柏木彩 (10月15日(月)23時50分58秒)
アニトさん皆さんこんにちは,柏木彩です。
技巧に走りたいわけではないんですが,
ちょっと,今までとは視点の違うものを書いてみました。
男性からこんなふうに見られたい,っていう思いを表現してみたものです。
われながら今ひとつの出来映えですが,ご容赦ください。
学園祭

よくあることだが,僕たちのクラスの模擬店は,オカマバーということになった。
といっても,僕が,女装するわけではない。
柔道部の模擬店の方を主にやらなければならないので,
手が空いてるときに,できるだけ手伝うっていうかたちの参加だ。
それにしても,どこから集めてきたんだろう。
セーラー服,ナース,チャイナドレスといったコスプレ系とか,
普通のOLか何かみたいなスーツとか,
色とりどりの服を着た"女"達が,かいがいしく働いている。
朝,様子を見に来たときにはぎこちない感じだったけれど,
昼過ぎに見に来てみれば,みんな,もう慣れたみたいで,普通に動き回っていた。
「ちょっと手貸してくれない。」
セーラー服姿のあやとが声をかけてきた。
「だんだんお客さんがふえてきたみたいなんで,
イスとテーブルをもう1セット借りてくることになったんだけど。」
そういう力仕事なら,体育会系の僕の役目だ。
「分かった,どこから取ってくればいいの?」
「今から行くから,ついてきてくれる?」
僕とあやとは,学校のはずれにある倉庫に向かった。
「どこにあるの?」
「あの奥みたいなんだけど。」
「うわあ,大変だなこりゃ。上の物全部どかさなきゃ。」
目指すテーブルの上には,得体の知れない段ボール箱やらなにやら,
山のように積み上げられていた。
だからこそ,誰も使わないで余ってたんだろうけど。
「上から順番にどかすしかないみたいだね。」
「俺に任せとけよ。お嬢さんに力仕事させるわけにはいかないだろう。」
「あら,ありがとう。」
おどけた僕の言葉に,あやとも調子を合わせて,女の子っぽい仕草で答えた。
僕は,とりあえずどかせる物から順番にどかしていくことにした。
上から,っていったって,一番上なんて届きもしない。
少しずつどかしていけば,そのうち何とかなるだろう。
「この段ボール,上に乗っかってる荷物ごとどかせられないかな?」
「大丈夫? 危ないんじゃない?」
「とにかくやってみるよ。ちまちまやってたんじゃ,おわりゃしない。」
「気を付けてよ。」
僕は,積み重ねた木箱の上に乗って,
うずたかく積み上がった段ボール箱の1つに手をかけた。
その瞬間,グラッと,足元が揺れて,
同時に,頭の上からも段ボール箱の集団が僕目がけてなだれ落ちてきた。
「大丈夫,怪我してない?」
床に打ち付けられた僕を,あやとが心配そうに覗き込んでいる。
「ああ,受け身はお手の物だから。」
「でも,血が出てるみたい。」
何かにぶつかって切ったらしい,腕から血が出ている。
「大丈夫だろう。ほっときゃいいよ。」
「ダメだよ,ちょっと待って。」
あやとは,スカートのひだの中に手を突っ込むと,
ハンカチを取り出し,僕の傷口に巻き付けた。
「へええ」
「何?」
「そういうスカートって,そんなところにポケットがあるんだ?」
「そうみたい,僕も今日初めて知ったの。」
僕は,上体を起こして周囲をうかがった。
「あちゃあ,なんだこれ。」
「そうなんだよね。」
「遭難しちゃったな。」
「まじめに,やばいよ,これ。」
さっきの振動で,そこいら中の物が崩れてきていて,
テーブルを取り出すどころか,僕らが入ってきた倉庫の入口すら見えない。
どかして道を作ろうにも,どこから手を付けたらいいのか分からないありさまだ。
「ま,しょうがねえ,一休みだ。」
「そうだね。そのうち誰か助けに来るだろうしね。」
「学校の建物の中で遭難なんて,笑えないな。」
「しかも,僕なんか,こんな格好で。」
あやとが,自分の姿を見下ろしながら言った。
「ま,美女と2人で閉じこめられたんだ,神に感謝するところかも。」
「何言ってんの。」
「しかし,改めてみてみると,お前結構似合ってるな。」
「そう?」
「さっき,俺のこと心配そうに覗き込んでる時なんて,
本当に,女の子かと思ったよ。」
「お化粧にも大分苦労したからね。」
「だけど,お前,女みたいに横座りするの,やめろよ。」
「だって,こんな格好であぐらかくのもどうかと思うし。」
スカートの裾からのぞいている白い膝頭が,妙に艶めかしい。
「なあ,1つ聞いていい?」
「なに?」
「スカートの下って,どうなってんの?」
「えっ?」
「いや,どういう下着を着てるのかなって。」
「馬鹿,何言ってるのこんなときに。」
「いいじゃんかよ,ふと疑問に思ったんだって。見せてみろよ。」
僕は,あやとのスカートの裾に手をのばしてめくりあげようとした。
「ちょっと,やめてよ。」
あやとは必至になってスカートを押さえて抵抗する。
「なんだよ,別にいいだろう。」
さらに迫る僕の鼻孔を,化粧のにおいがくすぐった。
あやとは必至にスカートの裾を押さえている。
セーラー服の胸元から白い肌が見える。
僕は,力を緩めた。
「そうやってると,本当に,女の子みたいだぞ。」
「そう思うんだったら,なおさらやめてよ。」
あやとは,乱れた服をなおしながら言った。
その姿は,ますます女の子のように見える。
「なあ」
僕は,あやとのすぐ側ににじり寄り,膝頭に手をはわせた。
「俺,なんだか変な気持ちになって来ちゃったよ。」
「えっ? 何,ちょっと?」
僕は,片手であやとを抱き寄せながら,もう片方の手であやとのひざをなでた。
「俺さあ,彼女いないんだよね。
お前が悪いんだぞ,女の子みたいに抵抗したりするから。」
「ちょっと,待ってよ。」
あやとは僕の腕の中で必至にもがく。
ますます,僕は,おかしな気持ちになっていく。
「ちょっと待って。冷静になってよ。僕,男だよ。」
「そんなことどうだっていいんだよ。」
僕は,あやとのひざをなでる手を少しずつ,太股の方に向かってはわせる。
あやとが男だなんてことは,もう,どうでもいいことのような気がした。
いや,むしろ,本物の女の子じゃないから,これだけ大胆なことができるのかな?
こいつは女の子の格好してるけど,それは嘘,
だから,僕がここでやってることも,嘘。
嘘の世界のなかでは,何をやってもいいようなきがした。
こいつになら,どんなことしても許される,そう思った。
「柔道部の俺の腕から逃げられると思ってんの?」
僕は,徐々に,本格的な絞め技の態勢に移っていった。
あやとの抵抗が少しずつ弱まる。
「や,やめて,おねがい・・・」
弱々しい声であやとは言った。
「俺の言うこと聞くか?」
あやとは頷いた。
ようやく僕の腕から逃れて,
あやとは,床にへたり込んで,弱々しく咳き込んでいた。
「こっち来いよ。」
そう言って僕は,あやとの体を抱き寄せた。
今度はあやとも抵抗しない。
僕は,あやとの膝に手を伸ばした。
あやとはうつむいて身を固くしている。
白い首筋が妙にまぶしい。
犯したい
そう思った。
むしゃぶりつくように首筋に唇を近づける。
あやとは,とっさに両手で僕の体を押しのけようとした。
「なんだよ,まだ逆らうのかよ。」
僕は荒々しく言った。
「見ろよ,お前のおかげでこうなってるだからな。」
僕は,あやとの手を取ると,ズボンの上から僕の股間の膨らみを触らせた。
大きく,硬くなっているのがズボンの上からでもはっきり分かる。
「お前がこんなふうにしたんだからな。責任とれよ。」
「責任って,どうすれば・・・」
「このままってわけにいかないじゃないかよ。
どうすればおさまりがつくか,分かるだろう。」
そう言いながら,僕は,あやとの手に僕の股間のものを押しつけた。
あやとは,僕の誘導にあわせて,ズボンの上から僕の股間を撫でさすった。
「ズボンの上からじゃ,しょうがないだろう。直接やってくれよ。」
僕は言った。
あやとは,しばらくためらった後,
僕のズボンのファスナーをおろし,股間のものを取り出した。
そして,その白い指が,僕のものを包み,ゆっくりと動き出した。
僕は,あやとにそうさせながら,あやとの体を抱き寄せ,首筋に舌を這わせ,
スカートの中に手を突っ込んで撫で回した。
「おい,手を止めるんじゃないよ。」
あやとは,僕の愛撫にビクンビクンと体をふるわせながら,
必死に僕のものを両手で愛撫した。
「よーし,手はもういいよ。そろそろ本番だ。口と尻とどっちがいい?」
「・・・えっ?・・・」
あやとはおびえたような目で僕を見た。
「俺のチンポを口にくわえたいか,それとも尻を犯して欲しいか,
どっちがいいかって聞いてんだよ。」
おびえて後ずさろうとするあやとの体を両腕でしっかりと捕まえ,
あごに手をかけながら僕はさらに聞いた。
「口にくわえたいか?」
あやとは必死に首を横に振った。
「じゃあ,尻を犯されたいのか?」
さっきにもまして,あやとは激しく首を振った。
「どっちもイヤじゃ,話にならないだろう。俺の言うこと聞くんだろう?」
そう言いながら,僕は,あやとの体に回した腕に軽く力を入れた。
一瞬,あやとの顔色が変わる。
すぐに力を抜いてやる。
「どうなんだよ,俺の言うことに逆らうの?」
あやとはせき込みながら,急いで,首を横に振った。
「言うこと聞くんだな。じゃ,どうすればいいか俺が決めてやる。
向こう向いて四つん這いになれ。」
あやとは僕の言うとおり四つん這いになった。
「もっと尻を高く上げろ。顔を床につけるんだよ。」
プリーツスカートに包まれた丸いお尻がまるで僕を誘っているかのようだ。
「よおし,今度は両手でスカートをまくり上げて,パンティを膝までおろすんだ。」
あやとはもうすっかり抵抗する気力を失っているのか,のろのろと僕の指図に従った。
僕は,あやとの尻に顔を近づけて,アヌスに向かって息を吹きかけた。
ビクン,とあやとの体がふるえる。
「よおし,じゃあ,今度は,『私のお尻に入れて下さい。』って言ってみろ。」
「・・わ,わたしの・・・」
「なんだって? 声が小さいぞ」
「・・・・わたしのお尻に入れて下さい。」
「そうか,入れて欲しいのか。だったら,願いは叶えてやらないとな。」
僕はあやとの裸のお尻を撫で回した。
あやとは身を固くしてじっと耐えている。
僕は指先につばを付けて,あやとのアヌスを撫でてみた。
「ヒッ」
「いい声出すじゃないか。でもまだちょっと硬いな。」
僕は,今度は,あやとの尻に顔を近づけ,舌先で直接アヌスを舐めてみた。
あやとが声を上げて,身をよじる。
その反応に気をよくして,僕は,さらに時間をかけてアヌスに舌を這わせた。
たっぷりとつばを付けて,アヌスの奥に,舌先をつっこむようにして。
しばらくそうしているうちに,あやとのアヌスもじょじょに柔らかくなってきた。
僕は,今度は,中指にたっぷりとつばを付けて,アヌスに突き立てた。
あやとが小さく呻き声を上げる。
「力を抜くんだ。」
そう言いながら,僕は,ゆっくりゆっくりと中指をアヌスの奥に沈めていった。
少しずつひだをかき分けるようにしながら,
案外あっさり,中指は根本まであやとのアヌスに埋まった。
壁を押し広げるようにして,僕は中指をぐるっとかき回した。
あやとが呻く。
いつの間にか,あやとのペニスが,高々と隆起していた。
「なんだ,お前,もう感じてるんじゃないか。」
からかうように僕は言った。
僕は,あやとの尻に指を突き立てたまま,あやとの体を抱き起こし,
僕の体に仰向けにもたれかかるようにした。
まくれあがったスカートの下から,そそりたつあやとのペニスがのぞいている。
下腹部を無防備にさらされて,あやとはあわててそれを隠そうとした。
「おっと,だめだよ。」
僕は,あやとの手を払いのけ,そそり立つペニスを鷲掴みにした。
「お前は今,俺の指に尻を犯されて,ここをこんなに立たせてるんだ。
こんなに感じてるんだ。」
僕は,あやとの耳元でささやいた。
「男に犯されて感じるのは誰だ? 女だろう。お前は女の子なんだ。」
ゆっくりとあやとのペニスをしごきながら言った。
「お前は女の子だ。」
アヌスとペニスを同時に責めながら,僕はささやき続ける。
「言ってごらん。お前は男の子,それとも女の子?」
「お,女の子?」
「そうだよ,女の子。」
「わたしは,女の子。」
あやとをまさぐる速度を上げながら,僕は,繰り返した。
あやとはすぐにきく体をくねらせ,声を上げてあえぎ始めた。
僕はあやとを責める手をゆるめることなく,愛撫を続け,
アッという間に僕の手の中であやとをいかせてしまった。
べっとりと精液の付いた手をあやとの顔に近づけて言った。
「ほら,こんなにしちゃって。お前,舐めて綺麗にしてくれよ。」
あやとは顔を背けた。
「お前が汚したんだぞ。俺の言うことが聞けないのか?」
ちょっとドスを利かせると,あやとはすぐに抵抗をやめた。
精液にまみれた指をあやとの口にくわえさせる。
そうしながら,もう片方の手は,再びあやとの下半身に伸びていた。
あやとはビクンと体をふるわせる。
「これからが本番なんだぞ。」
そう言うと僕は,あやとの口から指を引き抜き,そのままアヌスにその手をやった。
精液でべとべとの指は,すんなりあやとのアヌスに入っていった。
「ほら,入りやすくなっただろう。」
僕は,一旦指を引き抜くと,今度は,人差し指と中指の2本を差し入れた。
少し抵抗があるものの,最初に中指を入れたときよりははるかにスムーズに,
2本の指はアヌスの奥に侵入していった。
僕は,アヌスの奥で,2本の指を開いたりひねったりした。
あやとが呻く。
もう片方の手があやとのペニスを責めた。
1度射精して敏感になっているペニスを責められ,
あやとは身をよじって逃げようとしたが,僕の腕から逃れられるものではなかった。
僕は,あやとのアヌスを指で押し広げながら,
もう片方の手をあやとの下腹部からじわじわと這わせていった。
白い腹,腰,セーラー服の上着の中へと指先が這い行っていく。
詰め物をしたブラジャーの下のあやとの乳首は硬く,
軽く摘んだだけであやとは大きなあえぎ声を漏らした。
その間に,あやとのアヌスには薬指まで入り込むようになっていた。
「そろそろいいだろう。」
僕はいったんあやとのアヌスから指を抜いた。
そして,あやとの顔を僕の股間に近づけて,口にくわえるように言った。
「たっぷりと唾液をつけるんだ。そうしないとお前が痛い思いをするんだからな。」
あやとはもう,全く抵抗することもなかった。
言われるままに僕のものに口を寄せ,ぎこちなく口に含み,舌を這わせた。
僕のものは,ますます大きく,硬く,そそり立つ。
「よし。」
僕は,あやとの体を起こし,僕に背を向けさせた。
そして,そそりたつ僕のものをあやとのアヌスにあてがい,
ゆっくりとその上に腰を下ろすようにしゃがみ込ませた。
あやとは呻きながら弱々しく逃れようとするが,
僕の腕はあやとをしっかりと捕まえてはなさない。
少しずつ,少しずつあやとのアヌスが僕のものをくわえ込んでいった。
あやとのペニスも再びそそり立っている。
僕は,まるで自分のものを扱うかのように,あやとのペニスをしごいた。
あやとが腰を振り,僕を刺激する。
僕が体を動かす度にあやとは悲鳴を上げる。
僕は,僕の形をあやとに覚えこませようとしているかのように,
ゆっくり,ゆっくりと愛撫を続けた。
あやとのアヌスから僕の精液があふれ出した後も,
僕の愛撫は果てしなく,終わることなどないかのように続いた。

どれくらいの時間が過ぎたのだろう。
疲れ果てた僕は倉庫の壁にもたれかかって座り込み,
セーラー服を半ば脱がされかかった半裸のあやとが,
そのそばでぐったりと横たわっていた。





アニト (10月16日(火)23時27分03秒)
柏木彩さん、こんばんは。
とっても素晴らしい物語ではありませんか。
《僕》の視点にしたことで、
《あやと》の心理描写はいっさい無いにもかかわらず
《あやと》の心の動きがよくわかります。
きっと多くの人が《あやと》になりたい、
こういう《僕》に愛されたい、と思ったことでしょう。
これからも彩さんの愛を描き続けてください。




柏木彩 (10月22日(月)02時57分42秒)
アニトさん,皆さんこんにちは,柏木彩です。
先日投稿した"学園祭",「我ながら今ひとつのできばえ」と言ったのは,
今ひとつだけど,私の力ではこれが限界,という意味であって,
私が本気を出せばもっとすごいのよ,という意味では決してありません。
なんだか,いい言い方ではなかったなと反省しています。
何が今ひとつかというと,いろいろありますけど,
基本的にセックスシーンです。
もっとこう,最初は抵抗し,頭では「こんなことしてはいけない」と思いつつ,
次第に,体の方から彼のテクニックに降伏し,
羞恥心に打ちのめされながら墜ちていく,
というところを,彼からの視点で表現したかったのです。
恥じらいながら墜ちる,というのが私の基本テーマですから。
それと,あやとが果たして体だけでなく心まで墜ちたのか,
ようするに,最後まで「いやよ,ダメよ。僕は男の子なんだから。」と
抵抗しながら終わったのか,
それとも,途中からはあやと自身が女としての快感を求めていったのか,
という点が未解決で。
好みとしては,体の方は,最初から"女"として目覚め,
心の方は少しずつそうなっていく,というのがいいんですけどね。
ただ,「レイプ」はいやなんです。
襲われる,とか,無理矢理,とか好きなんだけど,
羞恥心,背徳的な後ろめたさ,とかは好きなんだけど,
レイプで終わるのはいや。わかりにくいかな?
"学園祭"は,あやとの心の問題が未解決のまま,男の視点で書いたので,
まるで,あやとの人格を無視して一方的にレイプしただけみたいで,
ちょっと後味の悪いところが残ったんです。
ま,襲っといて,レイプはいや,っていうのは,勝手な言い分ではあるんですが。
ところで,襲われる,といえば,普通,無理矢理脱がされて,
ということになると思いますが,私は,以前から,
「無理矢理スカートを穿かされて」という展開に憧れているんです。
女装するよう強要するとか,眠らせておいて着替えさせるとか,
そういうやりかたもいいんですが,
そうではなく,必至に抵抗するのを組み伏せて,
力ずくでスカートを穿かせるというのを一度やってみたいのです。
いつか,書いてみたいと思います。
さて,今日の作品ですが,あやとがとうとう彼に屈する場面,
ここのところが,自分にこういう経験がないものですから,
どうしても,なんか違うんじゃないかなと思ってしまいます。
皆様の作品を読んで勉強させてもらいたいと思います。
「後夜祭」

学園祭が終われば,あっという間に,学校はもとの学舎にもどる。
それでもまだ,構内には,あちこちにまだビラや立て看板や
そのほかのゴミが散らばっていて,学校をあげての宴の名残を残している。
「もう大丈夫なのか?」
友達が声をかけてきた。
「うん,べつに怪我したってわけじゃないし。」
「でも,あんな所に半日も閉じこめられてたんじゃ,気分も悪くなるよな。」
あの日,僕たちは夜になってようやく助け出され,
学園祭2日目は休ませてもらったのだ。
「片付け手伝えなくてごめん。」
「そんなの構わないよ。
売れっ子ホステスが1人いなかったのは,ちょっといたかったけどな。
お前のセーラー服,結構人気あったのにな。」
「な,なに言ってんの。」
一瞬,絶句しそうになりながら,なんとかうけながした。
「よお,元気そうじゃない。昨日は休んでたから心配したぜ。」
彼が近付いてきた。
僕は,顔を上げることができない。
「お前は殺したって死にそうにないけどな。あやとは違うんだから。」
「なんだよ,俺だって大変だったんだぜ,閉じこめられてる間は。
いろいろと,なあ?」
彼が,僕の肩に手を回し,顔を覗き込みながら言う。
ビクッとふるえそうになるのを必至にこらえる。
「・・・まあね。」
「あ,もう授業が始まっちゃうよ。
学祭の後は,1週間くらい休みになりゃいいのに。」
席に着いた後も,彼に触れられた肩がなぜか火照っていた。
「お前,次,授業ないんだろ,ちょっと付き合えよ。」
「なに?」
「いいから,来いよ。」
語学の授業を半分上の空で受けた後,彼に声をかけられた。
なるべくなら顔をあわせたくない,
まして,2人きりで話をするなんてしたくなかったけれど,
強く言われると逆らうことができなかった。
僕たちの学校は敷地が広く,構内には,校舎の建物や体育館,
グラウンドだけでなく,ちょっとした林まであって,
どこまでが学校の敷地なのか分からないくらいだ。
「この間のことだけどさ,」
「・・・・・なに?」
「お前,すげえよかったよ。」
彼は,僕の顔を覗き込み,ニヤニヤしながら言った。
「お前の体,白くって,柔らかくて。」
「な,何言ってるの。」
僕の肩に手を回そうとするのを払いのける。
「お前だって気持ちよかっただろう?」
「そんなわけないじゃない。」
「俺のチンポまでしゃぶってさ。」
「あ,あれは,君が無理矢理・・・」
「お前だってびんびんに立てて,何度もいってたじゃないか。あんあん声出してさ。」
「あ,あれは・・・」 
そう言いながら,僕は,真っ赤になった。
「俺に突かれて腰振ってただろう?」
「・・・・・・・・」
「なあ,お前だって感じてただろう?」
「・・・・・・・・」
「柔道部の先輩で,そっちの気がある奴がいてさ,いろいろ話してくれるんだよ。
本当かどうかしらないけど,合宿の時に後輩に夜這いをかけたとかさ。
馬鹿話だと思って聞いてたけど,その知識が役に立ったみたいだな。」
「・・・・・・・・」
「あのセーラー服今どこにあるんだ?」
「・・・うちに持って帰ったけど。汚したまま返すわけにもいかないし。」
「もういっぺん着てくれよ。」
「えっ?」
「もういっぺんやろうぜ。」
「な,何を・・・」
「気持ちよくしてやるからさ。」
そう言いながら彼は,もう一度僕の肩に手を回し,抱き寄せてきた。
今度は,さっきとは違って振り払うことができない。
セーターの裾から,彼の手が侵入してきて僕の素肌に触れる。
「ん・・」
「ほら,感じてるじゃん。」
彼が耳元でささやく。
熱い息が首筋を刺激する。
「思い出すだろ? この間みたいに楽しませてやるから。」
体の力が抜けていきそうになるのを必至にこらえて僕は抵抗した。
「やめて,こんなとこ誰かに見られたら・・・」
「だったら見られないところに行こうぜ。おまえんちに行けば着替えられるだろう。」
「そ,そんな。」
「いやならここでやってもいいんだぜ。
お前のセーラー服姿は目に焼き付いてるんだから,別に着替えなくたって。」
彼の手が僕のズボンの中に侵入してきた。
「ほら,ここもすっかり準備できちゃってるじゃないか。ここでやるか?」
「い,いや・・・」
「じゃ,おまえんちだ。」
「でも,授業が・・・」
「そんなのさぼっちゃったって平気だろ?」
「でも・・・」
突然,ガサガサッという音がした。
僕は,ハッとして音のした方向に視線を移した。
彼も一瞬動きが止まった。
茂みの中から現れたのは,猫だった。
学生が餌をやるもんだから,構内には大量に猫が住み着いている。
ホッとして気を緩めると,今度は,人の声が近付いてくるのが分かった。
「ほらな。ここは人が通るんだから。おまえんちに行くぞ。」
僕は,頷くしかなかった。
「ここがおまえんちか,初めてだな。」
ずかずかと上がり込みながら彼は言った。
「1人暮らしにしちゃ,結構綺麗にしてるじゃん,おれんちと偉い違いだな。」
「おっ,こんなとこにブラジャーが。洗濯したのか?
こんなものほしてあったら,まるで,女の子の部屋みたいだな。」
「だって・・・」
「そりゃ,そうだよな。ザーメンでべとべとのままほっとくわけにはいかないか。」
「・・・・・」
「もう乾いてるみたいだな。セーラー服はどこにあるんだよ?」
「・・・そこの紙袋の中。」
「よしよし,じゃ,さっそく着替えて。」
あっけらかんと彼が言った。
「どうしたんだよ,早く着替えてよ。」
「・・・ねえ,こんなこと止めようよ。おかしいよ。」
「何言ってんだよ今さら。ここまで来て,それはないだろう。
おれはもうこんなんなってんだよ。」
そう言いながら,彼は,僕の手を掴んで彼の股間に持っていった。
「な,もういつでも準備オッケーなんだから。
それとも何か,無理矢理やられる方が好みなのか?」
それもまんざら悪くない,彼がそう思っているのが分かった。
「そんな怯えた顔しなくてもいいんだよ。
大人しく言うことききゃ,お前だって気持ちよくなれるんだから。」
そう言いながら,僕を抱き寄せる。
彼の手に触れられるたびに,
僕の体はあのときのことを思い出して,敏感に反応してしまう。
「とにかく,まず,シャワー浴びて来いよ。待っててやるからさ。
きれいに洗ってくるんだぞ。」
僕は,彼に押し込まれるようにして浴室に向かった。
全身にシャワーを浴びながら,僕の体は,シャワーのお湯以上に火照っていた。
体を洗おうとする自分の手が,まるで彼の手のように,
この間の愛撫を思い出させる。
これから,僕は,彼に抱かれるんだ。
ここに,彼の手が触れ,舌がはうんだ。
そして,ここに,彼の・・・
シャワーを浴びている間中,そんな思いが僕の頭の中をぐるぐるとまわっていた。
イヤなはずなのに,体は,まるでそれを期待しているかのようだった。
いつの間にか,僕の頭の中は,そんなことばかり考えていた。
浴室のドアを開ける音が聞こえたのか,彼が,リビングから声をかけてきた。
「着替えは,そこに置いといてやったから。ちゃんと,服着てこっち来いよ。」
さっきまで僕が着ていた服は,どこに片付けたのか,見当たらない。
もう,どうしようもなかった。
僕は,バスタオルで濡れた体を拭き,のろのろとした動作で,パンティを手に取った。
この間これを穿いたときには,ちょっとしたお祭り気分だったのに。
僕は,覚悟を決めてパンティに脚を通し,ブラジャーをつけ,
それからセーラー服の上下を身に付けた。
そして,震える脚で,リビングに向かった。
「いいじゃないか。」
つま先から頭のてっぺんまで,舐めるように眺め回して彼は言った。
「たっぷり可愛がってやるからな。」
彼の目に見つめられただけで,僕の全身に,ゾクゾクと得体の知れない感触が走る。
彼が僕をどうしようとしているのか,手に取るように想像できる。
「俺もシャワーを浴びてくるからな,いいこにして待ってるんだぞ。」
そう言って彼は浴室に向かった。
ベッドの端に腰掛けて待っている間,僕の頭の中は,いやらしい想像で一杯だった。
そして,想像するだけで,まるで本当に彼に愛撫されているかのように,
僕の体は,火照り,うずいた。
こんなことを望んでいるわけじゃないのに,なぜ?
こんなのおかしい,やっちゃだめだ,
そんな思いと裏腹に,体はそれを心待ちにしていた。
「待たせたな。」
彼は,トランクス1つで首からバスタオルをぶら下げてリビングに戻ってきた。
「もう待ちきれない,って顔だな。」
「そんなこと・・・」
「いいから,そんなこと言ってたって,体は正直だぜ。」
彼は,僕の隣に腰を下ろすと,肩に手を回してだきよせながら,
もう一方の手を膝にのばした。
「ちょっと,待って,」
僕は,顔をそむけ,必至に両手で彼の体を押しのけようとした。
「なんだよ,未だ,そんなこと言ってんのか。」
そう言いながら彼は僕の手首を掴んでひきはがした。
「行儀の悪い手だな。」
彼は部屋の中を見回すと立ち上がり,電気のコードを持って戻ってきた。
「な,なに?」
「こんな手があるから悪いんだ。」
そう言うと彼は,再び僕の手首を掴んでねじりあげた。
僕は,痛みから逃れようとして,自然に,ベッドの上に俯きに倒れ込む姿勢になった。
「こんな悪い手は,こうしてやる。」
彼は,そう言って,もう一方の手もつかんで僕の背中に回し,
両手首をコードで縛り上げてしまった。
「こうすればもう逆らえないだろう?」
僕の上に覆い被さり,耳元で彼は言った。
「大人しくしてちゃいけない,抵抗しなきゃいけないって思ってるんだろう?
だけど,もう無理だ。もう俺に身を任せるしかないんだよ。
もう抵抗しなくていいんだよ。」
諭すように彼は言った。
「俺に任せりゃ気持ちよくなれるんだ。ほら,感じるだろう。」
彼の手が足をなでる。
同時に舌が,首筋から耳を責める。
「体の力を抜いて。俺に体を預けるんだ。感じるだろう?
それでいいんだ。何も考えなくていいんだよ。お前は俺の女になるんだ。」
いつの間にか僕は抱き起こされ,彼の体にもたれかかっていた。
「ほら,いいだろう?」
片手が僕の脚を這い,もう片方の手と舌が僕の首筋を撫でていた。
「アアン」
突然,脚を這っていた手がスカートの奥に侵入し,
パンティの上から僕のアソコをつかんだ。
ゆっくり,ゆっくりとしごきながら,残った手と舌で僕の全身を愛撫する。
僕の理性は溶けていってしまいそうだ。
「ほら,気持ちいいか? もっとしてほしいか?」
もっと,して・・・・・・・なんて思っちゃダメ。
僕は,僅かに残った理性に必死にしがみつく。
「もっとしてほしいって顔に書いてあるぞ。」
彼はさらに愛撫を続ける。
彼はボタンを外してセーラー服の前をはだけた。
ブラジャーのカップをずりあげながら乳首に触れる。
「アッ」
声が漏れる。
僕は体を起こしていることが全くできなくなり,
少しずつ滑り落ちるようにしてベッドの上に仰向けに横たわった。
彼は,僕のアソコを責めながら,舌の先で乳首を転がした。
「んん」
あえぎ声をあげそうになるのを必死にこらえる。
「頑張ったって無駄だぞ。早く楽になれよ。声を出していいんだぞ。
ほら,もうすっかりべとべとじゃないか。」
パンティがずりおろされて,僕のアソコがあらわになる。
彼はその先端を,指先で器用に撫で回した。
「ハアアアン」
僕はたまらず声を上げ,腰を折って,彼の愛撫から逃れようとした。
「大分よくなってきたみたいだな。逃げようったって無駄だよ。」
彼は執拗に僕のアソコを責める。
たまらない刺激が容赦なく僕を襲う。
「おかしくなりそうだろう?
ここを責めるとな,たまらないんだけど,いけないんだよ。
こんなに涎を垂らしていきたがってるのにな。尻の方までもうベタベタだぜ。」
彼の指が僕のおしりに向かった。
「アウウン」
「尻も感じるだろう。こないだたっぷり可愛がってやったからな。
ほら,こんなに簡単に指が入っていく。」
彼は僕の両足を揃えて持ち上げた。
僕のアソコは両足の間に挟み込まれて,おしりの方を向いている。
「こうすりゃ,両方いっぺんに可愛がってやれるな。」
「アアアン,アン,だめ,許して。」
「まだまだ,こんなもんじゃ終わらないよ。」
彼は指と舌を使って,僕のアソコとおしりを交互に責め立てた。
「ダメ,ダメ,アアン」
「ほら,どうしてほしいんだ?」
「やめて,もう,アアン,お願い,ゆるして」
「そうじゃないだろう? ほかに言うことがあるだろう?」
「ハアアアン,もうダメ,アン,早く・・・」
「なに? どうしてほしいんだ?」
「いかせて,お願い,早く,ウウン」
「いかせてほしいんだな?」
「アン,いかせて,おねがい」
「俺の女になるんだな。」
「なります,だから,おねがい」
「はっきり言うんだ。」
「あなたの女になります,だから,はやく・・」
「だいぶん素直になってきたじゃないか。」
彼はようやく一旦僕の体を解放してくれた。
僕はベッドに投げ出され,ハアハアと息を弾ませながらぐったりと体を横たえた。
アソコはまだビクビクと脈打っている。
「よし,ここにまたがれ。」
僕は,もう何も考えられなかった。
言われるままに,大きく両足を開いて彼の脚の上にまたがった。
「アアアアアアアン」
彼のものが僕のおしりを貫いた。
つい2日前に初めての侵入を許したばかりの僕のおしりは,
いとも簡単に彼のものを飲み込んでいく。
「ほら,気持ちいいだろう。」
「はい」
「お前は俺のものだ。」
「はい」
「これから先ずっと,俺の女になるんだ。」
「はい」
僕はただ,彼の動きに身を任せ,彼の動きにあわせて腰を動かした。
何も考えることはできなかった。
彼は僕を突き上げながら,僕のアソコを巧みに刺激した。
僕は,もう何も分からなくなり,
そして,体の奥にあついものがあふれるのを感じ,
次の瞬間,僕のアソコも爆発していた。
その日,僕は彼の腕に抱かれて,何度も何度もいかされ,
その度に,彼の女になることを誓わせられた。
僕は,もう,彼に逆らうことなどできなくなっていた。





アニト (10月23日(火)23時37分09秒)
柏木彩さん、こんばんは。
きっと多くの人が「まだまだ満足ではない」と思いながら
物語を書いているのだと思います。
かくいうわたしも「この言葉が適切なのか?」
と毎回のように感じながらみなさんへのレスを書いています。
でもだからこそ次回はもっと良い文章を書こうという意欲がわきます。
「書く」ことだけでなく何事でも「これで満足」と思ったら
歩みが止まってしまいますからね。
《力ずくでスカートを穿かせる》のは脱がせるよりむつかしそうです。

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