田村 カオル　(5月12日（水）10時17分01秒)
変態マゾのカオルです。
２日連続で投稿します。
変態的悶えは全くない超短編です。
以前に書き残しておいたのをお届けします。
それではどうぞ。
カオルの短編集その４「アンケート」

カオルは１人で繁華街を歩いていました。
「あのう、ちょっとすみません。」
２０才ぐらいの男の人が声をかけてきました。
「時間はかかりませんのでアンケートに答えてくれませんか。
内容はちょっとエッチなんですけど、その手の雑誌の取材なもんで。」
カオルは無視して通り過ぎようと考えましたが、
５つの質問に答えると２千円の図書券をプレゼントするなどと言うので、
時間に余裕があったこともあり応じることにしました。
（あれっ？）
アンケート用紙が手渡されると、紙の上の方に女性用と書いてありました。
カオルは完全女装をしていたので女性と間違われてしまったようでした。
自分の素性を話そうかとも思いましたが、
面倒くさかったので黙っていることにしました。
カオルは次のようにアンケート用紙に記入しました。

（質問１）あなたの性感帯はどこですか？
　　乳首よ。男に舌でレロレロされると、
　　もうそれだけでいくぅ〜て感 じでいつも悶えるの。
（質問２）どんなオナニーをしてますか？その時何を想像してますか？
　　暇さえあればスカートの上から手で股を擦っているの。
　　自分の手で自分の性器を慰めているという虚無的な感じがたまらないの。
　　その時頭で考えている事は、１人の女として愛撫されている自分の姿ね。
　　時に優しく、時に激しく愛されている自分を想像して悶えるの。
（質問３）生理の時は感じますか？
　　こんな質問しちゃだめよ。
（質問４）今まで何人の男とセックスした事がありますか？
　　１人だけよ。大きいおちんちんだったので
　　串刺しにされる時に裂けてしまうんじゃないかと思ったけど
　　実際はぜんぜん大丈夫だった。
（質問５）アブノーマルなセックスをした事はありますか？
　　女の人ともやっちゃいました。
　　でも、これってアブノーマルなのか しら？。うふふっ。

カオルは書き終わると男に手渡しました。
男は書いた内容を見て驚いている様子でした。
「すごいなぁ〜。こんな大胆なこと書いてくれた人、初めてですよ。」
「そうかしら。」
「よく見ると君って可愛いなぁ。君みたいな人とエッチしたら最高だな。」
「あらあら。」
「ねぇ、これからホテル行かない？。
別にアンケート調査のバイトさぼっても大丈夫だし、
何なら２万援助してもいいよ。」
「どうしようなぁ〜。」
「行きずりの男との禁断のセックスもたまにはいいじゃない？。ねぇ。」
男が執拗に迫ってくるので、カオルはこの男とホテルに行くことにしました。
そして禁断のセックスとやらを男にたっぷりと教えてあげたのでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）
アニト様、やっぱり「調教体験」を削除していただけないんですね。ぐすん。




アニト　(5月12日（水）23時48分39秒)
変態マゾのカオルへ
あはははは、カオルの物語作りのうまさは認めるところだが、
この「アンケート」は気に入ったよ。
特にラストの１行が最高だった、ざぶとん１枚あげよう。
が、以前の「調教体験」はやはり削除しない。
せっかくいい前半部分があるのにもったいないじゃないか。
ええい、もっと泣いてみせなさい。
哀願するカオルの姿がセクシーだよ。

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