ミサキ (2003年12月12日(金)10時44分24秒)
アニト様初めまして。
私、ミサキと申します。
前々から楽しく拝見させて頂いておりましたが、
自分でも書いてみようと思いまして、投稿させて頂きます。
折角の空想ですから、思いきって妄想させて頂きました。
私、メイドになるのが夢なんです。
御主人様に献身的にお仕えし、お躾け頂きたいと夢想致しておりました。
そんなミサキの物語、どうぞご笑覧下さいませ。
@@@@@@@@@@ 家政協会1 @@@@@@@@@@

湾岸地区に最近建てられた高層マンション。
ミサキは、その下に呆然と立ちすくんだ。
ミサキの育った中野の学校とはまるで様子が違う。
自分が場違いな所へ来てしまったんだという緊張ですくんでしまうが、
やっと決まった派遣先なのだ。
これを逃すと、又、学校でのみじめな職業訓練の日々が続く。
ミサキはエントランスまで伸びる、庭園を歩いた。
所々に綻びが目立つバッグを気にしながら...。
3mはある背の高い自動ドアを抜けると右手に警備員室があり、
目の前にはもう一枚、荘厳な扉があった。
来訪者は、ここでチェックを受ける様になっていた。
「35Fの橘様に派遣を依頼された者です。
都立家政協会から来ました、ミサキと申します。」
警備員は、糊のぴしりときいたスーツを着用し、鋭い目でミサキを見る。
こういう男は、一目で客のステータスを見分けるもので、
そのステータスに応じていくつもの表情を使い分けることが出来る。
そう、学校の教官達の様に...。
ミサキの格好は、彼にあまりよい印象を与えなかった様で、
警備員の表情は、グレードで言えば下から3番目程、
達の悪い物売りや、セックスワーカー達に投げられる目だ。
「ミサキ?名字は?」
と事務的に尋ねられた。
「あの...あたし達、協会の者に名字はありません...。
国から、3級市民として権利を制限されているものですから...。」
「なんだ、お前、男メイドか?!」
警備員の表情が、又一つグレードを下げる。物乞いを見る様な目になる。
警備員の様に、彼女達、不良男子を嫌うものは多くいた。
2009年の不良男子一斉再教育法の施行以来、その差別は目に見えて大きくなっていた。
もっとも、その救済として学校が建てられ、
彼女達は1級市民家庭のホームメイドとして派遣される事によって
生活、或いは、生存が可能になったのだが...。
警備員はインターホンを鳴らし、確認を取った。
「橘様、お休みの所申し訳ございません。
今、橘様に派遣を依頼されたミサキと申しますメイドが下にきているのですが...
はい。分かりました。お部屋に通します。それでは失礼致します。」
警備員はミサキにICの入ったカードを投げて寄越した。
「35Fの橘様の部屋まで直通するカードだ。
真っ直ぐ行け。余計な所へ入ろうなんて考えるなよ。」
そう言って扉を開けた。
その先には大理石で覆われた空間が広がっていた。
脇には人工のせせらぎが吹き抜けから入る陽の光りを反射し煌めいていた。
ミサキはおそるおそる中へ足を踏み入れた。
メイド養成校である家政協会は、
今日の為にまっさらなワンピースをミサキに用意してくれた。
ミサキはそんな綺麗な服を着た事がなかった。
袖を通した時には心が躍った。
なんて素敵な服なんだろうとうっとりとした。
けれど、そんな気持ちも今ではすっかり醒めてしまっていたのだ。
自分はやっぱりみすぼらしい三級不良男子に過ぎないのだと、はっきり身に凍みた。
エレベーターにカードを通すと、音も無く扉が開いた。
中は、重厚な家具材で設えてある。
その広さは、ミサキが寝起きした3人部屋と同じくらいある。
高級外車が2台程も乗りそうな感じだった。
扉が又音も無く閉まると、静かに上昇を始める。
階数を示す電光はなかった。
セキュリティの為か、自分が今何階を過ぎた所なのか分からない。
只、カードが彼女を目的地まで運んで行くようだ。
1分足らずで、35Fに着いた。
エレベータホールに立つと、機械のアナウンスが左に進む様告げ、
壁に矢印が浮かび上がった。
ミサキはもう、何も考えない様にし、指示に従う。
ガラス張りの廊下から階下が眺めた。
途中何箇所かに、空中庭園があり、
地上にはマンションにくるりと囲まれてちょっとした森が造成されていた。
ミサキは長い廊下を矢印について進んだ。
そしてどうやら目的の部屋へ着いたらしい。
矢印がドアの方へ点滅した。
そこで、一つ大きく深呼吸すると、インターホンへ手を伸ばす。
けれど、ミサキがそれに触れる前にドアは勝手に開いた。
「ミサキだね。待っていたよ、お入り。」
御主人様の声が聞こえた。





アニト (12月12日(金)23時55分41秒)
ミサキさん、はじめまして。
物語を書くことは女装と同じように一歩踏み出すまでが長いかもしれません。
しかも書けば書いたで新たな苦悩が発生することまで似ています。
しかし心に「してみたい」という気持ちがあるならば
正直な自分を見つめるためにまずは「してみる」のがいいと思うのです。
さて、いかがですか、初めて書き込みをしたご感想は?。
読むだけだったときよりももっとワクワクドキドキ楽しいでしょう?。
それがこの掲示板のタイトル通り
ミサキさんとわたしの、そしてみなさんとの『空想デート』なのです。
完結目指してがんばってくださいね。




ミサキ (12月23日(火)12時19分57秒)
ご無沙汰いたしました。ミサキです。
アニト様前回は、改行していただきありがとうございました。
どうも慣れないもので、お手数をお掛けして、申し訳ありません。
読んで下さった皆様、メッセージを下さった皆様にもお礼申し上げます。
今日は、前回の続きを書かせていただきます。
ご笑覧くださいませ。
★家政協会2★
広いリビングからは、東京が一望できた。
頂上がぽっきりと折れた東京タワーが荒廃した街の中でも一際目立っている。
カウチに浅く腰を掛け、デスクに広げられた書類から目を離すと、
橘はゆっくりミサキを眺めた。
ミサキはその視線を今までに感じた事のない、優しげなものとしてとらえた。
学校、協会、街、そのどこでも、ミサキ達に向けられる視線は
いつも侮蔑や、嫌悪でしかなかった。
時には罵声で迎えられる事もあった。
けれども、橘の視線はそのどれでもなく、慈しみさえ含んでいるかの様だった。
「ご利用ありがとうございます。
都立家政協会から派遣されました、中野分校24年度生15番、ミサキです。
ご存じの事と思いますが、私は、市民権制限を受けています、3級市民です。」
「分かっています。」
橘は言った。
「私は長い間独りで過ごしてきました。静かな時間を好んでいます。
今まで、君たちを雇い入れたことがないのもそのためです。
身の回りを世話するハウスキーパーを定期的に呼んで部屋の整理をさせてはいましたが、
生活に立ち入らせようと思った事はありません。
けれどね、ここに移って少々心境に変化がありましてね。
協会に出向いた訳です。覚えていますね?」
「はい。」
ミサキはあの日の事を克明に覚えていた。
エグゼクティブがわざわざ協会にやってくる事は異例の事だった。
その日ミサキ達は念入りな掃除を命じられ、講堂に整列させられた。
橘は教官に恭しく案内され講堂に入ってきた。
ミサキ達は一列に並び声が掛かるまでは顔を伏せている。
そういう作法だった。
橘は静かに全員を検分し、数人を別室に呼んで面接を行った。
ミサキはその中にはいなかった。
生徒達は誰が橘のお目に掛かるか噂しあったが、
まさか自分が派遣されるとはミサキ自身思いもよらなかったのだ。
「実はあの日、やはりメイドを使うのはやめようと考えていたのです。
しかし君は私の考えを覆した。帰りがけ、外で掃除をしていた君は私に礼をしたね。」
「はい。」
「車の中で私は君の俯いた姿に何か曳かれるものを感じてね。
それで会長に連絡をとったのですよ。会長は驚いていましたよ。
君は派遣されるのは初めてだそうですね。」
「はい。」
「ははは。君はさっきから、はい、としか言わないね。ま、良いでしょう。
会長は君の成績が芳しくない事を気にしていたよ。粗相がないかとね。
しかし何事にも初めはあります。私は君を使う事に決めたのです。
至らない所は私が教育します。君はしっかり努めなさい。よろしいか?」
「はい。宜しくお願いします。」
「宜しい。」
橘はカウチの足下に置かれたケースを引き上げテーブルの上に乗せた。
「ここに君の制服や下着を用意させました。
今着ている服は、そうだね、捨ててしまってよいでしょう。」
橘はミサキを頭から足先まで眺めそう言った。
ケースは海外を旅する為の旅行鞄と同じ様な作りになっていて、
開くと衣装ケースの代わりを果たし、そこには黒のワンピース、光沢のあるエプロン、
引き出しには絹で設えた白の下着、ストッキングが幾揃えか並べられていた。
「協会のデータに従って作らせたのでサイズに問題はないはずです。
靴は明日には仕上がって来るはずだから、ちょっと待っていなさい。」
ミサキはそれらに目がくらくらした。
これが自分の仕事着になるのだ。
世界が全く一変してしまったみたいだった。
しかし、ここで橘の語調は今までの穏やかさが消え、厳しく引き締まるものとなった。
「ミサキ、私はもちろん、お前に情けを与える為にお前の使用を決めたのではない。
家事の用、日々の慰謝の為です。お前は今まで国から生かされてきた。
それの行使権が私に移ったに過ぎず、お前の置かれた状況は少しも変わらない。」
そこで橘は一区切り付けた。
ミサキは直立したまま俯き沈黙を保っている。
「返事は。」
橘はきっと睨み付け、ミサキはあわてて「申し訳ありません。」と頭を下げた。
「協会で、私はお前に対し契約を交わした。
内容は君達が学校で叩き込まれてきた通りだ。」
「はい。」
「私は君のマスターだ。」
「はい。」
「契約に従い、私を主として服従するか?」
ミサキは橘の前にひざまづき頭を垂れる。
「私をどうぞお使い下さいませ、ご主人様。」
西日が部屋に差し込み始めていた。





アニト (12月25日(木)00時25分14秒)
ミサキさん、こん○○は。
まずは楽しみながら自由な発想で書いていただければいいですよ。
なにかあればわたしがフォローしますから。
もうひとつローカルルールですが、
書き込みの書式を統一するために
「タイトル」の記入欄は●や△などの記号でお願いします。
マスター橘さんの優しく毅然とした態度がいいですね。
わたしも都立家政協会に連絡を取ってみたいと思います。




ミサキ (2004年1月4日(日)10時53分53秒)
アニト様、皆様、明けましておめでとう御座います。
お正月いかがお過ごしでしたか?
私は、実家で退屈なお正月を過ごしました。
けれど、たまには静かにしているのも良いものです。
明日から又お仕事。頑張ってまいりましょうね(笑
2004年最初の投稿です。
本年もメイド、ミサキを宜しくお願い致します。
★家政協会3★
ミサキはあてがわれた部屋で、用意された服に着替えた。
協会から支給された服は橘の言う通り、全てゴミ箱に放り込んだ。
白いブラジャは、薬によって僅かに膨らんだミサキの胸を包んだ。
絹で仕立てられたショーツは、ミサキの腿を滑った。
肌触りの良いストッキングを履き、その端をガータでパチリと留める。
キャミソールを纏う。
黒のワンピース。袖口と襟は白のレースで飾られてはいるものの、
動き易く丈夫なものとなっているようだ。
ミサキはそれら全てを身に着け、
胸から膝辺りまでを覆う、エプロンを被り、背に蝶結びを作った。
鏡を覗くと、伝統的なメイドスタイルの自身が立っていた。
後は、カチューシャを戴くと完璧だったけれど、
スーツケースの中には見当たらなかった。
ミサキはしばらく鏡を見つま、大きく一つ息着くと部屋を出てリビングに戻った。
「サイズに問題はなかったかい?」
橘はミサキを見定め、満足そうに頷きながら言った。
「はい、どれもぴたりと誂えられておりました。あの...」
「何だい?」
「この様な素敵な服を有難うございます。」
「気に入ったようだね。けれど、もう一つ足りないよ。これだね。」
橘は笑いながら言った。
その手には先ほど見当たらなかったカチューシャが握られていた。
「こっちへ来て、私の前に跪きなさい。」
橘は言った。
ミサキは橘の前に立ち、膝を落とし、頭を垂れた。
橘はミサキの前髪を人さし指ですくい、耳へ掛けていく。
ミサキの長い髪が首筋で流れた。
それはまるで、永遠に続くかと思われる程の優しい時間だった。
そしてそっと、レースのカチューシャがミサキの頭に飾られた。
「よく似合う。これでお前は橘家の、そしてわたしのメイドだ。」
「はい、御主人様。」
「窓際に寄って、その姿をよく見せなさい。」
ミサキは立ち上がり、天井からはめ殺された大きな窓の元に立った。
微かに残った夕日に照らされる。
橘はソファにゆったりともたれ掛かったまま、ミサキを満足げに眺めた。
「次は横を向いて、そうだ。随分痩せているね。腕が骨張っている。うん。
こんどは背中を見せなさい。うなじが綺麗だね。髪は上げるようにしなさい。」
橘はミサキの身体を見回しながら感想を述べた。
ミサキは背中に橘の視線が滑るような気がする。
窓の景色は夕日に染まってなにもかもが紅く塗られたようだと思った。
「さてミサキ...。」
「はい。」
「服を脱ぎなさい。」
「え.....。」
急に目の前の紅が鮮明になったように感じた。
「なんとおっしゃいましたか、御主人様....。」
「服を脱ぐ様にと、言ったのだよ。」
「その.....。」
「何をしている?私は服を脱ぎなさいと命じたのだ。」
ミサキは、自分の耳が聞き間違えたのだと思いたかったが、
橘は穏やかだが確かにそう言ったのだ。
ミサキの身体は凍り付いた。
「早くしなさい。私は雇い主として、お前の全てを検分しておきたい。」
「あの....その....御主人様.....。」
「都合の悪い事でもあるのかね?私に見せられないものがあるとでも?」
「いえ、そんな事はございません。けど...。」
「ミサキ!」
橘は語気鋭く一喝した。
「お許し下さい。」
ミサキは橘に背を向けたまま、その場に座り込みカーペットに頭をこすりつけた。
「ミサキ。お前はまだまだ教育が足りないようだね。
協会から派遣されるには時期尚早と言う所だろうか?
しかし、メイドの教育も又、主人の勤めだ。丁度良いだろう。」
橘は、溜め息を吐きながらそう言うとソファから立ち上がった。
「私は独自の教育メソードを持っている。政府にも進言しているところだがね、
良い機会だ。お前で実践しよう。頭を上げて私について来なさい。」
橘がミサキを置いて、向こう部屋へ歩いて行く気配がした。
ミサキは慌てて身体を起こし、橘の後を追う。
キッチンを過ぎ、エントランスホールすぐのクロークに橘は入って行った。





アニト (1月5日(月)23時42分48秒)
ミサキさん、あけましておめでとうございます。
お正月は久しぶりに会うリアル世界の友人たちと酒を酌み交わしたり、
初詣参りをしたり映画を観たり近場の温泉に浸かりに行ったりと、
女装娘さんとのデートはありませんでしたが充実した年明けを過ごしました。
《退屈なお正月》とありますが、傍目には《静かにしている》ように見えて
ミサキさんの頭の中は忙しく空想していたのではないですか?。
メイドの物語を書くために。
メイドとなった自分がご主人様に仕える姿を。




ミサキ (1月23日(金)11時08分12秒)
アニト様、皆様、ミサキです。
お正月気分もすっかり抜けてしまいましたね
そろそろ女装の虫が騒いでます。
ミサキをメイドさんとして雇用していただける、
リアルな御主人様はいらっしゃらないかしら
それでは家政協会の4回目。
ご笑覧くださしませ。
★家政協会4★
クロークはミサキの部屋の倍程はあったが、
他の部屋に比べると幾分こじんまりとして感じられた。
ハンガーには登庁用のスーツや、
夜会に出る時のフォーマルな物などが吊られている。
「一番端のシェードを外しなさい。」
橘はミサキに命じ、ミサキはおずおずと言葉に従った。
開けるとそこは小部屋の様に仕切られていて、
壁のフックには藤鞭、パドル等が掛けられ、中央には拘束台が置かれていた。
ミサキは息を飲んだ。
それらを見るのは初めてではなかった。
学校では時折それらが用いられ、ミサキも仕置きを受けたことがあった。
「教育に於いて、残念な事だが体罰は必要だと私は思っています。
未熟な者は身体で学ぶ事もある。」
橘は言いながら、壁から藤鞭を取った。
「ミサキ、お前は主人の言い付けに逆らった。だから、罰を与えます。
両手の平を出しなさい。」
「はい...。」
ミサキは言われるまま手を差し出した。
橘は出された手の平を藤鞭でピシリと打った。
弾く痛みに、ミサキは微かに顔を顰めた。
「今のは一番軽い罰です。些細な失敗の際の教育に用いるものだ。
次はこれです。壁に手をついてお尻をこちらに突き出しなさい。」
ミサキは、橘の手に握られたパドルをちらりと見てから、下唇を軽く噛み、
言い付け通り、壁に手をつきお尻を上げた。
「もっと高く。」
橘は冷たく言い放ち、ミサキは上半身を一層沈めて、お尻をいっぱいに突き出す。
橘はミサキをその姿勢で保たせたまま、
パドルを反対の手の平で、パシパシと弄んでいる。
間をもたせる事で、ミサキの恐怖心を煽る為だ。
クロークにペチペチと軽い音がしばらく響いた後、バスッという鈍い音と共に
「ひっ...」という、ミサキの声が漏れる。
「これは、お前の失敗が目に余る程に重い時に使用する。
もちろん、その程度によって回数は変わってくるが...
さて、教育メソードの話しの続きをしよう。」
ミサキは尻を突き出したままの姿勢で橘の話しを聞かなければならなかった。
「教育とは、教育される者の心に自発的に芽生える成長心を植えつけなければならない。
でなければ、体罰も只の暴力に堕してしまう。
内在するものがなければ、いつまで経っても、未熟な者は成長しない。
その為私は、男子にはプライドを持つ様、教え聞かせる事が有効だと考えている。
自分が、社会、国家を担うのだという誇りを持つことで男子は大人になるのだ。
女子には又別の教えが有効だ。
女子にとって重要なのは恥じる心、羞恥心を持つ事です。
淑やかさ、朗らかさ、そして従順さを養うのに是非必要なものなのです。
しかし、女子のメソードは現代社会に於いてはさ程、重要ではない。
今の様に女性人口が著しく減少している場合、
各家庭にて個別の教育を施せば良い訳ですから。
けれども、このメソードは君達不良男子のメイド教育には
充分な効果があると私は確信しています。
ミサキ、私はその有効性を信じるからこそ、
お前をこの方針にて教育しようと考えているのです。」
橘はそこでもう一発、強烈なパドルをミサキに与えた。
ズバン!
「うっく....。」
「これから行う罰は、もっとも厳しい罰です。
先程のお前の態度は、厳罰に値します。
メイドにとって、主人の命に逆らう事は重罪だ。
お前はその罪を痛みと羞恥で、心に刻まなければならない。わかるかね?」
ミサキは火照りはじめたお尻を意識しながら、
「はい。」と小さな声で返事をした。





アニト (1月23日(金)23時55分46秒)
ミサキさん、こん○○は。
お正月が過ぎると次にバレンタインデイが控えていますね。
ミサキさんはどなたかにチョコレートをあげるのでしょうか?。
御主人様候補が現れたらミサキさんの物語を読んでいただくと良いですよ。
「ミサキにはこういう願望があります」
これがなによりの自己紹介になります。
だれも名乗りを上げなかったらわたしが御主人様になってあげましょう。




ミサキ (3月5日(金)04時36分53秒)
随分ご無沙汰してしまいました。
どうも、ミサキです。早、三月ですね。
どうにかこうにか、家政協会も書き上げましたが、
もう、お忘れになられた方も多いかもしれませんね(⌒〜⌒;A
ご記憶の皆様に、お読み頂ければ、幸いです。
(私、気付いたんですけど、皆様のお書きになるものと比べて、
家政協会はエロスがたりませんでしたね...\(- -;)反省
私の空想は、スパンキング方向に寄りがちで...。
次の機会がありましたら、もう少し、楽しんでいただけるような、
家政協会シリーズをお届けしたいと思っております......。)
@家政協会5回目@
「自分でするのだよ。」
ミサキの身体は小刻みに震えていた。指の先がひどく冷たい。
最後の罰にはいくつか作法があった。
その作法を、一つ説明する度、橘のパドルはミサキのお尻に弾けた。
一つ。バシン!
ミサキは身体を起こし、ワンピースの裾をそっと掴んだ。
それをゆっくり捲り上げて行く。
足首がちらりと覗き、ふくらはぎ、太腿と続く。
露になっていく足は、真っ白だった。
宛てがわれたショーツとの境が目立たないくらいに...。
一つ。バシン!
軽く突き出された臀部を覆うのは一枚の布切れ。
けれども、人間の意識はその一枚に守られ、自尊心も又保たれている。
それをミサキは自ら下ろさなければならなかった。
喉がからからに乾いていた。
唾を飲み込むと部屋中に響くかと思う程の音がしたが、
それはきっと本当ではなかっただろう。
只意識が聞かせたに過ぎないとミサキは知っていた。
彼、或いは彼女はショーツに手を掛け、おずおずと引きずり下ろしていった。
丸い山が二つ、剥き出しにされる。
「くるぶしまで、下げてしまいなさい。」
と命じられ、聞こえない程の声で「はい。」とミサキは返事をする。
橘の目に晒された尻は、数度の打擲で薄い桃色に染まっていた。
そして、この先の罰で、更に色付くのだ。
一つ。バシン!
「ミサキは御主人様の御命令に逆らいました。メイドとしてあるまじき行為です。
至らない私のお尻にお仕置きを戴きたく、お願い申し上げます....。」
「よく言えました。今から私はお前に30発のお仕置きを与える。
お前はお仕置きを頂戴する度に数を数え、お礼の言葉を述べなければならない。
途中、声が聞こえなかったり、体勢を崩したりした時は一からやり直しとする。
分かったかね?」
「はい....。」
バシン!!
「声が小さい。」
「はいっ。」
こうして、ミサキに対する躾が始まった。
バシン!
「一つ。お尻にお仕置きをありがとうございます。」
露になった尻への一撃は、その激しさに於いて、着衣のままの一打とは全く違っていた。
橘の熱意も又、数段上がっていた。
ミサキは一打目でそのことを理解し、
けれどお仕置きは未だ始まったばかりなのだと気が遠くなる。
バシン!
「二つ。お尻にお仕置きをありがとうございます。」
バシン!
「み、三つ...。お尻にお仕置きありがとうございます。」
バシン!
「四つ........。お...お尻にお仕置きをありがとうございます...。」
ミサキの声が徐々に涙声になっていった。
尻が熱を帯び始めていた。
バシン!
「十三....っひくっひく。お尻にお仕置き....ありがとうございます..。」
バシン!
「んあっ...。」
ミサキはそこで耐えきれず、姿勢を崩してしまう。
足ががくがくと震えていた。
「ミサキ、やり直しです。一から数え直しなさい。」
「そんな....。お願いです、もうお許し下さい...。」
ミサキは涙ながらに訴えたが、橘はそれに対して一際激しい一打で答えた。
「お前はまだ理解しない様だね。
お前達三級市民が、主人、選良たる私に逆らう事、それが自体、既に重罪なのだ。
本来ならば、お前を協会に戻した上で懲罰会議を開き、厳罰に処す事も可能だ。
しかし、私は、自分のメイドにその様な事はしたくない。
お前は使用人ではあるが、モノではない。
お前の犯した罪は非常に重い。三級市民法に抵触する。
しかし、それを臀部への30発の打擲で済ませるというのは
あまりに寛大な処置だと思うが、どうかね?」
ミサキは頭を垂れたまま頷いた。
橘の言葉に自身の甘さを思い知り、同時にその愛情に触れたからだ。
ミサキは立ち上がりワンピースの裾を捲りあげた。
「申し訳ございません、御主人様。ミサキは大変な思い違いを犯しました。
御主人様のご温情にも気付かぬ愚かなメイドで御座います。
どうかミサキのお尻に、存分なお仕置きを下さいませ。」
そう言うと、壁に手を付き桃色に染まった二つの丸みを突き出した。
「一つ、お尻にお仕置きありがとうございます。」
「二つ、お尻にお仕置きありがとうございます。」
「み、三つ...、お尻にお仕置き.....。」
ミサキへのお仕置きが完全に終わったのは、百数発のパドルが下された後だった。
尻の感覚は既になく、只、熱としてミサキには残った。
「至らぬ私のお尻に、寛大なるご処置、ありがとうございました。
この痛みを忘れず、ミサキは、御主人様にお尽くしもうしあげます。」
足下で小さくなり、低頭するミサキに、橘は優しく微笑んだ。
「宜しい。お尻の熱が引くまで、リビングでスカートをたくしたまま、立っていなさい。
それで、お前の今回の罰を終了します。」
「はい。」
ミサキは、紅い尻を晒したまま、リビングに立たされた。
一時間程の後、橘は濡れタオルを持って来て、ミサキの尻にあてがった。
「よく我慢したね。お前は賢い娘だ。」
そう言って軽く頭をなでた。
「御主人様...。」
ミサキは再び泣き出してしまう。
「明日は登庁も早い。今日はもうお休み。」
そう言うと、橘は自分の寝室に入っていった。





アニト (3月6日(土)00時22分24秒)
ミサキさん、こん○○は。
なにをもって《エロス》と感じるのか、
それは女装である、それはオナニーである、露出である、浣腸である、
拘束である、セーラー服である、・・それはまさに人それぞれです。
「家政協会」でミサキさんは《スパンキング》を描きました。
女装というけっして広くはない世界でしかも物語の書き込みだけに限定した
『空想デート』が今なお続いているくらいですから、
ひとつのことにこだわることも《エロス》であり、
みなさんと、なにより自分の《楽し》みであるように思っています。
《家政協会》はひとまず「完結」でいいのでしょうか?。
シリーズ化を楽しみにしています。

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