「花散る森にて」を読む     「お花見」を読む


性処理愛奴 綾乃 (4月1日(土)16時44分42秒)
◆アニト様◆
ようやく・・・つらい3月が終わりました。うわーい。
4月は忙しくなければいいな。
でも・・時間ができてもあいかわらずつたないお話ですみません。
別棟の転記!!ありがとうございました。
こんなにお手間をかけさせてしまうなんて・・・
「Happy Birthday」も「それぞれのホワイトデー」も、幸せ者です。
それでは、時節物第9弾?、
つたないお話ですが、お読みいただければ、嬉しいです。
◆みずき様◆
ふたたび御無沙汰してしまいました。
前回書込んだ時、始まったばかりだった
「続々・いけないレッスン」ももう#8に。
毎日楽しみに読んでいました。
M?になってますます素敵なみずきさんに毎日悶えています。
ピンクの半袖のサマーセーター・・・かぶってしまいました。
これを書いてる時、みずきさんが書込んでいたと思うと、
何だか少し嬉しいです。
◆理恵様◆
始めまして、綾乃と申します。
綾乃のは、経験ではなくってほとんどが単なる空想・・妄想?で、
しかもとっても稚拙で恥ずかしいです。
理恵さんの素敵なお話、もっともっと読みたいんですけど、
お願いしても、駄目ですか?
◆久仁子様◆
5日間もの射精禁止・・辛そうですね。
でも、それも解けて、今頃は、素敵なオナニーされているのでしょうか?
そのお話も読ませてくださいね。
◆唯奈様◆
は〜い、唯奈さんの素敵なお話で、たくさんいけない事しちゃいます。
それを・・・いやらしく想像される・・・それもまたたまらないです。
成長編も期待して待っています。
◆絵梨花様◆
うわ〜い、ありがたいお言葉、とっても嬉しいです。
でも・・また別のお話書いてしまいます。ごめんなさい。
「甘く危険な香り」大好きです。
特に25日の2話はとっても素敵で、
こんな風に書けたらいいなってため息ついてしまいました。
「エイプリルフールの恋」

朝起きると、メールが入っていた。
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聖一です。
突然のメールでごめん。
ずっと悩んでいたんだけど、思い切ってメールするね。
僕の彼女になってくれないか?
何言ってるんだって、思うだろうけど、ずっと悩んだ末の結論なんだ。
前から、夏樹の事が好きになってしまってて、男どうしでそんなの・・
でも夏樹の事可愛いって思う気持はとめられなくって・・・
もうこのままじゃ変になってしまう。
そこまでいった時、夏樹に女の子になってもらって付合えたらって、
勝手な事考えちゃったんだ。
それからは、その考えが頭の中から離れられなくって・・・・
今度から高3になっちゃうし、後1年しかないって思ったら、
もう駄目で元々だって、こんなメールを出しちゃったんだ。
きっとこれを送ってからもすっごく後悔すると思うけど、
駄目だったら笑い飛ばして欲しい。
でも・・・もし、そうなってくれるんだったら、
今日僕の家に女装して来てくれないか?
ほんとに変なメールでごめん。
               2000/04/01 by聖一
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途中から、破裂しそうな心臓を押さえながら、読んでいた。
実は、夏樹も聖一の事がずっと・・・・
でも・・・女装?・・・どうしてなんだろう。
男どうしでもいいじゃない。そんな事を思い悩んでいた。
まさか・・・4月1日、エイプリルフールなの?
女装していった夏樹をみんなで笑おうって事なのかな?
2時間ほど悩んだあげく、
でも・・万が一聖一の気持ちが本当で、聖一の彼女?になれるなら。
そう決意したのは、お昼過ぎだった。
朝から出かけていた妹の部屋に入っていく。
実は前に一度だけ、妹の下着を身につけてみた事があった。
その時、柔らかな感触と、いけない事してるっていうドキドキ感で、
あっという間に発射してしまった事を思い出した。
洋服ダンスを開けて妹の洋服を眺める。
どんな組み合わせがいいのかな?
すっかり女の子の気分で洋服選びをしてる自分に気がつき、
何故だか照れ笑いをうかべていた。
春らしく明るい色のミニスカートと、ピンクの半袖のサマーセーター?
寒いかな?
タンスの引き出しを開けて、下着を選び出す。
薄いピンクのお揃いのブラとパンティー。
ソックスは・・・へえ、こんな長いのあるんだ・・・
オーバーニーのソックス。
取り出しながらも手が震えてる。
妹に見つかったら、どうしよう・・・
それよりも、似合わないだろうな・・
色んな思いが駆け巡る。
素早く今着ている物を脱ぎ捨てて、可愛らしい下着に足を通す。
前もそうだったけど、腰にぴったりとフィットして、
柔らかな素材が股間にあたって・・・
あっという間に硬くなってしまう。
初めて身につけるブラ・・・フロントホックで助かった。
小柄な夏樹だけど、ブラのホックをとめると、やっぱり少しきつい。
でも・・・締め付けられる感じが・・・
ソックスを履いて、ミニスカートを引き上げる。
ウエストはぴったりだ。
サマーセーターに袖を通して、恐る恐る鏡を覗き込んでみる。
「えっ・・・」
女の子の服を着るだけで、こんなに変っちゃうの?
ボーイッシュな髪型の女の子が不安そうな表情で立っていた。
髪の毛をブラシで、直してみる。
「へえ・・・」
心臓が高鳴る。これなら・・・・
それでも、やっぱり家を出るには勇気が必要だった。
幸い両親も出かけていたので、玄関まで行って、妹の靴を借りる。
今日、遅くなるって行ってたけど・・・大丈夫かな?
バッグに着替えを入れて、玄関のドアに手をかけてから、
開けるまでに時間がかかってしまう。
(そうか・・途中まで普段の服で行って着替えればよかったのか・・)
どうしようかな?もう一度玄関の鏡を見て、決意する。
ドアを開ける。
春の風がさっと体にあたる。
オーバーニーソックスの上のむき出しの太股にあたる風が気持ちいい。
ミニスカートの裾が少しひるがえる。
太股の奥まで、風があたって、
へえこんな感じなの?と改めて女の子を実感する。
俯きながら、歩き始める。
誰も見ません様に・・・
だんだんと早足になっていく。
歩くたびにスカートの裾が揺れて・・
体中が痺れた様になって、顔が赤くなってるのが分かる。
人通りがだんだんと増えてきて、駅に近づいてく。
駆け出してしまいたい気持ちを押さえて、改札を抜ける。
ホームで電車を待つ人達の視線がこちらを見ている様に思えてしまう。
ひそひそ声で話すおばさんが、
「あの子、見て。男の子が女装してるのよ。やだ変態ね。」
と言ってる様な気がして、その場から消え去ってしまいたくなる。
(やっぱりやめとけばよかった。)
ひと駅の間がすごく長く感じる。
ホームから、階段を上がっていく。
電車が発車して風がおこって、ミニスカートを捲り上げてしまう。
「きゃっ・・」
小さく声を出して、あわててスカートを押さえる。
(やだ・・パンティの下で硬くしてるの見られちゃったかな?・・・)
俯いたままで周囲をうかがう。
後ろのおじさんが何だか嬉しそうな顔してる。
(やだ・・すけべおやじ・・・)
少し急ぎ足で、スカートを押さえながら階段を昇る。
聖一の家が近づいてきて、別な心配が襲ってくる。
(みんなが待ってたら・・・笑い者にされて・・・学校に行けなくなっちゃう)
震える手で、玄関のチャイムを鳴らす。
聖一が出てくる。
「あ・・・・夏樹?」
恥ずかしさでいっぱいで、俯いてこくりとうなずいた。
そこへ、聖一の部屋から、クラスメイトの健二が出てきた。
「あれ、誰か来たの?」
血の気がすーっとひいていった。
(ひどい・・・やっぱりエイプリルフールなの?・・・)
一刻も早くその場からいなくなりたかった。
夢中で駆け出していて、気がついたら近くの公園についていた。
走り疲れて、ブランコに腰をおろす。
ゆっくりとブランコが揺れ、ミニスカートからのびた太股に、
ぽつりぽつりと涙がおちていく。
(やだ・・・泣いてもしかたないのに・・・)
あふれる涙をぬぐおうともせずに、
そのままブランコが揺れるのに身をまかせていた。
そこへ、目の前にハンカチが差し出される。
見上げると・・・・
「聖一君・・・・」
「夏樹・・・、違うんだ。
健二はたまたま遊びに来て、今追い返そうとしていたんだ。」
「えっ・・・じゃあ、あのメールは?」
「僕のほんとの気持ちなんだ。
出した後で、4月1日だって事気づいて、
でも、後悔してたから、冗談だと思われたらそれでもいいかって・・・ 
まさか、ほんとに来てもらえるなんて・・・」
「・・・・・」
「夏樹・・・ううん、僕の夏子になってくれないか?」
「聖一君・・・・」
聖一の体にしがみついて、今度は嬉し涙を、その胸で流した。
「もう一度、じっくり顔を見せて。」
聖一に肩をつかまれて。
「・・恥ずかしい・・・」
改めて恥ずかしさが増して、顔をそむけようとする。
その顔を両手で押さえられて、まっすく聖一と目があう。
見上げる聖一の目の中に吸い込まれていきそうになる。
そして、自然と目を閉じていた。
唇に初めて触れる他人の唇、
それが聖一の・・同性のものになるなんて
それも・・女の子として・・・
聖一の唇が、夏子の唇に触れた途端、
体中の力が抜けて、身をあずけてしまった。
女の子としての初めての恋・・・
エイプリルフールの恋が、実るなんて。
幸せの中に包まれながら、聖一のキスを全身で感じていた。

おわり




アニト (4月1日(土)23時56分53秒)
性処理愛奴 綾乃へ
よしよし、つらい3月をよくがんばったね。
年に何度かはそういう時期があるだろうが、
リアルな生活をきちんとこなしたうえで書き込みをしなさい。
辛いときや疲れて落ち込んでしまったときには、
わたしを思いだして、「空想デート」を開いて、
いつも笑顔を絶やさない元気な綾乃でいるように。
いいね?、これらは命令だよ。
さて、物語の方だが、とってもいいお話だ。
「それぞれのエイプリルフール」でなくてホッとしたよ。
あはははは。




性処理愛奴 綾乃 (4月18日(火)22時27分16秒)
◆アニト様◆
時節物をすっかり忘れてしまっていました。
少し遅くなっちゃいましたが、お花見のお題で、お話を一席。
じゃなくって、物語を2話書かせていただきます。
1話目は、ちょっと趣向を変えてみようとしたんですが・・・
ますますつたないお話ですが、
2話で1話分という事で、お許しください。
◆みずき様◆
ああ、ついに他の人達にも、見つかってしまうみずきさん。
可愛いパンティ姿を見られちゃうなんて・・・
これから、こんな事やあんな事や・・
えっそんな事まで・・されちゃうんですか?
◆菜美様◆
はいっ。いつも楽しみにしてます。
お忙しいとは、思いますが
わたし達の為にも、たくさんの物語をお願いします。
それと・・皆さん書いてますけど、
シスター編!!いつかきっとお願いしますね。
◆chee様◆
わたし達と反対(?同じ?)の女装娘に虐められたい男の人・・
虐められたい女装娘と虐められたい男の人が出会ったら、
どうなるのでしょう?
今度、物語に・・・できないかな?
「花散る森にて」

桜の下には、死体が埋まっていると誰かが言った・・・
確かに夜明かりの下、乱舞する桜の花びらを見つめていると、
その中に密かな狂気が交じっていたとしても不思議はない。
お花見に浮かれる同僚達を後にして、
そんな事を考えながら、ぶらっと歩き始めた時、
桜の陰にちらっと人の姿が見えた。
春とは言え、夜になればまだ肌寒い今夜に似つかわしくない服装・・・
軽やかな春色のワンピースの裾を翻しながら、少女が駆けて行った。
「おやっ?」
見るとはなしに見ていると、その少女の姿がふっと消えてしまった。
酔っているのか?
目をしばたかせて、もう一度見る。
再び少女の姿が現れて、こちらを向いてにっこりと笑った。
吸い寄せられる様に、ふらふらと近づいていくと、
こちらを嘲笑うかの様にさっと離れる。
夢中になって、少女を追ったあげく気がついたら、公園の中程、
鬱蒼と茂る森の中へと立ち入っていた。
先程と同じ様にふっと少女の姿が消えた。
あわてて近づくと、まるで蒸発してしまったかの様に、
そこには少女のワンピースだけが残っていた。
いや、ご丁寧に下着まで。
「どういう事だ?」
首をかしげながら、そのワンピースを手に取った。
その時に、頭の中で声が響いた。
「うふふ。今度はあなたの番よ。」
鈴を鳴らす様な少女の声が、私の心の中にまで響き渡った。
私の番?いったい・・・
途端に、何故だかネクタイを締めているのがもどかしくなる。
ネクタイを完全にほどいてしまうと、私の手はそれを道に落としていた。
もう、二度とネクタイをする事はないと言っているかの様に。
今度は、野暮ったいスーツがその手の餌食となった。
私はいったい何をしてるんだ?
あっと言う間にスーツもまた道端に。
ワイシャツ・下着と次々に脱ぎ捨てられていく。
ついに全裸になってしまった。
まさか?この少女の服を?
私の手は、その少女の下着を拾い上げていた。
いや、それはもう、私の手では無かった。
肩から先、いや肩までも、か細く真っ白い肌を晒していた。
そうだ、この手はさっきまで追いかけていた
少女の半袖のワンピースからのぞいていたそれだった。
夢見る心地で、少女の下着を着けた時、
私の体はもうどこにも残っていなかった。
そう・・・少女の・・・・
小さな手を顔にあててみる。
違う・・
すべすべとした肌、手のひらにおさまりそうな小さな顔、
全てがあの少女のものだ。
そう・・そうなの?
不思議と心地よさを感じながら、下着姿の私は
一個所だけ、私が残っている部分を見つけた。
・・少女の下着の中で・・それだけは・・・・
ここ数年味わった事のない恍惚感とともに、猛々しく己を主張していた。
そして、私は少女となって、ワンピースを身にまとい
桜の木の陰で、あなたの来るのを待っている。

おわり




「お花見」

「さあ、恒例のお花見だ。」
課長の声がかかる。
やだな・・
うちの会社の花見につきものの女装・・・
去年は、何とか難を逃れたけど、今年はどうだろう?
まずいよ・・だって僕は・・・・
会社の近くの公園で、ちょっと他の桜から離れた所に
ぽつんと一本の桜が咲いている。
そこがいつもの場所らしい。
今日も朝から場所取りに新人が一人行かされている。
今頃きっと、去年は僕がそうだった様に、
待ってる間は手持ちぶさたで、ついつい持たされた
大きな荷物の中をのぞいて見てしまっているんだろうな。
そこには、女物の洋服が入っていて、
どんな会社だろって思っているかもね。
一通り、お酒も入った頃、恒例のアミダくじが回される。
そう、このアミダくじに当たったら、女の子のいないこの支社で、
女の子がわりにみんなのお酌をして回らなければいけない。
去年は、乗りのいい中西が当たったので、盛り上がったけど・・
みんなが印をつけ終わり、さっそく開かれる。
「おおー」
と意味の無いどよめきがあがって、肩をたたかれる。
一瞬血の気が引いてしまった。
取り出された今年の衣装は、よりによってセーラー服。
いつもの様に、下着まで用意されている。
誰が用意するんだろうな。
はーっとため息をついて、衣装を持って、そぐそばのトイレへと向う。
狭い個室の中で着替えると、おずおずと出て行った。
うおーっという歓声があがる。
あああ・・だから嫌だったのに・・・・
そう、僕って妙に女装がはまるらしくって、
過去にも何度か半ば無理やり女装させられて・・・
「北村、お前・・・」
「いやあ、すごいな。さあ、こっちへ。」
無理やり課長の隣に座らされる。
ちょこんと座った僕の手にビールの缶が渡される。
それを課長のグラスにそそぐ。
やだな、女装すると何だか仕種まで女の子みたいになっちゃう。
次々と、グラスが差し出され、一所懸命お酌をしてると、
ひざの当たりに何かあたるものが・・・
「あっ・・」
課長の手がぼくのスカートの上から。
だめ・・
「北村君・・いや、女の子の名前がいいな。琴乃なんてどう?」
「いや、いいっすね。琴乃ちゃーん。」
もうだんだんと酔っ払ってきたみんなが
見境なく、ぼくのむき出しの膝や太股を触ってくる。
やだ・・
「おっ、琴乃ちゃん。こ・れ・は?」
と硬くなった股間を握られてしまう。
「や・・ん・・」
思わず、声を出してしまう。
だって女装しちゃうと・・・
「ふうん、琴乃ちゃん感じてるんだ?」
手で荒々しく扱きあげられると、
「・く・ぅうん・・・」
もう、だめ・・・
ついつい、琴乃の手ものびちゃう。
「おっ、積極的だね。じゃあ、もっと触りやすい様に。」
ってお調子者の中西がズボンのファスナーおろしちゃった。
あん・・すっごい・・素敵・・・
琴乃、ついついお口を近づけてしまうの。
「ひゃあ・・・・すごい・・・口の中がまるで・・・」
中西君のおチンチンぱっくりと咥えてしまって、
みんなに見られながら、おしゃぶりしちゃうの。
あん・・
だから、女装するの嫌だったのに・・・
みんなの見てる前で、中西君あっと言う間に琴乃のお口に。
ごっくんって飲み干した琴乃は、にっこりと笑って、
「お次は、どなた?」

おわり




アニト (4月18日(火)23時52分44秒)
性処理愛奴 綾乃へ
物語とよぶにはすこし短くショート・ショートといった感じだが、
どちらもたいへん良い出来だよ。
こういった書き分けができるようになったとは・・・。
短い話だからこそ、読む側の空想力が試される。
これからもいろいろなジャンルにトライしてみなさい。


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