「お雛様」を読む


性処理愛奴 綾乃 (1月16日(日)12時54分07秒)
◆アニト様
別棟、見ました!
○○さん、いえ奈美さん、素敵です!
それと、クリスマスツリー・・
すみません、あんなものにまで手をかけていただきまして。
ほんとに、ありがとうございました。
時節物というか、綾乃が大ファンのヒ○くんが、
ASロー○に移籍する事が決まったので、
その記念に書いてみました。
(すみません、変なきっかけで)
本編(少女院)は、どうしたとお叱りを受けそうですが、
今少し、お待ちください。
いえ、決して行き詰まってるとか・・・ムニャムニャ
◆数値フェチっ娘
様会員番号113、作家(恥ずかしい)番号69、奴隷番号13の綾乃です。
そうですか・・もう80回も、皆様にご迷惑おかけしているんですね。
◆梨沙様
わたしを意識してくださるなんて・・う・嬉しいです。
う〜ん、期待以上のお話の展開・・またまた悶えてしまいました。
その上、ゲームはこれからですか、1週間が待ち遠しいです。
お仕事、ガンバッてくださいね。待ってます。
◆奈美様
お写真、拝見しました。
とってもうらやましいです。
何か、奈美さんの事、ずっとうらやましがっている様な・・
物語の方も、続き待ってますので、お願いいたします。
◆皆様
えっと、「ローマの休日」のファンの方、
けがしてしまう様で、すみません。
それでは、つたないお話、お読みいただければ幸いです。
「卒業旅行・・ローマの休日」

初めての海外旅行で、イタリア・ローマへと着いた山下純一21才。
男の一人旅にしては、大き目のスーツケースを抱えている。
ホテルに到着し、ようやくツアーから解放されて、部屋に入る。
「うふふ、これからは純子の時間だわ。」
19才の時、ふとしたきっかけで女装する様になった純一だが、
家族と共に暮らしている為、普段中々、女装で過ごす時間がとれない。
お化粧も自己流で、とても外出する勇気はなかった。
卒業旅行で海外に行こうと思った時に、
そうだ、イタリアで女装外出デビューをしよう、そう心に決めていた。
まずは、お風呂に入って入念にお肌の手入れをする。
そして、スーツケースから、お気に入りのブラとショーツを取り出して
身につけて、鏡に向う。
「そっか、ローマ・・ローマの休日ね。」
と何となくオー○リーを意識したお化粧を。
これだと、眉が濃い目なのも自然になるし・・・
「あれっ・・」
鏡に映った自分・・
大好きで何度も見た映画「ローマの休日」のアン王女によく似てる。
何だか、嬉しくなってしまって、ハミングしながらワンピースを身につけ、
ショートのウィッグを身につける。
さあ、ドキドキする瞬間。
外へと通じるドアを開ける。
初めての純子としての外出。しかも海外で。
何かあったら、取り返しのつかない事になるかも・・・
もう一度、鏡に映った自分を見る。
ちょっと不安そうな女の子が、バッグを握り締めて見上げている。
「ううん、この為にイタリアに来たのよ。 
そう、純子はローマの休日を過ごすアン王女なの。」
自らを励まして、廊下へと出る。
一緒のツアーの人達に見つからない様に、俯きながら早足で歩く。
ホテルを出て、ローマの街へと踏み出した。
(やだ、夜なのに結構明るい。どうしよう。)
震える足で、不安を打ち消す様に歩き始める。
「チャオ」
声をかけられ、びくっとしてそっちの方を見る。
若いイタリアの男が笑顔で手を振ってる。
「・チャオ」
ひきつる笑顔で答える。
(わたし、女の子に見られてる?・・)
少し、自信が出てきた純子は、ローマの市街を見回す余裕が出てきた。
「あっ、この橋。」
映画の中で、アン王女がアメリカ人記者に声をかけられた所。
(ふぅーん、そう。ここの欄干でうとうとしてる時・・・)
そう思いながら、欄干にもたれかかっていると、
「あのー、日本人の方ですか?」
ハッとして振り返ると、日本人の男の子・・・
この人、一緒のツアーの。
(まずいわ。どうしよう。)
「あ、はい・・」
「アン王女そっくりですね。びっくりしました。 
あ、映画のローマの休日の・・」
「ええ、知ってます。わたしあの映画大好きなんです。」
心の動揺とは別に、言葉がすらすらと出てくる・・
でも、すっごくドキドキしてる。
「僕も大ファンなんです。
それで、ここでアン王女に会えたら なんて思ってたら、
そっくりな人がいるんでびっくりしちゃいました。」
「えー、そんな。わたしあんなに綺麗じゃないですよ。」
(それに男だし・・)
「いや、綺麗で可愛くって、ほんとオー○リーそのままです。」
(わたしだって事、気づいていないのかしら?)
「あの、僕グ○ゴリーって柄じゃないんですけど、
よかったら一緒にローマを見て回りませんか?」
「・・はい。」
(やだ、どうして、はいなんて・・ばれちゃったらどうするの)
「やった。ええと、まずどこがいいかな?」
二人でお茶を飲んだり、ローマ広場を歩いたり、
すっかり女の子としてのローマでの時間を楽しんだ。
「あのー、明日もまた会えませんか?」
「ええ、昼間はツアーなので、夕方からなら。」
(何言ってるの。ばれなかったんだからもう会わない方がいいわ。)
「僕もそうなんです。じゃあ、明日5時に○○で。」
ホテルまで送るっていう彼に、
このホテルだからと手近のホテルの前で握手をして別れた。
握られた手のぬくもりに思わずドキっとしてしまう。
その手を頬に当てながら、
「わたし・・・恋してしまったの?」
去っていく彼の後ろ姿を見ながら、つぶやいた。
翌日のツアーでは、なるべく彼と離れた所にいる様にした。
でも、目では彼の姿を追ってしまう。
(男だって、ばれてしまうまでの・・きっと短い恋なの・・)
胸を締め付けられる思いがした。
つらいツアーの時間が過ぎて、急いで部屋で着替えて、約束の場所へ。
彼が遠くから気づいて手を振ってくれてる。
思わず、笑顔になって走り寄る。
「ね、これ見て。」
彼の横には、スクーターが置いてある。
「これ・・」
「そう、映画で出てきたあのスクーターと同じものなんだ。」
ツアーの時、添乗員に何か頼み込んでいたと思ったら、これを。
彼の運転するスクーターの後ろに横座りになって乗り、彼の腰をつかむ。
思わず彼と密着してしまって、ドキドキしてしまった。
彼の体温・・暖かい・・意外とたくましいのね・・・・
この腕に抱かれたら・・何て事考えてるの・・
ひとりで赤くなってしまう。
スクーターを降りて、トレビの泉に向う時、彼が何気なく手を握ってきた。
(やだ、どうしてこんなにドキドキしちゃうの・・)
彼の手をそっと握りかえし、彼の肩にそっと頭を寄せる。
(今だけ・・ばれるまでの短い恋だから・・・)
大胆に振る舞ってしまう自分に驚いてる。
「じゃあ、コインを。またあなたと一緒にローマへ戻って来れます様に。」
彼の嬉しい言葉を聞きながら、幸せな瞬間を楽しんだ。
(でも、それは叶わない事なの・・)
その後、真実の口で、ふざけた写真を撮ってもらった後、
つまずいた拍子に、彼の胸に抱きかかえられた格好になってしまった。
見上げると彼の顔が・・
ドキドキしながら目をつぶる。
唇に彼の唇が触れる。
(ああ、彼に抱かれてキスされてるの・・・)
ほんの数秒の短いキスだったけど、
これを大切な想い出にしよう。そう思っていた。
「あの・・僕のホテルの部屋に来ない?」
(どうしよう、拒めば嫌われるかも・・・
それに、これ以上彼を騙しているわけにはいかない。)
だんだんと自分を偽っている事に、
彼のあまりに自分を信じきってくれてる姿に、
後ろめたさが出てきていた。
「・・・はい・・」
ホテルの部屋で、打ち明けよう。
そして、さっきのキスを想い出にするの。
ホテルに着いて、彼の部屋へと向う。
互いに無口になってしまってる。
ベッドに並んで腰掛ける。
彼が、わたしの肩に手をかけた。
言わなくっちゃ。
「あの・・・ごめんなさい・・わたし女の子じゃないの・・」
「えっ?」
ショートのウィッグを取る。
「あなたとツアーで一緒の山下純一、男なんです。」
言って、俯く。
(やだ、どうして涙が・・)
大粒の涙がぽたぽたと落ちてきて、スカートを濡らす。
肩を震わせながら、ののしりの言葉を待った。
「構わないよ。」
「えっ?」
「君の性別がどうであっても、君は僕のアン王女なんだ。」
「・・・・・」
彼の目をみつめる。
ほんとにわたしでいいの?
唇を重ねられた。
彼に押し倒され、
いつの間にか硬くなってしまっていたおちんちんを
彼にそっと愛撫される。
「あっ・・・」
その夜、純子は彼のものになった。
♂♂♂♂♀♂♂♂♀♂♂♀♂♀♀♂♀♀♀♂♀♀♀♀
翌朝、女装のままツアーに参加した。
添乗員さんから
「あれ、あなたは?」
「山下純一・・今日から山下純子として参加します。」
あっけにとられてる添乗員さんの姿を見ながら、
純子は、彼と目を見合わせてにっこりと微笑んだ。

おわり




アニト (1月16日(日)23時56分29秒)
性処理愛奴 綾乃へ
クリスマスツリーにはなかなか苦労したが
ああいったイラスト?的なものは物語を彩るし、
なによりたいへん可愛かったからね。
ブリンタで打ち出して、モニターに貼り付けておいたよ。
これで「空想デート」を開かなくても
いつでも綾乃のことを想い浮かべることができるようになった。
「ローマの休日」は好きな映画のひとつで、
それを元にいい物語に仕上げてあるとわたしは思ったよ。




性処理愛奴 綾乃 (2月11日(金)22時18分54秒)
◆アニト様◆
近々、バレンタインデーですので、
バレンタインデーの時節物は他にも考えているんですが、
一足早く、これまでの短編・中編?の主人公達に
バレンタインデーについて聞いてみましたので。
それでは、つたないお話、お読みいただければ嬉しいです。
「それぞれのバレンタイン」

7.純子(「卒業旅行・・ローマの休日」)の場合
純子です。
ええ、ローマからは2週間前に戻りました。
あれからですか?
素敵な旅でしたわ。
彼と二人でローマやミラノやベネチア・・・色んな所を見て回りました。
ええ、ミラノで素敵なお洋服、何着か買いましたの。
日本に戻ってからも、彼とは何回も会ってます。
いつか結婚したいねって言ってくれてるんですけど・・・
バレンタインデーは、もちろん彼に。
トレビの泉の形のチョコレート。喜んでくれるかな?
えっ、貴方も買いたいんですか?
インタビュー中にすっかり女装に目覚めて。
あら、そうなんですか?
それで、前から好きだった人に贈りたい。
まあ、おめでとうございます。





性処理愛奴 綾乃 (3月12日(日)19時41分27秒)
◆アニト様◆
前回、お誉めいただいたので、
調子にのってまた書いてしまいました。
綾乃の物語のその後?です。
一回でやめとけばいいのにという声が聞こえてきそうです。
つたないお話、お読みいただければ幸いです。
「それぞれのホワイトデー」

ようやく探し出した「真実の口」を象ったキャンディーを手に
純子の事を想いながら、歩いていた彼は、
ガヤガヤと御神体がどうのこうのと言いながら歩いてくる
着物姿の一団とすれ違った。
ローマでの劇的な出会い、
ホテルでの衝撃的な告白、
その後の甘いくちづけ、
そして一緒に回ったイタリアの思い出。
戻ってからのバレンタインのプレゼント・・
感激のあまり叫んでしまった。
日本に戻ってきてからも、
積極的に女装外出する様になった純子と重ねたデートもますます楽しく、
彼に甘える純子がいとおしくてたまらない。
キャンディーを渡したら、予約してあるホテルで・・・
今夜の事を想いながら、自然と笑みが浮かんでくる彼の目の前を
高校生が通り過ぎて行った。





性処理愛奴 綾乃 (3月4日(土)22時12分16秒)
◆アニト様◆
雛祭りは過ぎてしまったし、
みずきさんに素敵なお話を書いていただいているので、
来年にしようかなって思ってたんですけど・・・
待ちきれなくって、書いてしまいました。
みずきさんのお話と比べられてしまうと困っちゃうんですけど・・・
時節物シリーズ第7?弾で〜す。
「お雛様」

「ねえ、ママ。どうして由美ちゃんちにはお雛様があるのに、
うちにはないの?」
「それはね、由美ちゃんは女の子だからよ。
お雛様は女の子のものなの。」
「ママ、僕も女の子になるぅ。だからお雛様欲しいよぉ。」
そう言って小さい頃、ママを困らせたらしい。
お雛様の後片付けをしながら、思い出した。
えっ、今はどうしてお雛様があるの?って、
えへへ・・女の子になっちゃったの。
工藤有紀、13才。
共学の私立の中学にセーラー服で通ってます。
毎年、毎年そう言って、ダダをこねてた有紀が6才になった時、
「ねえ、ほんとうに女の子になりたいの?」
真剣な顔でママに聞かれて、有紀も真顔で
「うん、女の子になる。」って答えたの。
そしたら、次の日、ママが沢山、女の子のお洋服買ってきてくれた。
ママも女の子が欲しかったらしいんだ。
「由美ちゃんは可愛らしくっていいわね。うちも女の子欲しかったわ。」
「あら、有紀ちゃんも名前だけじゃなくって、
可愛くってほんと女の子みたいよ。」って
よく、由美ちゃんのママと話してたもの。
来月年から小学校っていう事でママ一大決心しちゃったらしい。
パパ?びっくりしてたよ。
家に帰ったら、有紀が女の子になってたから。
今通ってる学校の小学校の試験を受けた時、
名前のせいで何だか間違ってしまったみたいで、
合格票の性別の所が女の子になってたの。
ママったら、そのまま連絡してなかったんだって。
初めての女の子のお洋服?
何だかスカートがスースーしてて頼りないって感じ。
でも、色とかとっても可愛かったし、気に入っちゃった。
それまでもほとんど女の子とばっか、遊んでたし、
女の子のしぐさとか自然と身についちゃってたの。
初登校の時は、ママもドキドキものだったらしいけど、
無事何事もなく、過ごせたの。
でもね、2年になってのクラス替えで、
同じ幼稚園の男の子と一緒のクラスになっちゃって・・・
「あれ、有紀お前、何女の子の格好してるんだよ。」
って大騒ぎになっちゃった。
学校に呼び出されたママ、何だか開き直っちゃって、
学校側のミスだからって認めさせちゃったみたい。
身体検査とかは有紀ひとりで受けさせられるの。
3年生までは、みんなもあまり気にしてなくって、
プールの時とかに着替えてると、
「あ、有紀ちゃん、女の子なのに、真由のと違うのついてる。」
なんて、つつかれたりしたぐらいかなあ。
でもね、4年生になると、気にする子とか出てきちゃって、
男の子と一緒にお着替えさせられる様になっちゃったの。
嫌だったなあ。
だって、みんなでじろじろ見るし、
有紀の体押さえて、あそこを無理やり弄くったりするんだもん。
5年生の時の担任の先生も嫌だったな。
職員室に呼び出して、
「君は日本男児なんだから、
いつまでもそんな格好してるんじゃない。」って、
有紀、別に日本男児なんかじゃないもん。
5年生ぐらいから、ブラつけ出す子とかいて、
有紀もママとお風呂に入りながら、ブラ欲しいのって言ってみたの。
「胸が大きくなったらね。」って言われて、
毎日お風呂でマッサージしてたら、だんだんおっきくなってきちゃった。
願いって叶うもんだよね。
ママと一緒に買いに行ったファーストブラ覚えてるなあ。
ママも何だか嬉しそうだった。
でも、着替えの時に男の子たちにからかわれたり、
胸を揉まれたりする様になっちゃって、
有紀だけ、お着替え一人でする様になっちゃったの。
6年生になったら、急に有紀もてはじめちゃった。
クラスの女の子からチョコレートもらったり、
男の子からもつきあってくれって言われたり。
有紀は女の子だから、やっぱり女の子とつきあうのも変だし、
男の子もタイプじゃなかったから、断っちゃった。
でも、中学1年の先輩で、すっごくかっこいい男の子・・
ひろみ君から真剣な顔でつきあって欲しいって言われた時は、
胸がすっごくときめいたの。
電気がビビビって走って、金縛りにあったみたいに立ちすくんで、
真っ赤な顔でこくりってうなずくのがやっとだった。
ひろみ君って中学からの入学だから、有紀の事よく知らなかったみたい
だから、勇気をしぼって言ったの。
「有紀、普通の女の子とはちょっと違うの」って。
ひろみ君、きょとんとしてたから、
恥ずかしかったけど、スカートめくってショーツをおろして見せたの。
そしたら、びっくりしたみたいだったけど、その後
「有紀ちゃん、君が何であっても好きなんだ。」
っていきなりキスされちゃった。
有紀のファーストキッス。
ひろみ君に抱きしめられて、唇をふさがれたの。
そしたら、体がジーンと痺れた様になっちゃって、
くたって感じでひろみ君の腕の中に。
それで・・・恥ずかしいんだけど、あそこがおっきくなっちゃって・・
ひろみ君のも・・・
何か夢中でお互いの下半身くっつけてたら・・・
二人ともパンツの中に・・・
「あっ」
って二人とも叫んでしまって、恥ずかしくって俯いちゃった。
うん、ひろみ君とは今も付合ってるの。
有紀が中学に上がってからは、
有紀に変な男が近づかない様にって、いっつも一緒なの。
セーラー服?嬉しかったわ。
小学校の間は私服だったから、何だか恥ずかしかったけど。
ひだスカートとか、胸のスカーフとか、
やっぱり女の子なんだなって実感できるもの。
昨日はね、女の子だけで集まって、雛祭りパーティしたの。
ひろみ君も来たがってたけど、
女の子になったら来てもいいよって言ったら、
何だか真剣に考えてたみたい。
案外、来年はひろみ君のセーラー服姿が見れるかも。
あ、ママが呼んでるから、ごめんね。
じゃあ。

おわり




アニト (3月5日(日)00時40分19秒)
もひとつ 綾乃へ
素敵なお話だよ。
理解のあるママでよかったね。
現実にはジェンダー・アイデンティティを確立できず、
人に言えない悩みとして苦悩している人もいるからね。
せめて物語の中では幸せにしてあげるように。




性処理愛奴 綾乃 (3月12日(日)19時41分27秒)
「それぞれのホワイトデー」

「あ、いえ、すみません。」
少しでも早く有紀に会いたい、
有紀の天真爛漫な笑顔を早く見たいとあせっていたひろみは、
高校生とぶつかってしまい、あわてて謝った。
雛祭りの時は、本気で女の子になりたいと思ったひろみも、
バレンタインのチョコを有紀からもらった時は、
男の子の幸せを実感していた。
明るい有紀が、ひろみの前でだけ見せる
ちょっとはにかんだ様な恥ずかしそうな顔で、差し出したチョコは、
ママと二人で作ったものだったらしい。
セーラー服姿がまぶしい有紀との待ち合わせ場所まで、
駆け出していった。


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