーはもっぱらパイブを使ってアナルを刺激し挿入し、
締めくくりとしてペニスに柔らかな刺激を与え射精して終わっていた。
自分はなぜこんな変態オナニーに溺れるのだろうと悩んだこともある。
だからここ10年ばかり女性とも男性ともセックスをしたことはない。
女装という言葉はテレビで知っていた。
しかしそれは自分とは関係のない遠い世界の出来事だと思っていた。
すべてはタマミと過ごした夜に一変した。
もしかしたら私は女性になりたかったのかもしれない。
同窓会から1ヶ月後、タマミが言った『フルーツ畑』をようやく探し当て、
その3週間後勇気を振り絞って店内に入り、初めて女装をした。
化粧をしてもらうと違う自分が鏡の前にいた。
女性物の下着をつけて恥らう自分がそこにいた。
洋服を着て悦びながらくるりとターンする自分にときめいた。
初めてのプレイのときには私は声も出せず出す間もなく
アナルを刺激されながらペニスに触れられたとたんイッた。
自分の中の女性的な部分を自覚するようになって実生活でも変化が生じた。
社会に出てからの10年間、私はいつも何かと戦ってきたような気がする。
上司や同僚、ライバル会社や取引先、両親や故郷、友人や近所の人、
すれ違う赤の他人とさえも。
あいつには…、やつより…、上だ下だ、勝った負けた、倒れてたまるものか。
女子社員の意見やアイディアが幼稚でじれったく思えたことも多い。
しかし自分の含めて男の発言は立体的で差別的で攻撃的で
彼女らのそれは広域的で均等的で和平的であるように感じだした。
その違いはもしかしたらセックスにおける体位のせいなのかもしれない。
私は相手より下になって、無防備に足を開き目をつぶり、
体内に自分以外の何かを受け入れる姿勢と悦びを知った。
だからなのか、仕事上のトラブルはしだいに少なくなり、
周囲に笑顔が増えていくたびに私の悩みも解消されていくようだった。
自分は男だと固定観念にとらわれて生きるのではなく
男をやめて女性になりたいと悩みながら生きるのではなく、
どちらにもなれる、どちらの気持ちもわかる、どちらの良さも受け入れられる、
二極の性を持つ喜びを教えてくれたのが『フルーツ畑』という場所だった。
スモモさんは根気よく私の生き方を開発してくれた。
紗江美という名前は冴人のサエに玉美の美をつけたものだ。
いずれそのことをスモモさんに言おうと思う。
いずれタマミとも連絡を取り合いたいと思う。
これが私の「女装娘になった理由(わけ)」

 ▽ ▽ おわり ▽ ▽
というお話ですけれどいかがだったでしょうか?




アニト (4月6日(水)00時26分54秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
「女装娘になった理由(わけ)」完結おめでとうございます。
なーるほど、そういう理由だったのですか!。
美希子さんはすべての物語を一人称で書かれていますね。
その手法を巧みに生かしたこの展開には唸らされました。
希望の光さすラストにも拍手!です。

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