私は21歳以上です。

 

秘術、筒枯らし!(くの一の隠れ里、召人の儀)

作:魔隣さん 

とっぷりと日が暮れて辺りが闇に包まれた頃、代官所からそう遠くない山間に

立てられた隠れ屋の中に、黒装束に身を包んだ怪しい影が走り込んだ。

その身ごなしは素早く、余程気を付けて見ていなければ、常人の目には止ま

らないだろう。驚くほど軽い身ごなしを見せる影は、ひっそりと建つ屋敷の中

に入ると忽然とその姿を消した。

そしてどこからともなく、静寂を破って女の声が、蝋燭の炎に照らされたほの

暗い部屋に響く

「お館様…蘭に御座います」

姿は見えない……だが、お館様と呼ばれた精悍な顔の男は、驚きもせずに

受け応える。

「首尾は?」

「ご下知の通り、仕留めて参りました」

「密書は手に入れたであろうな!」

「はっ…これに」

良く通る女の声がそう答えると、蝋燭の炎が大きくゆらめいた。いつの間に

現れたのか、その全身を黒装束に包んだ女忍者が血塗れの密書を両手

に捧げ持って、目の前に座った男に差し出す

鍛え上げた逞しい体躯を持った男。彼は服部半蔵率いる伊賀忍群の一人

であった。

名を幻竜斎という。密書を手渡し目の前で平伏している蘭をはじめ、百合、

楓、桔梗という四人の女忍者を束ねる上忍である。

いずれも若く美しい彼女達は、あらゆる武術はもとより火薬の扱いや手裏剣

の扱い・・・そして様々な薬草毒草の知識にも秀でていた

しかし、いくら修行に励もうと、彼女達は下忍と呼ばれ、その一生を幻竜斎

のような上忍に仕えなければならぬ、という運命を背負っているのだった。

「うむ、よかろう……蘭、今宵は腰が抜けるほどに可愛がってやろう」

「はっ…ははぁっ!有り難き仰せ。蘭は幸せ者に御座います」

血塗れの密書の中身を確かめた後、蝋燭の炎にかざして灰にすると、幻竜

斎は無表情のまま蘭に夜伽を命じた…。

無事に役目を果たした女忍にとって、お館様との睦み合いは何よりの褒美

である。平伏したまま礼の言葉を発した蘭の声は、心なしか嬉しそうだ。

「寝所へ参れ。楓達も待っておる」

そう言い残し、幻竜斎の姿が消え失せると、蝋燭の炎が再び大きく揺れて

フッとかき消えた…。

くの一と呼ばれる女忍…特に伊賀のくの一は、性術(しょうじゅつ)すなわち

鍛え抜いた女陰(ほと)を武器とする、恐るべき技を持った女達だった。

そんな女忍者四人の飼い主として、この幻竜斎という男は、人並み外れた

精力と女泣かせの逸物で君臨しているのである

 

 

「…ぶっ、ぶちゅ…ちゅっ……ちゅばっ」

一糸纏わぬ姿になった蘭が、逞しくそそり勃った怒張をしゃぶり抜く…。

その顔にはこれが欲しくてたまらなかったという表情が浮かんでいる。先ほど

忍び装束で平伏していた時と同じ女忍とは、とても思えない変貌ぶりだった。

「あはぁ〜…お館様ぁ……」

「ふふふっ、相変わらず淫乱な娘よのう。これでは嫁の貰い手も見つかる

まいて」

「んっ、んぐぅっ…じゅるる……じゅっ、じゅぽっ!」

蘭の口唇奉仕はいよいよ熱を帯び、極太の肉竿が完全に視界から消えては

見え隠れする。

仁王立ちになった幻竜斎の両足にすがるような体勢で、卑猥な音を立てなが

らしゃぶり続けていた蘭は、しばし口唇奉仕を中断すると湯気の立つ肉竿を

さも愛おし気にうっとりと見つめた。

見とれながら、ベロ〜と根本から舐め上げ、お館様の目に視線を合わせ亀頭

のくびれに舌を巻き付ける。

そのとろんとした目は、発情しきった牝そのものだ…。再び極太の肉竿を喉の

最奥まで銜え込むと、垂れ袋をやわやわと揉みだした

「お館様、失礼致しまする。あむッ……ちゅッ…」

頃合いと見て、蘭と同じ”子飼いのくの一”である百合が、幻竜斎の菊穴に吸

い付いてグリグリと舌をねじ込んでゆく…。

「うう〜むっ」

「…あはぁ〜素敵ぃ、お館様ぁ…もう蘭は…蘭は、たまりませぬぅ」

前後の急所を同時に責められて、さしもの幻竜斎も快感に酔ったように呻き

声を上げた。

その途端、30歳とは思えぬほどに反り返っていた逸物が、さらに硬くさらに

太くなり蘭を狂喜させる

「はぁんっ……い、いいッ…」

命懸けのお役目をやり遂げたご褒美だ…。今宵はお館様の肉竿を、自分

一人が独占できるとあって、蘭は早くも鼻を鳴らしその見事な逸物を自らの

女陰に招き入れた。喜びの喘ぎを漏らし、己の飼い主と唇を重ねる蘭。

濡れそぼった蜜壺の位置を合わせる為に、つま先立ちで抱き付いて、ゆら

ゆらと蠢く蘭の尻を、楓がピシャリと打ち据える

「もう…蘭ったら、がっつくんじゃないよ。まだ卵の用意も出来てないってのに」

「またお情けを頂く前に、白目剥いて昇天しちゃうわよ」

 

 

小さな桶に鶏卵の白身を取り分けていた桔梗が、殻の半分に入れた黄身を

両手に持って、恭しく幻竜斎に差し出した。

これから朝まで睦み合う為に、卵の黄身を呑んで精力を補うのだ

寝所で全裸になっている女忍は蘭のみで、他の三人は忍び装束のままである。

彼女達は今宵、蘭を思う存分に楽しませてやる為の、まぐわい介添え役なのだ

乱暴に髪を掴み、嫉妬混じりに黄身を呑ませてやるも、蘭は卑猥に笑いながら

流れ落ちてくる黄身にゴクリと喉を鳴らす。

餌を待つ雛鳥のように、大きく口を開いているだけで良い。なんとも贅沢な身分

だった…。

「くふぅ〜っ…か、楓ぇ…も、もっと……奥…奥まで」

桶に取り分けた卵白を指に塗りたくり、蘭の菊穴を弄っていた楓がズブリと差し

挿れる。たちまち蘭の上げる嬌声が、艶ッぽい音色になってきた。

同じく卵白を両手にまぶした桔梗が、背後から蘭の乳房を揉み上げてやる

幻竜斎の背後では、百合が尻肉を左右に押し広げ、お館様の菊穴を舐め続

けている。

「あおぉっ……おっ…おおッ…おひっ……いひぃ〜っ…」

小半時もすると蘭の上げるよがり声が、いよいよ切羽詰まってきた。

傍目には、片足立ちで幻竜斎の逸物を女陰に受け入れているだけに見えるが、

楓が菊穴に差し挿れた二本の指で、直腸越しに膣壁を擦り上げているのだ

加えて桔梗が、卵白の滑りを利用して、絞り上げた乳房の先端を弄っている。

惚けた顔の蘭が、濃厚な接吻を求め幻竜斎に抱きついた

「んふぅ〜…んっ…んっ……んっふうぅ…」

能面のような顔で、蘭の菊穴を弄り続けていた楓が、”お館様、そろそろ気を

遣らせまする”と告げた刹那、蘭の全身がビクビクと痙攣した。

「んっ!……むぐッ…んぐぅぅぅ〜〜っ…」

女陰から溢れ出した大量の愛液が、ツツゥ〜っと太腿を伝って垂れ落ちる

衆道好みの蘭は、この様に菊穴を弄られながら法悦郷に浸るのがお気に入り

なのだ

介添え役の女忍達にしても、それぞれに一風変わった性癖を持っていた。

例えば百合は、お館様の魔羅で女陰を抉られながら、九尾の鞭で尻を打たれ

たり、絹針を乳首に突き立てられる…というやり方を好み、楓はまぐわいの最中

に淫語で罵られるのを好む…。桔梗に至っては、伊賀の隠れ里に伝わる女悦

膏という、麻薬にも似た秘薬を使わねば満足出来ない身体だった。

「お館様どうぞ、精をお付け下さいませ」

「ほら蘭、次は私が掘ってやるんだから、さっさと呑みな」

「はぁ……はぁ……あはぁ〜……んふっ、ゴクッ!」

卵の殻に入れた黄身を、再び恭しく幻竜斎に差し出す桔梗。夜はまだ長い…

お館様の菊穴に奉仕していた百合が、先ほど楓がやったように蘭の後ろ髪を

グイッと引いて、忌々しげに黄身を呑ませてやる。

彼女達にしてみれば、いくらお役目を果たし手柄を立てたからといって、蘭の

上げる嬌声が悔しくてならなかった。

猿顔の醜男が信長に宛てた密書など、大して価値のあるものとは思えない…。

取るに足らぬ手柄なのに、どうして蘭の衆道趣味に付き合ってやらねばならぬ

のか?お館様は今宵の睦み合いに、張り型を用意しておけと申された。恐らく

今夜は、蘭を徹底的に楽しませてやるつもりに違いない

 

 

「あぁ〜…あはぁ〜〜っ…いっ…いぃッ、いいっ…」

「どうだ蘭、気持ち良いか?そろそろ極楽浄土が見えて来たであろう」

「はっ…はひぃ…ひっ…ひぃぃッ、いひ〜ぃ!!」

寝所でのまぐわいが始まって、既に二時(4時間)が過ぎていた。

まるで幼児に小便をさせるように、背後から両膝を抱えられた蘭が、息も絶え

絶えによがり泣いている。幻竜斎の肉竿で菊門を貫かれ、ゆさゆさと上下に揺

られるたびに、背徳の快美感が直腸から背筋に走り抜けるのだ。

豪快に広げられた股間では、桔梗の操る張り型がとろけ切った女陰を翻弄し、

たわわに実った両乳の頂点を百合が甘噛みしている。

くの一の隠れ里で性術の奥義を究めた筈の蘭が、為す術も無くよがり泣くほど

に、いつ果てるとも知れぬ壮絶な色責めだった。

気を遣りそうになると激しい揺さぶりが緩やかに変わり、女陰を出入りしていた

張り型も、ピタリとその動きを止める。今や夜具は蘭の女陰から溢れ出した愛

液に濡れそぼり、寝所にはむせ返るような淫臭が漂っていた

幾度となく蘭を絶頂寸前に追い上げながら、幻竜斎はまだ一度も精を放って

おらず、悠々と菊門への出し入れを続けている

「ふっ、ふふふ……邪鬼丸よ、いつまで覗いておるつもりだ」

「…えっ!」

「あひぃ〜っ……いくっ!…いくぅ〜〜ッ!」

無様に両足を広げられた蘭が、その裸身をガクガクと震わせながら喜悦の叫

びを放つ。程なくして幻竜斎の放ったドロリと濃い白濁液が、深々と貫かれた

菊門から溢れて垂れ落ちた

「へへっ、お師匠様にはかなわねぇな。何でもお見通しって訳か」

「あまり良い趣味とは言えんぞ・・・それで何用だ?」

「喰えねぇ奴だぜ、あの籐吉朗って野郎はよ。密書を2通用意してやがった」

邪鬼丸と呼ばれた若者は、そう言って蘭が奪ってきた物と同じ密書を差し出

して見せる。確かにそれは同じ文面だった

「な、何よ!邪鬼丸ったら、ずっと覗いてたのね」

「非道いじゃない!この好き者が」

事の成り行きに呆然としていた百合と桔梗だが、まだ少年の面影を残す若者

に、一部始終を覗かれていたと知ってまくし立てる。

お館様との睦み合いに夢中だった蘭はともかくとして、自分達までがその気配

すら読めなかったとは不愉快極まりない

「ハッ!」

「おおっと、危ねぇ…。そんなに怒んなよぉ」

突如、ものも言わずに栗形を手にした楓が襲いかかった。常人ならば、避ける

暇もなく凶刃に倒されたであろう。

しかしこの無粋な侵入者は、苦もなく栗形を躱したばかりか、二の腕を逆手に

取って捻り上げた

「くっ・・」

「やめぬか楓!邪鬼丸も手を引けい」

一喝されて、一触即発だった女忍と若者が互いに争うのを止める。

しかし女忍たちはこの邪鬼丸が気に喰わないらしく、一様に嫌悪の籠もった

目で睨みつけていた

「ふん、困った奴らだ。それで邪鬼丸よ、何が望みだ・・・」

「決まってるじゃねぇか、お師匠様。雲雀を召し抱えたいんだよ」

「やはりな…どうあっても里の試練に挑みたい…か?」

「ああ決まってるだろ、雲雀は俺の女にする。他の奴には渡さねぇっ!」

 

 

年内に完結させるハズだったんですが、絶望的に進んでません

とりあえず序章という事で投稿しますね

肝心の逆レイプシ−ンはいつになるやら。


       
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