私は21歳以上です。


エスニック

女だらけのリンチ
  


その部屋は壁といわず天井といわず全てがピンク色に染めあげられており、中央にはデンと大型のダブルベッドが置かれていた。両手と両足を四隅のフレームにしっかりと固定され、しかも下着すらもはぎとられ一糸まとわぬ姿のまま、拘束されているのが現在のボクの置かれている状況だった。
 
もうすぐボクに恨みをもつ女たちによるリンチが始まろうとしている。それは男にとって耐えがいほどに屈辱的で、しかもあまりにも淫らな通称「女だらけのリンチ」といわれているものだ。逃げ出せるのなら何としても逃げ出したかった。しかし今のボクにはもうどうすることもできない。手足を縛りつけている拘束具はビクともしないのだ。

ベルの音と共にドアが開いた。絶望のあまりボクは悲鳴をあげた。いよいよ刑が執行されるのだ。ゾロゾロと何人もの女たちが部屋の中に入ってきた。一人、二人、三人……、次々と入ってきては彼の椅子の周囲をとり囲んだ。女たちがまとうピンクや黄色の薄布を通して、胸の谷間やピンクの乳房が透けて見える。部屋中が女たちの発散するエネルギーで淫らに染められていく。

「あっあの…本当に始めるんですか…」僕は恐る恐る尋ねてみた。女たちは一斉に目を見合わせてた。「何寝ぼけたこといってんのよ。ここまできて、今更許してもらおうなんて考えが甘いわよ」。「そうよ今日こそ私たち女の恐ろしさをしっかりと味わうといいわ」。「自分が男に生まれてきことを後悔するぐらいに、たっぷりと可愛がってあげるわよ」。女たちの目には、なんとも淫らで残酷な表情が浮かんでいた。

「それじゃ始めましょうか」。ユカリの手が僕のペニスへと伸びた。「あっ…」。いやだ勃起したくない。ボクは腰を振り精一杯の抵抗を試みてみた。一度勃起したが最後、彼女たちが簡単には解放してくれる筈がないのだ。しかし絶対絶命の状況下で彼女の指先は巧妙にボクのペニスを手中に収めるとヤワヤワと刺激を開始した。

むくむくっ。こんな異常な状況だというのに、僕のペニスはいきなり膨脹を始めだしてしまった。全く受け身のままでしかない僕にいったいどんな抵抗の手段があるというのだ。部屋の中には女たちの体臭が充満しており、目の前では何十人もの魅惑的な裸を見せつけられているのだ。ボクのペニスはまるで条件反射のように、ユカリの手の動きに忠実だった。

あっという間に天を向いてそそり立ったものを見て、女たちは満足の声を上げた。「偉いわね、もうこんなに大きくしちゃってるワ」。「うふっ、おいしそうっ」。女たちの勝手な声を聞きながら、ボクはいよいよ絶望的な状況が始まってしったことを覚ったのだ。「やっぱりイヤだ、助けてください、何でもしま…うぷっ、ふがっ……」。

ボクの叫びは左右から押しつけられた豊かなバストによって、封じこめられてしまった。「それじゃ覚悟はいいわね」。女たちを代表して桂子が僕を見おろしながら、刑の執行を宣言した。

「アナタは今までさんざん私たちをオモチャにしてきたわよね。今日はその報いとして、私たちがあんたの身体をオモチャとして使わせてもらうの。当然オモチャなんだからあなたは使われるだけ。ただそこでジット私たちがあなたのペニスを使って遊んでいるのを耐えていなくちゃならないのよ。わかるわよね」。

「でも初めのうちは決して苦痛じゃないと思うわよ。だってみんな、あなた好みのとびきりの美人ぞろいだし、それにあなたもエッチが大好きだもんね」。 一斉に女たちから笑い声がまき起こった。

 「いやだ、許してください」。無駄とは知りながらもボクは、縛りつけられた手足を精一杯動かして最後の抵抗を試みた。しかし両手両足の拘束具はビクともしない。「往生際が悪いわね。いまさら後悔しても遅いのよ。ここまできて、後戻りなんて出来ると思ってるの?。じゃあそろそろ、女の恐ろしさをたっぷりと味わってもらうわよ」。こうしてついに絶望的な女だらけのリンチが開始されたのだ。

両側の二人が豊かなバストを顔に押しつけてくる。ぷにゅうっ、くにゅっ、甘い体臭と柔らかい乳房の中に埋もれ、僕は今にも窒息してしまいそうだった。さらにもう一人の女はさらに女性自身を押しつけてきた。割れ目は淫らにうごめき愛液をにじみだしながら、一直線に僕の鼻を押しつぶし、上からのみこもうと蠢めいた。

周りを取り囲んでいる女たちからクスクスと笑いがもれる。抵抗の自由すら奪われたボクを見下ろしながら、女たちの手がボクの体中を這いまわる。あまりのくすぐったさにボクは声をあげ身悶えた。さらにたった1本しかないペニスには何人もの女達の手が群がり、刺烈な奪い合いが始まっていた。身動きのできない僕にとっては、ただ彼女たちのされるがままだ。拒むこともできずどんどん興奮させられていった。

「あっだめっ……」。情けない声を上げてボクの分身から元気よく最初の白液が噴き出した。「あら早いっ」。「ふふっいっぱい出しちゃって」。「よっぽど我慢できなかったかしらね」。女達は顔を見合わせ、少しづつ位置を代えると、再び僕の周りに群がりだした。
「本当にもう勘弁してくださいよ」。女たちの誰もがもう僕の声など聞いていない。今の彼女達にとって、僕は意志のない人形であり、ペニスを持った生身の(悲鳴をあげて悶え苦しむ)ダッチボーイなのだ。女たちは僕の下半身に顔を寄せあい、そして順番にペニスをしゃぶり始めたのだ。

「先は長いわよ。我慢できるだけ我慢しないととても身体がもたないからね」。「もっともっと気持ち良くしてあげるわっ」。順番が待てない女たちは、僕の身体を使ってオナニーを始める始末だ。

あんっあはっ、くちゃくちゃ、ちゅぽちゅぽ、んんーっぷはっ、なんとも卑らしく淫らな音が部屋中を支配し、僕の身体は何人もの女たちによって埋め尽くされていた。女の肉の海の中で僕の全身は彼女たちによっていいように翻弄されていた。

手も足も誰のものともしれない性器や乳房を刺激する道具として酷使され、唇には舌が侵入し、ペニスはいつのまにか誰かの女性自身に呑込まれ無限の快感地獄の中へと陥とされていた。そう、まさにこれこそが女だらけのリンチなのだ。

追い詰められた僕がこの環境下で、我慢し続けることなんか絶対に不可能だった。あっあっ、はくううーっ……。情けない声をあげて再び、今度は柔らかい誰のものともしれない女肉の中へと噴き上げてしまった。

 「ふふっ、いっぱい出したわね」。「そんじゃ次よ、次は誰にする?」。勝手なことばかり言っている。「あの…ぼくもうっ…」。しかし女たちはまたポジションを変えると、息をつく暇も与えず、またまた僕に迫ってくるのだ。

 顔といい手足といい僕の全身が再び何人もの女達の乳房や舌などによって覆い尽くされ、そしてすぐに僕のものも熱い肉の壺に包まれてしまった。このリンチが始まる前に飲まされた薬のせいなのか、こんな状況下だというのに、僕のペニスは萎えることなく何度でも噴出を繰り返した。
 
 リンチが開始それてから、どれぐらいの時間が経過したのだろう。ある程度の覚悟はしていたものの、これは本当に想像以上の拷問だった。身動きひとつできない状態で、淫乱
な女たちに一方的に犯されるということが、こんなにも過酷だったとは・・・。

 僕が泣こうがわめこうが気絶をしようが、彼女たちはおかまいなしに、僕の身体を貪欲に貪り続けた。とにかく女たちの欲望には底がないのだ。しかも今回はそんな相手が一人や二人ではなく、十何人もが束になって僕を責め続けるているのだ。

 とうに下半身の感覚は薄れていた。もはや手足のロープを解かれたところで、自力で逃げることすら出来ないだろう。しかし女達のリンチは手を休めるどころか、さらに激しくなる一方だった。「助けてくれ。もう女なんて二度とこりごりだ」。次々と襲いかかってくる女体に、ただ一方的に犯されながら、僕は意識を失った。
 
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