美希子 (9月2日(火)17時11分29秒)
■アニトさま■
>恋をしたつづきが早く読みたいものです。
エエン、続きが書けないで困っています。
というのもあの日のことが忘れられないんです。
ワタシ、今でもポーッとしちゃってアニトさまのことばかり想っています。
デートのときの興奮と感動を一刻も早くみなさまへもお伝えしたくて
大急ぎで仕上げちゃいました。
2回に分けて書き込みをいたします。
添削をありがとうございました。
■ロマンス純子さま■
>うーん、ボブ・サップを連想してしまいました・・・。
実をいいますと、山崎アカリさまの作品「スプリング・フィールド」の、
>答えている男は一見、とてもファミレスの店員とは思えない。
>一昔前のマンガにシティーハンターと言うのがあったけれど、
>そこに登場する海坊主、と言うキャラくターそっくり・・
というところからいただいちゃったりしているのです。
そういえばワタシは強い男の人を書いてないと思い、
恭ちゃんと組み合わせてハードボイルドにできたらおもしろいかなーって。
そしたら・・・続くとしたのになんか続きませーん。シュン。
>でも、もし自分がこんな大男だったら、どうだろう?
わー、想像するのもいやーーーーーーーーーーーーーっ!!
■みなさまへ■
報告いたします。
念願かなってアニトさまとのデートが実現しちゃましたー。えへへっ。
この物語では事実でないことはできるかぎり書かないように試みました。
それと、一部アニトさまのプライバシーやお人柄に触れる部分がありますので、
書き込みの前にメールにてお送りし、アニトさまの許可を得た上での書き込みです。
「8月の思い出 〜アニトさまに会いに〜」−決心編−

ワタシが「空想デート」に物語を書き始めたのは2001年12月です。
その少し前までは女装なんてしたこともなかったんですけれど、
ある出来事がきっかけで(「美希子の日記」参照)するようになりました。
といっても当時は1人遊びのシチュエーションを作り出すためのようなもので、
男の自分がワタシになってこんな倒錯的なことをしている、
はああん、恥ずかしい、いやらしい、みたいな感じだったんです。
それから女装系のHPを見るようになって「空想デート」を知りました。
物語なんて書いたこともなかったものですからしばらくは読んでいるだけでした。
でもみなさまの物語を読んでいるうちにワタシも書きたくなっちゃったんです。
(他の作者さまたちはなぜ書き始めたんでしょう?
そして読んでいる人はなぜ読んでいるだけなんでしょう?)
試しに1本だけ書いて続かなかったらやめればいいや、
アニトさまやみなさまからの反応がなかったら終わりにしよう、
そう思って創作ではなく日記として書き込みをしました。
始めはすっごく短いものだったんですけれど、
アニトさまはじめみなさまから温かいお言葉をいただきました。
それがとっても嬉しかったです。
初めての書き込みと同時に調子に乗ってアニトさまにメールを出しました。
すると翌日にはお返事をいただけました。
このこともものすごーーく感動ものでした。
そうして調子に乗ったまま書き込みを続けました。
ワタシが書いた物語をみなさまに読んでいただけて、しかも反応がある、
それがとっても心地よく、心が晴れ晴れとし、張り合いになったのです。
掲示板に書き込みをするたびにメールのやりとりをするたびに
ワタシはアニトさまに惹かれていきました。
掲示板ではポリシーを貫く強いオーナーさま、
初めて書き込みをする人に対する優しさや、
みなさまを平等に愛していただけるおおらかさや
ご主人様としての厳しさなど、いろいろな面を見せていただいていますし、
メールでは掲示板はとまた違ったアニトさま像があります。
そのことはアニトさまとメールのやりとりがある方はご存知だと思います。
それにバーチャルな世界だけではなく、
デートやオフ会でたくさんの女装娘さまたちとお会いしてもいるようです。
アニトさまは「オーナー室」でこのように書かれています。
>HPを4年以上にわたって無事維持していること、
>これがわたしからあなたに提示できる保証です。
ワタシ、こんなにも確実な保証はないと思ったんです。
どんな方なのだろう? お会いしてみたいな、と想いが強くなっていきました。
そしてとうとう今年の春先、アニトさまにデートの申し込みをしたのでした。
でもでも、ワタシは女装して人と会ったことはありません。
完全女装で出かけることが無理ならば下着女装だけで行けばいいの?
着替えの場所は? その後は? もしも誘惑されてしまったらどうしょう?
頭の中にいろいろな想いが沸き起こりました。
でもそれらはひとつずつアニトさまとのメールのやりとりで解消していきました。
アニトさまのお言葉にこういうものがありました。
>女装世界の主人公は女装娘さんですから美希子さんの想うままでいいですよ。
こうしてゴールデンウィークの期間中、アニトさまとのデートが実現する運びとなりました。
・・実現するはずでした。
でもそのときはワタシの都合により残念ながらお会いすることができなかったのです。
きっとまたいつか、という約束をして。
その後募る思いは8月の終わりに実現しました。
故郷へ帰省する帰りに、アニトさまにお会いすることに決めたのです。
でも都合のつく時間は平日の昼間数時間だけ。
お忙しいだろうことを承知でアニトさまにご連絡さしあげました。
すると都合のいい日時に合わせ、男装のままでもいいというお返事が。
天にも昇る気持ちってこういうことなんだろうと思ったくらいです。
それからいろいろな、ホントにいろいろな打ち合わせをして、
「その日」を迎えたのでした。

▽ ▽ デート編へ つづく ▽ ▽
ううっ、アニトさまにも指摘されたんですけれど
勢いが先行しちゃって客観的な視点が持てないものですから
小学生の作文みたいになっちゃいましたー。
でもそれも味だと思って読んでくださいませー。
次回「デート編」で完結でございまするぅ。




アニト (9月3日(水)23時22分08秒)
美希子さん、こん○○は。
のははは、早くも書き込みをしましたか。
美希子さんと知り合ったのは1年8ヶ月前、
13本の物語と50通を超えるメールとムフフな数の写真で
とても良いお付き合いが続き、念願のデート実現となりました。
こういうHPを持っていますから、
どんな人物だろうと不安も大きかっただろうと思いますが、
等身大のわたしは美希子さんが見て感じたとおりの男です。
たいへん楽しいデートをありがとう。
また機会がありましたらいつでも遊びに来てください。




美希子 (9月4日(木)20時00分48秒)
■アニトさま■
1年8ヶ月前が長いような短いような
なんだか夢のような期間だったような気がします。
アニトさまと出会わなかったらワタシはどういう人生を歩んでいたことでしょう?
物語を書き続けて、アニトさまとお会いして心からよかったって思います。
後半の「デート編」をアニトさまに捧げます。
それと、あらためて日記形式って難しいなーって思いました。
起こったことをそのままなぞればいいんでしょうけど
感情が入り込みすぎて何を書いて何を削ればいいのか
コントロールできなくなっちゃうみたいなんです。
「美希子の日記」がまだ未完なのもそのせいなのかもしれません。
ワタシのほうこそアニトさまに見て感じていただいた通りの女装娘ですけれど、
これからもよろしくお願いいたします。
「8月の思い出 〜アニトさまに会いに〜」−デート編−
「その日」ワタシは列車の中でずっとドキドキしっぱなしでした。
平日にもかかわらず夏休み期間中ということもあって
車内にはこれから旅行に出かけるのかそれとも帰宅途中なのか、
楽しそうな表情の家族連れが目立ちました。
バッグの中には期待や思い出がいっぱい詰まっているのかもしれません。
ワタシのカバンにはいつも持ち歩いている私物と
列車に乗る前に駅前のスーパーで買ったブラジャーとパンティが入っていました。
どうしようかと迷い、買うときとっても恥ずかしかったんですけれど、
せめて下着だけは女の子としてアニトさまにお会いしたかったからです。
いよいよ列車がアニトさまの待っていてくださる駅に到着しました。
改札を抜けると目の前には長くきれいな通路があり、
たくさんの人が行き交っています。
お約束の時間までには20分ほど時間がありました。
どこかで着替えをしなくては。
ワタシは大勢の人で賑わう駅ビルの中をしばらくうろうろした後、
トイレを見つけて男性用の個室の中で着替えをしました。
ピンク色のお揃いの下着が透けないように
オレンジ色のTシャツとその上にチェック柄のシャツ。
もちろんブラにパットは入れられません。
お約束の5分前、駅ビルの出口へと向かいました。
階段を下りると広いロータリーになっていて
たくさんのタクシーや人待ちらしい車が停まっています。
アニトさまは事前のメールで、待ち合わせですれ違いになったり
ワタシが迷子にならないようにと歩むべき方向や携帯の番号を教えてくださり、
それにデートの行動予定や、帰宅の希望時間まで
ワタシを安心させるためにいろいろと計らってくださっていました。
こういう気配りはすごいなーって思います。
ですからほんのちょっとの不安は残っていましたけど、
ここまできたからにはアニトさまを信じて電話するだけです。
「はい、もしもし」
男性の声がしました。
あっ、アニトさま?
「もしもし。・・美希子です」
「こんにちは、アニトです」
(みなさまへ アニトさまとお会いになったことや
メールのやりとりがある方はご存知だと思いますけど、
アニトさまはご自分のことを「アニト」(さま)とはおっしゃいません。
でもここでは「アニトさま」で統一させていただきます)
「正面にあるバス停のそばに停まっている車が見えますか?」
とても明るいお優しいお声でした。
見ると、その周辺に停まっている何台かのうち、
運転席で携帯電話を使っている人がこちらを見ながら手を振っていました。
「やっほ〜、わかった?」
なんかワタシ、そのお言葉と仕草に身体の奥にジンとしたものを感じました。
快感というわけじゃなくて、それまで決壊寸前にまでざわめいていた緊張が、
すうーっと穏やかに、笑っちゃうほどすうーっと一気に静まったというような、
とってもとっても不思議な感覚でした。
アニトさまと何度もお会いしたことがあったなら
「アニトさまー、ここ、ここ」って叫びながら駆け寄ってしまったかもしれません。
でも実際のワタシはうつむき加減に歩きかけただけでしたけど。
ただ、今からワタシは美希子、だから歩き方もそのつもりで、とは思いました。
車に乗り込むとアニトさまはにこやかな笑顔で迎えてくださいました。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
車を10分ほど走らせ、喫茶店へ入りました。
事前にワタシがそう希望していたのです。
だって人が多すぎるところでもまったくいないところでも困りますから。
平日の午後でしたからお客さんは少なかったのですけれど
それでもお仕事の休憩中?らしいサラリーマンや、
(実はアニトさまもお仕事の合間に時間を作ってくださっていたのです)
何組かの女性グループがいる店内の隅のテーブルで、
ワタシは見た目は男でも心は女性として向かい合いました。
前にも書いていますが、ワタシは女装して
というか女装娘として人と会ったことはありません。
そんなことをしたらどうなるだろうかと空想をしたことは何度もありますけど、
もともと人と話すことが得意ではないワタシは、やっぱり恥ずかしさから
下を向いて何も言えなくなってしまうだろうという気がしていました。
「はい」の一言もお返事できないんじゃないだろうかって。
はじめのうちはそのとおりでした。
緊張するワタシの気持ちをほぐしてくださろうと
アニトさまはお名前の由来や女装世界へ入られたきっかけ、
「空想デート」の楽しみとご苦労、物語の書き方についてなどなど
それはもうたくさんたくさんお話をしてくださいました。
でもただ黙って聞いていればいいわけではなく、
合間合間にさりげなく意見を求められ、質問をされます。
だから自然とワタシも口が開き、
(あ、ワタシが今しゃべっている)って自分でもびっくりしたくらいです。
そしてしばらくして気がついたんです。
アニトさまはもともとお話しの仕方が上手っていうか好きっていうか、
きちんと相手の目を見て、ときにテーブルに乗り出して
素敵な笑顔で冗談もたっぷりにお話しされる方なんですね。
そんなふうに会話を楽しまれるところが女装娘さんにおモテになる
(ちょっぴり妬けちゃうんですけれど)理由なんだろうなって思いました。
でもときどき意地悪をされます。
小さな声で「美希子さん」とおっしゃるんです。
初めは周囲の耳が気になって
その場から逃げ出しなくなるほど恥ずかしかったんですけれど、
そのうちにそう呼ばれることがうれしくなりました。
だってそのときのワタシは美希子でしたし、
なによりアニトさまは憎めない笑顔でおっしゃるのですから。
ついつい穿いているパンティの色も答えてしまったほどでした。
もうホントにアニトさまったらぁ。
アニトさまはワタシが想像していたとおり、いえ期待していた以上のお方でした。
そうして喫茶店でたっぷり1時間半を過ごし、駅へと送っていただきました。
楽しかった分ホントにお別れが辛かったです。
握手をしてくださったとき、ちょっぴり泣きそうになってしまったくらいです。
アニトさまは最後まで笑顔でワタシを見送ってくださいました。
そしてワタシは下着女装のまま家に帰り、すぐにこの物語を書き始めました。

▽ ▽ おわり ▽ ▽
最後に告白しますと、デートの最中、
気持ちだけではなく身体もアニトさまを大好きになっていたようです。
だってワタシのアソコは何度も大きくなっていたんですから。
アニトさま、今度は見た目も女の子になった美希子とデートしてくださいませ。




アニト (9月4日(木)23時29分53秒)
美希子さん、こん○○は。
男装ではありましたが女性だと思いながらお話しをすることができたのは、
何を着ているかではなく、どれだけ素直な気持ちでいられるかの大切さを
美希子さんから感じたからですよ。
>だってワタシのアソコは何度も大きくなっていたんですから。
むわっはっはっは、その部分も正直で良いです。
できればデートの最中に告白していただきたかったです。のはは。
>それと、あらためて日記形式って難しいなーって思いました。
わたしたちはプロの書き手ではありませんから
《感情が入り込みすぎて》《コントロールできなくなっちゃう》ところも
ひとつの魅力となりえます。
「ああ、美希子さんはデートのときだけでなく、
書く段階になってもまだ興奮冷めやらずなのね」と思う人も多いでしょう。
それが気持ちを伝えるということだという気がします。

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