私は21歳以上です。



ある土曜日の放課後(その3)

                        作:星朗さん

「アハハハハッ!浩太、泣いてるよぉ!」
「うそぉ!?うわっ、かわいそ〜。」
「ウソつけ、そんなこと全然思ってないくせに(笑)」
「そんなことないよぉ。私だったら絶対ヤだもん。」
「ま、しょうがないンじゃん?私のことふった訳だし。」
「それもそうだけど〜・・・・・」
「じゃ、やめる?」
「ううん、やる(笑)!!」
彼女達の言葉を聞いて、僕は恐怖した。
「なんだよ!まだなんかする気かよ!!もういいだろ!?」
すると加奈子が僕を見下ろしながら笑って言った。
「ざ〜んね〜ん(笑)、いまからアンタを解剖するのよ。どう?楽しみになったで
しょ(笑)?」
「か・・・解剖って、どうする気だよ!」
「ん〜・・・解剖っていうか、身体測定?」
「ハハ!そうね。私たちで、アンタの記録をつけてあげるからね。」
そう言うと、素子がどこからか記録用のボードと鉛筆を取り出し、香苗が定規や巻尺
を用意した。
「さ!それじゃあ記録会、始めよっか?」
「浩太ぁ、頑張っていい記録を出すんだよ(笑)」
こうして、僕の記録会が始まった。

「じゃ、まずはチン長からいってみよ〜(笑)」
そう言いながら、加奈子がゴムの手袋をポケットから引っ張り出す。
「じゃあ美穂ぉ、コイツのチンチン引っ張っちゃって。」
「え〜〜っ!?私がやるのぉ?・・・・・ヤダなぁ・・・・・。加奈子ちゃんがやり
なよ。」
「私だってこんなの触るの嫌だもん。じゃあ素子やんない?」
「私は記録してるし。」
「じゃあいいわ、私がやるから。手袋貸して。」
「さっすがかおる!頼りになるわ〜(笑)。」
かおるは手早くゴム手袋をはめると、包茎の僕の亀頭を摘まみ軽く上に引っ張った。
「香苗ぇ〜、早く測っちゃってぇ〜。気持ちワルイ〜(笑)」
「はいはい。けど絶対に動かさないでよ!私は手袋してないんだから(笑)」
「浩太ぁ、動いたら写真バラ撒くからね。わかった?」
こう言われては、僕は動くわけにはいかなかった。
いまの彼女たちに逆らっては、確かにばら撒かれるだろう。
香苗は定規を僕のおちんちんに添え、長さを測りだした。
ヒヤッとした定規の感覚が伝わり、ピクリと僕のおちんちんが動く。
「きゃ〜、かわい〜!!」
「そう?素子って変わってるわね(笑)」
「えっとね、大体5cmってところね。」
「了解。“通常時は5cm”・・・・と。」
「浩太ぁ、アンタのチンチン、5cmだって(笑)。こんなもんよ、こんなもん。」
加奈子が僕に、自分の指でサイズを示しながらいった。
「5cmっていったら私の親指くらいよ(爆)」
美穂が僕の目を見て笑う。
「どう?自分で測ったことないでしょ(笑)。今日はしっかり測ってあげるからね
(笑)」
香苗と素子が僕を見下ろす。
かおるはまだ僕のおちんちんを摘まんだままだった。
その手から僕には、まだまだ記録会が始まったばかりだということが伝わった。

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