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ある帝国高等弁務官の肖像と新妻の受難
ぬちまーす 著


 この年、宇宙暦七九九年、旧帝国暦四九〇年、新帝国暦一年五月に締結された「バラードの和約」は、第七条において同盟首都に帝国高等弁務官の駐在をさだめた。これは銀河帝国皇帝の代理人として同盟政府と折衝および交渉するのが任務だが、「和約の履行について監査をおこなう」というのは内政干渉権を与えたものであり、事実上は総督といってよい。

 この要職にヘルムート・レンネンカンプが任命されたことは、後年、「芸術家提督」エルネト・メックリンガーによって、次のように評されることになる。

 「任命の時点では、この人事は決して最悪なものではなかった。ただ、結果として最悪になっただけである。そしてこの人事によって何びとも幸福をえることができなかった。」

                   (銀河英雄伝説 第6巻 より抜粋)

 「不敗の魔術師」「奇蹟のヤン」と呼ばれた元自由惑星同盟軍最年少提督、ヤン・ウェンリーの現役時代に副官を務め、その年の六月十日に「ヤン夫人」となったフレデリカ・グリーンヒル・ヤンが黒ずくめの正体不明の集団に誘拐、監禁されたのは、ぐうたらな亭主が中央監査庁の役人と名乗る男たちに連行されて正確に30分後のことであった。玄関のドアをノックもせずに蹴破って侵入してきた無作法な黒ずくめの集団に対して、彼女は先頭の男の心臓に正確無比にブラスターの照準を定めた。だがその瞬間、後方の男が彼女の目の前に即効性の催眠ガスと超小型の新型指向性ゼッフェル粒子発生装置を投げつけた。その俊敏な動きに彼女はそれが長い訓練の賜物による動きだと理解し、三ヶ月前まで敵対していた国家の名前を思い浮かべた。だが次の瞬間には彼女は自分の意志とは全く関係なく催眠ガスによって深い眠りの中に落ちてしまっていた。

 金褐色の髪とヘイゼルの瞳をもつ美しい二五歳の新妻が催眠ガスから開放されてはじめて目にしたのは冷たいコンクリートの床の斑点模様であった。彼女は朦朧とした意識を覚まし感覚が麻痺した体を起こそうとした。しかし両手は後ろ手に手錠をかけられ、その身は無造作に冷え切った床に転がされていた。しかし乱暴された形跡は無い。その一点だけ彼女は安堵の吐息をもらした。

 「お目覚めですかな、お嬢さん?」

 彼女は声の方向に目を向けた。薄暗い部屋の中、一人の中年の男が立っていた、背は低く小太りで顔には不似合いな堂々とした口ひげが生えていた。彼女は瞬時にその男の正体を理解した。

 「ヘルムート・レンネンカンプ上級大将!!」

 彼女は驚愕の声を上げながら闇に立つ男の名前を叫んだ。

 「おや?私の名前をご存知でしたか。貴女のような美しい方が私の名を記憶されておられるとは光栄の極みで御座いますな。お嬢さん。」

 レンネンカンプは彼女の張り詰めた声を聴いても眉一つ動かさず、余裕の表情を浮かべながら、さらに態と言葉の語尾に「お嬢さん」という言葉をつけ既婚者である彼女を卑下した。

 「あなたは…」

 そう叫んでフレデリカは言葉を矢継ぎ早に続けた。

 「あなたは何の権利があって見ず知らずの私たち夫婦をこのような場所に拘束する法的根拠と権利があるのですか!ローエングラム公の幕下の将士は婦女を地下室に監禁し精神的私刑を平然と行うような恥知らずとは思いませんでした!」

 「すべては帝国の繁栄と皇帝陛下の御為にある。平時に乱を企てようとする暴虐の輩を逮捕するのは帝国軍人の使命である。何か質問はあるかね?お嬢さん?」

 彼女に罵倒されても全く意に返さず自己陶酔に浸る中年の男の姿を見てフレデリカは言葉を失った。今度はレンネンカンプが床に転がる美女に質問を投げかけた。

 「ではお嬢さん、今度は私の質問に答えていただこう…ヤン提督は何を考え何を企てようとしているのか!」

 「主人はあなた達が来る前、必死に指輪の通販カタログを読み込んでいたわ。多分来月の私の誕生日にプレゼントする為にあの人なりに必死に選んでくれてたのよ…。慣れない事を私なんかの為に一生懸命してくれて…なのにあなたたちのせいで全てが台無しよ!」

 彼女の怒気迫る発言にレンネンカンプは顔を真っ赤に紅潮させた。フレデリカは嘘を言ったわけでは無かったが、彼の期待した事とは全く的外れのその言葉は中年の男にはこの上ない侮蔑に近かった。レンネンカンプは声を震わせてはき捨てた。

 「お嬢さんには売女の資質が御有りのようだ…言葉で言っても無駄ならその美しい体に聴く事にしましょう。」

 そう言うと彼は指を鳴らした。闇の奥から足音が聞こえてきた、彼女が足音の方に目を向けると言葉を失い顔面が蒼白になった。

 「我ら帝国軍が誇る屈強な装甲擲弾兵の若者たちですよ。本来ならこのような仕事はハイドリッヒ・ラングというウジ虫の仕事なのですが、意かせん我々も人手不足なので彼らに尋問役をやってもらう事になりました…。」

 約十数名の男たちは全員が一糸纏わぬ全裸で、鍛えぬかれた鋼のような肉体に彼女の太ももよりも太い腕、彼女の夫の倍の厚みはあるであろう胸板にニヤつきながら白い歯を見せる口元と脂ぎった額、そして若さあふれる臍まで反り繰り返った逸物。夫以外の男の逸物を初めて目の当たりにして、彼女は目の前の出来事が信じられずそのまま気を失いそうになった。

 「ではお嬢さん、もう一度聴きます。あの男は何をしようとしているのですが?」

 「そんなこと…知らない!」

 気丈な彼女には似つかわしくないほどフレデリカは怯えながら奥歯をカタカタと震わせながら呟いた。

 それを聞いたレンネンカンプは再び指を鳴らした。

 「いやあああああああ!!!やめてえええええ〜〜〜〜〜!!!来ないでええええ!!!」

 けたたましい悲鳴がコンクリートの壁に反響し両腕にはめられた手錠の鎖がガチャリと音を立てる中、鍛えぬかれた数本の腕が身動きの取れない彼女の衣服に伸び強引に引き裂いた。

 ビリ!ビリビリビリ〜〜〜〜〜!!!ビリビリ!!ビリビリビリ!!!

 「いやあああ、いやだぁ〜〜〜あああああああ…」

 後ろ手に手錠をかけられた彼女は為す術も無くされるがまま、とうとうショーツまで引き裂かれ生まれたままの姿で全身を男の前にされけ出してしまった。

 「では新妻の御開帳を拝ませて頂きますか。」

 大将閣下の合図と共に男たちが二人人掛りで彼女の白く長い脚をつかみ両端へ割り開いた。

 「うう…やめて…ヒィッ!」

 むせび泣く彼女の股間は限界まで割り開かれ、その密やかな花園をギラついた多くの視線の前にさらけ出した。レンネンカンプはフレデリカの秘所に手を伸ばし丹念に調べ始めた。

 クチュ…クチュクチュ…ちゅる…

 レンネンカンプの指の動きに合わせ彼女の秘壷が粘っこい愛液を垂らしながら卑猥な音を奏ではじめた。

 「ああ…恥ずかしい…」

 「おや?お嬢さんのココはお顔に似合わずずいぶん濃い生え方をしていますな。髪の色と全く同じ金褐色の菱形ヘア…しかし花弁はまだあまり使い込んで無い様で無粋な肉のハミダシも無し…まるで処女のようですな!もしやあの「不敗の魔術師」はあまり可愛がってくれないのですかな?」

 周りから下品な笑いがドッと湧き上がった。フレデリカは今まで夫以外の男に触させた事の無い秘唇を髭面の中年の男に弄られるという恥辱に翻弄されていた。

 だが彼女は愛する夫を侮辱され事で恥ずかしさで赤らめた頬を怒りで真っ赤にして目の前の中年男に向かって言い放った。

 「卑怯者!人でなし!それでも男ですか!女一人を大勢の男で抑えつけて恥ずかしくないのですか!」

 普段の知的な彼女からは信じられないような叱責と罵声を叫んだ。その言葉の全てはレンネンカンプの耳の奥に響き渡ると彼は新妻の秘所を弄る手を止め、ニヤニヤとイヤラシイ笑いを浮かべおもむろに立ち上がった。そしてゆっくりとズボンのファスナーを下ろしその奥から自分の逸物を取り出した。フレデリカは目をつむり一瞬顔を背けたがすぐに兵士に細い顎を捕まれ前を向かされた。逸物は精気が全く感じられないほど萎れ、薄汚れていた…。

 「見てみなさいお嬢さん…お嬢さんの大事なところを弄って楽しんでも私の逸物は死んだようにピクリとも動かない…医者の話では二度と勃起する事は無いらしいです…何故だかわかりますかな?」

 フレデリカにそんな事がわかるはずが無い。レンネンカンプは彼女を無視しながら言葉を続けた。

 「あなたの配偶者にヤられたのですよ!憎むべきヤン艦隊の砲撃を私の搭乗した旗艦が直撃を受けて大爆発を起こしましてね…その爆発に巻き込まれた代償がこのザマですよ…被弾の末、不能者になる…恥ずかしくて皇帝陛下にも御報告出来ませんでしたよ…」

 そう言うと彼の顔のニヤついた不気味な笑みは影をひそめ、悲しい面差しで自らの逸物を愛でた。

 "そんな事はお互い様ではないか…"フレデリカはそう心の中で呟いた。元にレンネンカンプ艦隊もヤン艦隊に対して攻撃を行っているのである。レンネンカンプの攻撃命令でヤン艦隊の人命も失われているのだ。自分が不能になったのは夫の責任もあるが基本的にレンネンカンプのミスなのだ。そして自分たち夫婦を監禁する理由がその時の復讐心から来た事なら法治国家の公僕として言語道断の所業である。

 レンネンカンプは再び口を開いた。

 「ではもう一度聞くが…」

 「あなたのような下衆に話すような事は何もないわ!早急に私たち夫婦を解放しなさい!そして私はあなたを法的手段に訴えます!」

 彼女の目には激しい怒りと軽蔑の光を湛えていた。もうレンネンカンプの顔も見たくなかった。

 「あなたはもっと知的な才女かと思っていたが…では仕方ない…今言わなかった事を一生後悔する事になるでしょうな…諸君、お仕置の続きだ。ヤリタマエ!」

 待ってました!と言わんばかりに数人の装甲擲弾兵の男たちが細く美しい新妻に飛びかかった。

 「いやーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!助けてあなたーーーーーー!!!!」

 彼女は思い余って悲鳴を上げた。だが悲鳴は地下室にむなしく鳴り響くだけで彼女を助けに現れる白馬の王子に届く事は無かった。元に彼女が思い浮かべる白馬の王子"そしてその王子が白馬に跨って王族の衣装を身に纏って姫君を見下ろす姿は王子を知る全ての者が見れば顎が外れるまで笑い転げるであろう…"も囚われの身なのである。「奇蹟のヤン」は百万の軍勢を操る英雄としては他者から見れば合格者であり、家庭の良き夫としてはギリギリの有資格者であったが、か弱き乙女を救い出す伝説のヒーローとしては残念ながら落第者であった。

 その乙女に一人の男が覆い被さり耳元でささやいた。

 「すげぇ…こんな上玉とやれるなんてヨ…金髪の小僧が天下取ってこんな事御無沙汰だからな、バカ貴族どもの時代を思い出すぜ。」

 残念ながら高潔さと規律の良さと勇猛さで名をはせたローエングラム公の軍隊にもクズは存在したのである。

 男は新妻の貞操に自分の肉棒を押し当てた。二十五年間、夫以外のモノを受け入れた事の無いフレデリカの秘所は恐怖で小刻みにわななき男の獰猛な肉棒を避けようと努力したが、それも無駄に終わった。肉棒はピタリと柔らかな秘所の入り口に据えられると一気に突き入れられた!

 メリッ!ズブズブズブズブズブズブ!!!!

 愛液で濡れてもいない硬い膣腔に黒光りした肉棒が無理やり侵入した。フレデリカの膣壁は肉棒のカリに掻きムシラレ鈍い痛みが沸き起こった。

 フレデリカは美しく大きなヘイゼルの瞳をカッと見開きながら体を硬直させた…彼女は逸物を体内に強引に突き入れられたことで一瞬呼吸困難に陥った。

 "息が……やめて…おねがい…わたしの……わたしの中から……出て…いって……"

 ショックのあまり頭の中がフラッシュバックする中、彼女は心の中で呟いた。十一年前、夫になる男とエル・ファシルという辺境の惑星で出会った。その時の彼女はまだ年端も行かない少女で彼は頼りなげな若い将校であった。彼女は喉にサンドイッチを詰めて苦しんでいた彼にコーヒーを差し出した時から自らの未来へと続く羅針盤の矢印を定め、彼はその後の数時間後に自らが起こした奇蹟によって運命に翻弄される事になった。あの時点で二人は運命の選択を済ませていたのかもしれない…

 だが今行われている現実は二人の思い描いた未来の選択肢の何所にも入ってはいなかった。

 新妻の膣腔の柔らかなうねりに心の底から感動した装甲擲弾兵の男は若さと原始的な本能に身を任せ猛然と腰を振り動かした。

 グチュ!グチュ!グチュ!グチュ!グチュ!グチュ!グチュ!ズボ!ズボ!ズボ!ズボ!ズボ!ズボ!ズボ!

 「奥さん…奥さんのマンコ…スゲエ具合だぜ…だがあんまり使い込んでネエな!」

 「いや…やめて…」

 フレデリカの消えいくような声もむなしく、男は無慈悲に腰を振りつづけた。肉棒は彼女の膣腔の中を縦横無尽に暴れまわり膣壁は彼女の苦しみを少しでも和らげるために愛液を流したが結局ソレは肉棒と膣腔との間の潤滑油になってしまい一層男の腰の動きを加速させるだけだった。

 じゅぷ!じゅぽ!ぐちゅぐちゅ!!ズゴッズゴッズゴッズゴッズゴッズゴッ!!!

 男の肉棒はフレデリカの秘肉の中に押し込まれ、そしてカリが顔を出す寸前まで引き抜かれた。そのたびに彼女のピンク色の秘唇は痛々しくめくれ上がってその姿を外界に表し愛液を噴出させた。彼女は逸物を体内に押し込まれる度に好きでもない男に犯される自分への嫌悪感と夫に対する罪悪感と何も出来ない絶望感にさいなまれていた。

 「うっ」

 ぶしゅ!どぴゅどぴゅどぴゅ!!

 彼女の苦しみとは関係なく男が気持ちよさのあまり射精してしまった。体を硬直させながら腰を震わしフレデリカの子宮の奥に自分の精液を流し込んでいった。

 彼女は突然の出来事に驚愕し泣け叫んだ。

 ドクドクドクドク…ドクドクドクドク…ドクドクドクドク……

 「いやああああああああ!!!!!!やめてーーーーーーーー!!!!中に出さないでぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 男は満足そうな笑みを浮かべ逸物は脈を打ちながら彼女の奥にたっぷりと自分の子種を流し込んだ。

 「ううう…ひどい…中に出すなんて…うああああああああああああああああああ…」

 彼女の精神は底なしの絶望の淵へと叩き込まれ、全身に脱力感が襲った。肉棒が引き抜かれた秘所からは男の精液はブローバックしていた。目から涙があふれ彼女は声を枯らして泣き崩れた。

 夫に対する裏切り…他の男の精を不本意ながら受け入れてしまった汚れた自分…自分はもう愛する夫の下へは帰る資格は無いのではないか…暗く沈んだ彼女の心の中をグルグルと暗い影が駆け巡っていった。

 「奥さん、アンタのマンコ最高に気持ちよかったぜ!これはその例だ。取っときな!」

 ブチッ!ブチブチブチブチ!!

 「ぎひいいいい!!」

 堪らずフレデリカは高い悲鳴を上げた。そして男の指の間には数本の縮れた金褐色の太い毛は挟まっていた。男は事もあろうに彼女の金褐色の陰毛に手を掛け、力いっぱい引き抜いたのである。

 「痛い…痛い…」

 夫以外の肉棒で汚された秘腔からは愛液と精液が混ざり合った残滓がブクブクと泡を立てながら吹きこぼれ、陰毛を抜かれた恥毛の丘は薄っすらと血がにじみズキズキと鈍痛が伝わってきた。彼女は陰毛を引きちぎられる痛みに耐え切れず瞳に涙を浮かべながらオウエツを上げていた

 「はははは…ちょっと抜きすぎたか。まあこれは弾除けのお守りにしてやるから、あり難く思いな、奥さん。」

 そう笑いながら装甲擲弾兵の男はいつの間にか入れ替わり違う男がフレデリカに挑みかかった。

 「初めまして奥さん、私の名は…」

 "何バカな事言ってるんだ!後ろがつかえてるんだぞ!!"

 男に向かって罵声が飛んだ…

 「うるせえ!オレはオマエらサルと違ってロマンチストでムード派なんだよ!!」

 そう言って男は自分の高尚さをアピールしようとしたがフレデリカにとっては前の男と変わりない嫌悪の対象でしかなかった。ナルシストの男は結局前の男と変わらず真っ先にフレデリカの膣腔に自分の肉棒を挿入した。

 先ほどの乱暴なピストン運動で傷ついた膣腔に再びズキズキする痛みが湧き上がった。

 ずにゅ!ずにゅ!ずにゅ!ずにゅ!!ずぷ!ずぷ!ずぷ!ずぷ!ジュブ!ジュブ!ジュブ!ジュブ!!

 「奥さん、確かにココはあんまり使い込んで得ないみたいだな。まるで処女みたいだぜ。」

 男はフレデリカの膣具合の良さに満足し更に腰を振った。彼女の体内で肉棒は蠢き、膣壁をこすり続け、秘所から愛液が吹きこぼれる。

 「ヒィ!ヒィ!ヒィ!ヒィ!ヒィ!ハアアアアアアア〜〜〜〜はふう〜〜〜」

 彼女は言葉にならない短い悲鳴を上げながら激しい陵辱に耐え忍ぼうとした。だが強姦のショックは気丈な彼女から少しずつ体力と精神力を奪っていき意識は朦朧としていった。

 「ぶちゅうううううう〜〜〜〜〜〜ジュルルルルルルルル〜〜〜〜〜〜…べちゃべちゃ…」

 男が突然彼女の唇を吸い始めた。本人のロマンチズムを誇示するつもりなのか自分の唇をフレデリカの唇と重ね下を入れてきた。彼女の口の中は男の唾液にまみれ、下でネチコク舐めまわされた。重なり合った唇から粘っこい唾液が糸を引いてこぼれながらも男は長い下で新妻のキスの味を堪能した。

 だがフレデリカには夫以外の唇の味など嫌悪の対象以外の何者でもなく、喉の奥から湧き上がる強烈な吐気に耐え忍んだ。

 まだ順番待ちの一人の男が罵った。

 「オイ!早くしろよ!いつまで一人で楽しんでるんだ!」

 男がこらえ性の無い声で殺気立ちながら自分の逸物を両手でシゴキながら叫んだ。ソレを聴いたフレデリカの上に覆い被さる男も反撃の罵声を浴びせようとした時、レンネンカンプが二人の間に割って入った。

 「まあまあ、ココで仲間同士喧嘩しても何も生み出さないじゃないか。ここで一つ私の提案なのだが…」

 レンネンカンプ上級大将はローエングラム公の宿将の一人らしく冷静で明快な命令を穏やかな口調で若い兵士たちに与えた。男たちは上級大将の言葉に感銘し機敏に動き始めた。男と繋がったフレデリカを天地逆に引っ繰り返したのである。繋がった男がフレデリカの下になりちょうど騎乗位の形でフレデリカはうつ伏せになって男の胸板に覆い被さった。レンネンカンプの戦場で鍛え上げられたゴツゴツと太い指先がフレデリカの白い透き通るような二つの臀丘に伸びた。指の厚い皮が柔らかな尻肉に吸い付いたかと思うと尻肉の谷間に滑り込み尻の割れ目を一気に割り開いた!

 中年の男によってフレデリカの無数のシワが放射線状に集まったセピア色の菊座が数人の男たちの目の前に露になった。

 「ヒッ!」

 彼女は夫にすら見せた事の無い不浄の穴を白昼にさらけ出され羞恥と驚きを込めた短い悲鳴を上げた。だがレンネンカンプはそんな彼女を無視して若い兵士たちに向かって叫んだ。

 「さあ!これでこっちの穴を使えば同時に二人の人間がお嬢さんの味を楽しめるぞ。やりたい者は早い者勝ちでやってしまいたまえ!」

 男たちは我らの上級大将の智謀を歓喜の声でたたえ猛然とフレデリカの白い尻に飛び掛った。

 一人の男が彼女の白い尻を鷲掴みにした。彼女にとって肛門視姦よりもさらに恐ろしい恥辱が待ち構えていた。尻を掴んだ男は自分の指に唾液をまぶして彼女の肛門に情け容赦なく突っ込んだ。

 ズブ!ズブブブブブブブブブブブ!!グリュグリュグリュ!

 彼女の柔らかな菊肉は節くれだった太い指にかき回された。

 「!!!!!!!!」

 彼女は悲鳴にならない絶叫を上げた。今まで排泄器官としか考えた事の無い汚らわしい穴を男の指でかき回されているのである。

 グリュグリュグリュ!グリグリグリグリ!ジュボ!ジュボ!ジュボ!

 「よ〜くほぐしておかんと後で使いモンにならんと困るからな!」

 男はそういいながら腸液を噴出すフレデリカの肛門を指でほぐしていった。

 「所で奥さん、こっちは処女か?」

 「はあ…やめて…そんな所…汚いから…弄らないで…」

 最初の内は激しく頭をイヤイヤと振りながら抵抗したものの、淑女としての貞操観念を根こそぎ踏みにじられ、かき回されるムズムズした痒いような痛いような感触が尻の中心から伝わってくるたびにフレデリカの抵抗力は影をひそめていき肛門を弛緩していった。

 肛門が弛緩したことを確認すると尻を掴んでいた男は自分の逸物を彼女の肛門にゆっくりとあてがった。

 ずぶっ!ズブズブズブズブズ!!!!

 ゆっつくりゆっくり彼女の腸内に肉棒がめり込んでいく。肛門の放射線状のシワは伸びきり閉じていた穴は徐々に広がっていった。

 「あああ…くああああああああ…」

 フレデリカは肛門が押し広げられる感触を感じ取り、ヘイゼルの瞳の瞳孔を開きながら肛門を掘られる苦しみに翻弄されていた。

 肉棒が肛門にぴっちりと収まり、広げられた肛門は痛々しい姿を見せていた。そして肛門の下には別の男の肉棒に貫かれた、新妻の陰腔があった。下で寝そべった男も上に覆い被さった男も同時に動き始めた。

 ブシュ!ブシュ!ズゴズゴ!ジュシュ!…ゴリゴリゴリゴリ!!

 今まで体験した事の無いレデリカを襲った。膣腔を下から突き上げられ、肛門をえぐられる。夫とのセックスでは到底想像できない被虐が行われ、情け容赦ない二穴責めで彼女の膣腔と直腸は焼け火鉢のような二本の熱い肉棒が内臓の皮一枚を隔てて交互に動き続けることによって内臓が掻きむしられるような痛みに翻弄された。

 ごりゅごりゅごりゅ!ぶしゅ!ズゴズゴズゴズゴ!!ズシュ!ズシュ!ズシュ!

 「ふぎゅ…ヒギィ!はぐあああ〜〜〜〜、ヒギュ!ヒギュ!ヒギュ!ヒギュ!」

 ヘイゼルの瞳に涙を浮かべ美しい顔をしかめながら、フレデリカの均整のとれたしなやかで美しい肢体は鋼のような肉体の男二人に挟まれながら薄暗い地下室の中で妖しい光を放っていた。吸い付くような白い肌には玉のような脂汗が浮かび、滑らかな背中の曲線は膣腔と肛門を貫かれるたび弓なりにしなり、その動きは周りを囲む男たちの加虐心を掻き立てた。

 「マンコとケツを同時に広げられてるんだ。気持ちいいだろ奥さん!旦那のチンポどっちが好い?」

 下から突き上げる男の言葉に彼女は自我を呼び戻した。彼女の頭の中に優しく微笑む夫の姿がよぎった。

 「いやあああ!!あの人の…あの人の事を思い出させないでぇ〜」

 フレデリカは望まざるとは言え自分の不貞に対し重い罪悪感が心を包んだ。

 "夫は他の男に抱かれた自分を許してくれるだろうか…それ以前に夫に合わせる顔が無い"

 暗く沈んだ彼女の前にレンネンカンプが歩み寄った。彼は何故か満面の笑みを浮かべながら、二穴責めに苦しむ彼女の顔の前に寄って語りかけた。

 「フフフフフ…お嬢さん…私は貴女に感謝しなければなりませんね。」

 「っうう…」

 彼女の痛みにゆがめる美しい顔を持ち上げ言葉を続けた。

 「見て下さい!貴女の濡れ場を見て久しぶりに私の逸物が立ち上がったのですよ!あははは…もう立たないかと思っていたのに!」

 小躍りするレンネンカンプの言う通りズボンからはみ出した逸物は硬さを取り戻し反り繰り返っていた。だが上級大将の喜ぶ声は内臓を二本の肉棒でかき回される新妻の耳には届かない…レンネンカンプは彼女の顎を右手でこじ開け、自分の逸物を彼女の鼻先に押し当てた。

 「く…臭い…」

 彼女は逸物から放たれるアンモニア臭い汚臭を無理やりかがされた。

 「さあ、お嬢さん。私のムスコをその可愛らしいオクチでナメナメしてもらいましょうか!」

 「そんな事…出来るわけが…」

 「では仕方ありませんね…」

 そう言うとレンネンカンプはフレデリカの無理やり広げられた口に自分の逸物を突っ込んだ!

 「もがぁ!…うぷっ!うぐぅ!むぐぐぐぐぐぐ…」

 フレデリカの口の中に入れられた肉棒からは小便と汗の臭いの混じった何とも形容しがたい味と独特の硬さと汚辱感がかもし出され、彼女の喉の奥まで達し、口腔をいっぱいに塞いだ。

 「うぐううううう…」

 何もしゃべれない彼女は口いっぱいに汚らしい肉棒を頬張った為、喉の奥から酸っぱいオウド感がこみ上げてきた。だが喉の奥はレンネンカンプの逸物で塞がれ、吐く事も出来ない。

 「では行きますよ!」

 レンネンカンプのその言葉で彼女の体中の主だった穴を塞ぐ肉棒が呼吸を合わせるように同時に動き出した。

 「じゅぼ!じゅぼ!じゅぼ!じゅぼ!じゅぶ!ぐちゅ!ずぶ!ずぶ!じゅぼ!ずぶ!」

 フレデリカのまだ使い慣れていない膣腔はまだピンク色の中身のヒダをはみ出させながらも容赦なくグチュグチュにかき回され、アナルは腫れ上がり腸壁はメクレあがっていた。そして彼女の口は油の乗った中年の肉棒によって初めて犯されていた。

 「あなた…」

 フレデリカは何度も消えうせようとする精神の灯火を夫の顔を浮かべて守り続けた。人並み以上に強靭で理性的な精神力を持つ彼女であっても、もしヤン・ウェンリーの存在が無ければとうの昔に男たちの陵辱の前に屈していた事は間違いなかった。

 「!!」

 最初に彼女の体内に精液を放ったのはフレデリカの肛門を犯し続けた男だった。彼女の白い尻を鷲掴みにしながら揉み解して熱い精液を彼女の腸内に垂れ流した。そしてそれと同時に今度は彼女の下で必死に腰を突き上げた男が彼女の子宮で自分の欲望をブチマケタ。

 ドクドクと流れ込む白く濁った液体は彼女の体内の奥ふかくまで染み渡っていった。彼らの思考の中には彼女が妊娠する事など一片も無かった。

 「ははははは!二人とも先に出しよったか!どうれ私もイかせてもらおうか!それもっと舌を絡ませんか!」

 そう言うと上級大将はフレデリカの口を犯しつづける肉棒を小刻みに動かした。ジュポジュポと音を立てながら彼女の薄い唇はよだれを拭きこぼし白い顎は外れる瞬間まで酷使された。フェラチオが初体験の彼女に舌を絡ませるような技術があろうはずも無い。だがお構いなしにレンネンカンプは腰の動きを更に加速させた。そして

 「うぐううう!!!」

 どぴゅ!!どぴゅ!どぶ!どくどく…

 フレデリカの口の中で熱い精液がほとばしった。中年男の精液は黄色く濁り鼻につく臭いを放ちながら新妻の喉の奥に注がれた。中年の男はドロドロとした液体を強引に飲みまされる新妻の顔を眺めた。知性あふれる美しい面差しに肉棒が突き入れられたその姿は、恐ろしく卑猥だった。

 レンネンカンプは素早く彼女の口から肉棒を引き抜き、数ヶ月ぶりに解き放たれる精液をフレデリカの美しい面差しにかけまくった。

 精液を顔射され、フレデリカの白い顔に男の濁った体液が浴びせられ糸を引きながら汚していった。

 「ううう…」

 彼女は汚された汚濁感と屈辱感に翻弄され、瞳に涙を浮かべながら眉を八の字にしかめ、レンネンカンプにゆって行われる顔カケに耐えた。

 レンネンカンプは彼女に語りかけた。

 「どうです、お嬢さん。あのペテン師ではココまで気持ちよくなれないでしょう。ではさっきの質問に答えて頂きましょうか?」

 フレデリカは頭をうな垂れながらボソボソと小さな声で呟いた…

 「おや?何と言いました?」

 小さな声で聞き取れないためレンネンカンプはフレデリカの口元に耳を傾けて聞き入った。

 フレデリカは先ほどと同じ言葉を囁いた…

 「汚ねえヘナチン出して悦んでるんじゃネェ!このインポオヤジのチキン野郎!」

 理性と知性があふれる彼女の口から出たとは信じられないあまりにも下劣な言葉で愚弄された帝国高等弁務官は、怒りのあまり顔を真っ赤に紅潮させた。礼儀作法に厳しい父親に淑女として育てられたとは言え、不良中年で構成された第十三艦隊の元副官の彼女もこれくらいの事は言えるのである。

 「この売女!夫婦そろってワシを愚弄しおって!生きてココから出られると思うなよ!」

 そう言うと中年男は声を荒上げながら地下室から出て行ってしまった。彼女から受けたカウンターが思いのほか効いたのだ。

 プライドを傷つけられレンネンカンプが部屋から出て行くと未だ新妻の柔肌を味わっていない兵士たちがわれ先に挑みかかった。

 「このアマァ!大将閣下にとんでもネエ口聞きやがって!」

 「こりゃじっくりオシオキしなきゃな!」

 男たちは口々に口汚く彼女を罵り、しかし顔は薄気味悪い笑みを浮かべながら再びフレデリカを犯し始めた。陵辱が続き、改めて三つ穴責めを受けながらもフレデリカは混沌とする意識の中、膣腔と肛門から伝わる痛みに耐えつつ口の中で何度も同じ言葉を呟いた…

 「…あなた…どうかご無事で…きっとお迎えに上がります…」

 

 その後彼女がどのような経緯でヤン・ウェンリーを救出したかは一切不明である。フレデリカ・グリーンヒル・ヤンが帝国軍に拉致、監禁されたと言う記録は帝国、同盟いずれにも存在しない。当事者の一人であるレンネンカンプ上級大将はその後、元第十三艦隊の残党である「薔薇の騎士」連隊によって誘拐されそのあげく自殺する。そしてフレデリカの拉致に関わったと思われた装甲擲弾兵はレンネンカンプ誘拐の際に奇襲をかけた「薔薇の騎士」連隊との激しい戦闘によって全滅する事になる。

 彼女の足取りは結局、この一連の事件で最大の謎として永遠に闇に葬られる事となった。

 結果的に真実は全て彼女の胸の中に収められたのである…。

 

 終

 


解説

 今回、なぜフレデリカさんネタを書いたのかと言うと、現在発売中の道原かつみ表紙の文庫版「銀河英雄伝説 飛翔篇 上巻」の中表紙のヤンさんに寄り添いながら幸せそうに微笑むエプロン姿のフレデリカさんの初々しい笑顔に完全にヤラレテしまった為です。あ〜俺も結婚したい…

 「だったらヤンとフレデリカの純愛モノ書けよ!」

 とおっしゃる方も居られると思いますが、う〜ん…ぶっちゃけて言いますとヤンさんのHって淡白そうじゃないですか…(汗)

 別にヤンさんをド変態のムッツリスケベにしてしまえばそれで良いのですが…まあそう言う理由です(笑)。銀英伝ネタはまあ珍しい方だと思います。ネタもあと二つほどありますが…どうしましょう?あと銀英伝は度を越してまじめなファンがいっぱい居られるようなので、コギトさん一緒に責任とって下さいね(笑)

 次回は予定では桃色戦車さんのリクエスト「サイバーフォーミュラー」(これも女性ファンが多いヤツだな…)の菅生あすかちゃん陵辱です。まあ仕込みは進んでますので期待せずに待っていてくださいマセ。

 


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